■フランスのドビルパン前首相(56)が、12年の大統領選を視野に事実上の選挙活動を始めている。ドビルパン氏は、同じ保守派の政敵・サルコジ大統領の 収賄疑惑を捏造(ねつぞう)した疑いで公判中だが、一部の世論調査では支持率は57%で、大統領の38%を上回る。ドビルパン氏の地方遊説に同行し、「復権」の可能性を探った。
■パリから電車で東に3時間。スイス国境に近い仏東部オト・ソーヌ県。先月、林業が盛んなこの地方の町を訪れたドビルパン前首相は、従業員約40人の製材 工場を視察した。工場長の説明に「不況の影響は?」などと質問。従業員には手を差し伸べて握手するなど、日本の政治家の「地元回り」を見るようだ。「話に耳を傾けてくれ、誠実な印象です。大統領選では(彼に)投票します」。工場の女性はそう話した。午後は地元の牧場に足を向けた。ドビルパン氏は搾りたての牛乳を試飲し、報道陣に「こんなにおいしいミルクは初めてだろう」と笑顔を見せた。トラクターに乗ったり、子羊を抱いたりもした。
■「私が現場を訪れるのは、(サルコジ政権に届かず)忘れ去られた声があふれているからだ」。ドビルパン氏は約2週間後、今度は同じ仏東部の都市ディジョンを訪れ、中小企業の経営者の前で力説した。「首相時代の私の重要課題は、雇用創設や赤字削減を目指す行政改革だった。今の政権は(改革を続けずイスラム教徒の女性がかぶる)ブルカのような問題を 持ち出し、国民の不満の矛先をそらそうとしているのだ」
■ドビルパン氏は「私の政治的闘いは、サルコジ氏との確執とは無関係だ」と述べるが、ブルカに対する全面禁止法の制定を目指すサルコジ大統領への痛烈な批 判であることは疑問の余地がない。両氏は前回07年の大統領選で、保守派の指名争いを巡って激しく対立した。フランスの台湾への軍艦売却に絡み、サルコジ大統領(当時は閣僚)が「手数料」を授受したという架空リストに列挙されたという収賄疑惑捏造事件で、ドビルパン氏は08年までに虚偽告発共犯罪などで起訴された。今年1月の1審判決で無罪となったが、検察当局は控訴。これに対しドビルパン氏は「(控訴は)大統領の差し金によるものだ」と反発したが、この控訴がドビルパン氏にとって逆に追い風となった。実際に「政敵のサルコジ大統領が検察に控訴を働きかけた」との疑惑が浮上したからだ。
■控訴後の世論調査で43%がドビルパン氏の立場を支持。「支持しない」の35%を上回った。しかも4月の世論調査では65%がサルコジ氏の大統領再選を「望ましくない」と回答。「大統領が出馬しない場合の保守候補」として、ドビルパン氏はフィヨン現首相(33%)に次いで、31%の高支持を獲得した。ドビルパン氏は正式な出馬表明こそしていないが、3月に「信念の実現のため」として新党旗揚げを表明した。だが、視察先のディジョンで地元有力者 (43)は「ドビルパン氏はサルコジ大統領に比べて強固な組織がなく、国会議員の支持も少ない。選挙は厳しい戦いになる」と指摘した。一方でサルコジ大統領は最近、大統領選への出馬意向を示唆。年内に予定されるドビルパン氏の控訴審の行方など不確定要素はあるが、保守派内で再び前回選挙の再現が起きる可能性がある。
(5月29日、毎日新聞)
『アデル』のヒロイン降臨!新たなミューズ、ルイーズ・ブルゴワン
■ルイーズ・ブルゴワン。この女優の名前を是非覚えてもらいたい。現在、フランスの若手女優のなかでも抜群の人気を誇る1人である。1981年11月28日 生まれ、ブルターニュ地方のヴァンヌ出身だ。彼女の肩書きは、もちろんActrice(女優)だが、それだけにとどまらない。コメディエンヌ(※日本でいうお笑い芸人とはニュアンスが異なる)、ファッションモデル、テレビ番組の司会者などなどだ。
■2004年に美術大学を卒業したルイーズは、あるテレビ番組の娯楽コーナーを担当していたが、2006年に転機が訪れる。有料テレビチャンネル “CANAL PLUS”で、毎夜放送される“LE GRAND JOURNAL”の<Miss Meteo>(ミス天気予報)に大抜擢されたのだ。2008年6月までの間、ルイーズはここで才能をいかんなく発揮する。もともと美人なうえに、当意即妙かつ才知に長けたトークと、観客を沸かせる見事なセンスでたちまち人気者へ。ルイーズのエンタテインメント性はファッションにも象徴された。毎夜、趣向を 凝らしたコスチュームに身を包み、彼女が登場すると、観客はヒートアップ! 拍手喝采で彼女を迎え、彼女はユニークなパフォーマンスでそれに応える。そしてスタンディングオベーションまでもが起きるほどの超人気コーナーとなった。このルイーズのお天気予報を見なければ眠れないという“ルイーズ中毒者続出”である。また、ミス天気予報を卒業するまで、一度たりとも同じコスチュームはなく、独特のヘアスタイルやメイクも話題を呼んだ。瞬く間にフランス中を虜にしたルイーズは、早口の辛口瞬間書評や政治風刺コント(大物政治家や芸能人のものまね)もするなど、コメディエンヌの才能も備えていた。
■そして2008年8月に『La Fille de Monaco』で待望のスクリーンデビューを果たす。同作で2009年のセザール賞有望若手女優にもノミネートされた。2009年『Le Petit Nicolas』、2010年『Blanc comme neige』(3作とも原題。日本未公開)と着実にステップアップし、遂に女優として初主演の座を射止めるのだ。それが本国で4/14に公開された 『Les aventures extraordinaires d'Adele BLANC-SEC』(邦題『アデル ファラオと復活の秘薬』)である。監督のリュック・ベッソンはこう語る。「異色のお天気お姉さん時代からルイーズには注目していたんだ。様々なキャラクターを巧みに演じわけられるのが彼女の魅力。それは稀な才能で、次から次に変装するアデルという役にまさにうってつけだった。ルイーズに会ってすぐに、私 はアデルが見つかったと確信したんだ」。新たなミューズの誕生である。リュック・ベッソンに見初められたミューズのその後は。『ニキータ』(91)のアンヌ・パリロー、『レオン』(95)のナタリー・ポートマン、『フィフス・エレメント』(97)のミラ・ジョヴォヴィッチを見れば自ずとわかるというもの。
(5月28日、Movie Walker)
★上の動画はフランスのテレビに出演中のルイーズ。後半のカーラ・ブルーニ(大統領夫人)のモノマネに爆笑!
★ジャン・サルコジ(大統領の息子)のモノマネもある。すぐにお父さんに電話をする(笑)。これは難易度高いか。この回のゲストが凄い。ベッソンとトラボルタ。
□Jean Sarkozy par Louise Bourgoin
英、ルイ・ヴィトンの2種類の紙媒体の広告を禁止―誤解を招くとして
■英広告規制局(ASA)は26日、機械も併用して製作されているバッグが全くの手作りであると消費者を勘違いさせる可能性があるとして、フラン スの高級ブランド、ルイ・ヴィトンの2種類の紙媒体の広告の使用を禁止した。この広告は 針と糸を使ってバッグの持ち手を縫う女性を描いたもので、ASAはこれを見た消費者がルイ・ヴィトンのバッグがすべて手縫いで作られていると解釈する可能性があると判断した。このため広告は事実に則さなければならないとするASAの規約に違反しており、消費者を惑わすと指摘した。
■同社は直ちにこの広告を回収しなければならない。この広告は広告大手の英WPP傘下のオグルヴィ・アンド・メイザーが制作し、昨年11月から世界各国で 使用されていた。ASAの広報担当者によると、同じ広告キャンペーンで作られた3種目の広告については異論がないという。
■LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下のルイ・ヴィトンは、製造過程を明確にするよう求める当局の要請に従うと発表した。同社は、今回の当局の判断 が、同社商品がどのくらい手作りなのかをASAに証明する文書が不十分だったことに基づくものであり、同社の製品が手作りか否かに基づくものではなかった と明らかにした。また問題の広告の期間は数週間前に終わっているとした。
■歴史や信頼性を強調するという高級ブランドの広告のトレンドは、金融危機後に表面化した。イタリアのファッションブランド、グッチは2月、1953年に フィレンツェの工房で撮影した白黒写真を使った印刷広告キャンペーンを行った。専門家は消費者が新たなブランドよりも永続的だと考え、ヴィトンやグッチ、 エルメスといった深く根を下ろした伝統のあるブランドを好むようになっていると指摘している。4カ月にわたる当局による調査の間、ヴィトンは一部の商品の製造やミシンの使用について、段階を追って説明した資料を提出した。しかし、製造過程のうち どの程度が手作りなのかについて明らかにしなかったことで、広告が消費者を惑わすとの結論に至ったと当局は説明した。
(5月28日、WSJ)
パリの「巨大農場」プロジェクト、NY進出も視野に
■農業に対する市民の意識を高めようとフランスのパリ中心部を「巨大な農場」へと変身させたチームが、海外でも同様のイベントを開催することを視野に入れている。イベント発案者が24日、地元のラジオで明かした。シャンゼリゼ通りでは23─24日、国内の35歳未満の若手農業関係者約5万5000人で作る組合が、長さ約1キロ、サッカーのグラウンド6面分の広さ はに、ラベンダーの花から家畜に至るまでさまざまな農産物を展示した。
■同イベントを発案したギャド・ウェイル氏は、フランス・インフォに対し「われわれはこのイベントをニューヨーク、イスタンブール、ベルリンなどの都市にも持ち込みたい」と抱負を語った。
(5月25日、ロイター)
□5月23日と24日のシャンゼリゼでの模様
火山国の日本、地熱エネルギーの先駆者に 米環境学者
■米国の著名な環境学者で米アース・ポリシー研究所(Earth Policy Institute) 所長のレスター・ブラウン(Lester Brown)氏は26日、「火山国である日本は、 地熱エネルギー開発で世界をリードすべきだ」と呼びかけた。ブラウン氏は都内の日本外国特派員協会(Foreign Correspondents' Club of Japan、FCCJ)で記者会見し、米国や中国にとっての風力エネルギー同様に、日本も地熱 を自国のエネルギー経済の中心に据えるべきだと語った。
■また、ブラウン氏は先進国の中に地熱エネルギー分野で突出した国がないことを強調し、日本が全力で地熱エネルギー開発に取り組めば、二酸化炭素排出の削 減だけでなく、同分野において世界の主導権を握ることができると説明した。さらに、インドネシア、フィリピンや南米のチリ、ペルー、コロンビアなど断層帯にある国々では地熱エネルギー技術への需要が高まっていることを指摘。日 本の強み生かして国際舞台の中心に踊り出る絶好の機会だと力説した。
■日本は温泉を観光に生かしているが、エネルギー資源のなかで地熱エネルギーが占める割合はわずか0.3%。依然としてエネルギー源の多くを原油輸入などに依存している。
(5月26日、AFP)
★TF1より。コロンビアのエコロジー系の大統領候補がとんでもない人物らしい。哲学者&数学者で、講演を聴かない学生に対してこれしか方法がなかったと、ズボンを下ろしてお尻を見せるパフォーマンスをして即刻大学を首になった。その後、奇抜なパフォーマンスがうけて、ボゴダの市長に。市民から「教授」と呼ばれ、頭が切れるが、とにかく変わり者らしい。これは新たな「哲人政治」なのか。コンピュータとネットの時代には、社会を方向付けるテクノロジー=アーキテクチャーを理解する理系的センスと社会の全体性を把握できる文系的センスの両方が求められるが、それにパフォーマティブな能力が付け加われば言うことはない。そのうち日本にも噂が広がる人物だろう。
【動画ニュース】http://utun.jp/m8Y/
★commented by cyberbloom
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