2006年07月18日

新作DVD情報「ナイト・オブ・ザ・スカイ」

ナイト・オブ・ザ・スカイ俳優、ブノワ・マジメルをご存知だろうか。「ピアニスト」で01年のカンヌ主演男優賞を受賞し、柳楽優弥が「誰も知らない」で、最年少記録を大幅に塗り替えるまでの記録保持者だった。彼が「Taxi」で名を馳せたジェラール・ピレス監督の「ナイト・オブ・ザ・スカイ」に出演している。脚本はカーレース映画「ミシェル・ヴァイヨン」を書いたジル・マランソン。内容は「トップガン」(トム・クルーズ主演)を思わせる航空アクションだが、この映画は「ミシェル・ヴァイヨン」同様、フランスのティーンのあいだで絶大な人気を誇っていたコミックが原作。ちなみに原作のタイトルは「タンギーとラヴェルデュールの冒険」。

やはりこの映画の売りは何と言っても、何機もの航空機がアクロバティックに織り成す戦闘シーン。CGの使用は極力排され、「ミラージュ2000」に4台のカメラが持ち込まれた。プロデューサーのエリック・アルトメイヤーは、3D方式による映像やヴァーチャル画面などの技術が「ハリウッド映画を決定的に堕落させた」(公式サイト)と言っている。自ら飛行機を操縦する監督のピレスも、戦闘機映画の代名詞でもあったトップガンを「本当に空を飛んだことのないやつらが作った映画」と一蹴(CUT 2005年3月号)。さらには、911以降の複雑な国際情勢も反映され、エスプリに富んだ台詞や登場人物たちの心理描写の細かさもフランス映画ならではの味わい。

ピレスは、アクション映画はフランスのメディアに長いあいだ冷遇され、とりわけインテリや知識階級に無視されてきた、とインタビューで苦々しく述べている。しかし、「Taxi」がすべてを変えた。メディアや評論家よりも、観客の絶大な支持をとりつけ、フランス映画の制作環境をがらりと変えたと言う。

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posted by cyberbloom at 00:00 | パリ | Comment(0) | TrackBack(1) | フランス映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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映画『ナイト・オブ・ザ・スカイ』(ジェラール・ピレス監督)★★
Excerpt: >映画『ナイト・オブ・ザ・スカイ』(ジェラール・ピレス監督)★★ う――――ん、何と言おうか、、、 あれだ、目指せトップガン!!で、リアルに作ろうとして、 そのままなし崩し..
Weblog: AI-z「出田直正(nao)の一日。」
Tracked: 2006-08-15 23:30
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