2009年02月08日

週刊フランス情報 2 - 8 FEVRIER

BRUTUS (ブルータス) 2009年 2/15号:特集「みんなで農業」
BRUTUS (ブルータス) 2009年 2/15号 [雑誌]■内容:佐藤可士和が提唱する「おいしいエンターテインメント農業」、国分太一が実践する自宅でもできるDASH村、名シェフが作るおいしい野菜スペシャリテ、女子も農業、他/How To NOGYO ベランダから始める農業入門-難易度別ベランダ農業カレンダー、入門・ベランダ農業、建築家のベランダ農業、もっと農業!レベル別体験ガイド
★BRUTUSが「みんなで農業」とか言うと非常に胡散臭く、農業はそんなに甘いもんじゃないという声が聞えそうだが、ファッションではなく、自分の食料を確保するという現実的な意味でこれから農業が非常に重要になることは間違いない。ちょっと前まで食料品の値段が上がり続け、インフレ時代の到来かと思われていたが、金融危機のおかげで一転してデフレに逆戻りしそうな気配。しかし長期的には食料の需給が逼迫し、再び食糧危機が表面化することは避けられないだろう。
★数年前、ベランダで家庭菜園に挑戦したが、ほぼ全滅。トマトひとつと、オクラを数個収穫しただけだった。小さい頃から家庭菜園の鬼だった祖父の手伝いをして、土いじりは好きなのだが、露地栽培とは違ってベランダ栽培はやはり難しい。もっとも、根本的な原因はいい加減にやっていたからなのだが。
★農業は食べ物を作るだけでなく、人的なネットワークを作り、地域の再生を図るという重要な役割も果す。未来学者のアルビン・トフラーが使うプロシューマー prosumer (生産者producer+消費者consumer)という言葉がある(「生産消費者の時代」参照)。消費者が生産に加わることを意味し、具体的には企業がインターネットを使って消費者から製品のアイデアを吸い上げるマーケティング的な行為を指しているが、知らない人が作ったものを受動的に消費するのではなく、生産に積極的に関わっていく生き方やライフスタイルにこそ使われるべき言葉だろう。
★食べ物は食べる人の身体そのものを作り、何を食べているかで、その人の生き方がわかるくらい、人間にとって最もベーシックな行為である。それは何よりもコミュニケーションの行為であるはずなのだが、いつまでも「消費者」という定位置から抜け出せない現代人の食の風景は非常に寒々しくなっている。
★もうすぐバレンタインデーだが、オーガニックやフェアトレードのチョコレートなんかを送ると、もうひとつのメッセージが付け加わっていいかもしれない。これなんてどうでしょう。あまり詳しくないので、詳しい方情報下さい。
People Tree - Fairtrade Valentine

『皇帝ペンギン』の次は、きつねと少女の物語
■アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門受賞作『皇帝ペンギン』の世界的大ヒットで、一躍有名になったリュック・ジャケ監督初の長編フィクション(仏タイトルは、Le renard et l'enfant )。モンブランを臨む山岳地帯で育ったリュック監督自身の実体験をベースに、野生のきつねと少女の触れ合いを描く。ドキュメンタリーの名手ならではの視点で、森の動物たちの姿や大自然の四季を活写。単なる感動ドラマにとどまらない、温かくもほろ苦いクライマックスまで目が離せない。
(2月5日、シネマトゥデイ)
★「皇帝ペンギン」では厳しい自然の中で延々と繰り返される生の営みの「業」のようなものを見せ付けられた。卵を落として割ってしまった親ペンギンの表情が悲しすぎた。新作でも別の形で美しい自然が映し出されている。フランス版の予告編をどうぞ↓↓



ドイツ軍部隊のフランス駐留を受け入れ、第2次大戦後初
■ニコラ・サルコジ仏大統領とアンゲラ・メルケル独首相は4日、仏ルモンド紙で共同声明を発表し、ドイツ軍部隊をフランス国内に駐留させる方針を明らかにした。ドイツ軍がフランスに駐留するのは第2次世界大戦後、初めて。両首脳は「フランスはドイツ軍部隊を領土内に恒久的に受け入れる」とした上で、両国の友好関係にとって「この新たな一歩には歴史的重要性がある」と強調している。
■駐留規模は数百人程度で、1989年に創設された仏独両軍でつくる合同旅団に配属される予定。同旅団は現在、フランス軍2300人とドイツ軍2800人で構成され、ドイツ南西部に駐屯している。両首脳は今週末にドイツ・ミュンヘンで開催される安全保障会議で会談し、駐留場所などの詳細を発表するとみられる。
(2月5日、AFP)

人気の仏外相に公私混同疑惑=側近企業が高額報酬得る−暴露本
Kouchner01.jpg■医師出身で人道援助活動に長く携わり、フランスで最も人気がある政治家といわれるクシュネル外相(69)が、アフリカで公私混同の活動をしたり、米国の利益を優先したりしたとする暴露本が4日発売され、仏政界を巻き込んだ騒ぎに発展している。
■「Kによる世界」と題する同書は、ジャーナリストのピエール・ペアン氏が執筆。それによると、クシュネル氏は2002年から外相に就く07年まで、アフリカ中部のガボンとコンゴ共和国の健康保険制度改革に個人的に関与。計460万ユーロ(約5億3000万円)に上る報酬が、側近らの経営するコンサルタント企業2社に支払われたとされる。しかし、同氏は当時、フランスの国際医療協力の公益法人理事長も務めていたため、公私混同の「利益相反」行為に当たる可能性があるという。 
(2月5日、時事通信)

元仏代表テュラム氏が政権入り「断った」
■昨夏現役引退した元フランス代表DFリリアン・テュラム氏(37)が、昨年12月にサルコジ政権入りを断っていたことを明らかにした。ルモンド紙のインタビューで「私はサルコジ大統領とジェアン書記長と会談した。人種問題の大臣になるよう私に提案してきたが、明白な理由から断った」と話した。テュラム氏は移民で05、07年に当時内務大臣だったサルコジ大統領の人種差別発言を批判している。
(2月5日、日刊スポーツ)

【動画】芸術品のようなシューズ、注目のデザイナーMai Lamore
2月4日 AFP】ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)』でサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)扮するキャリー・ブラッドショー(Carrie Bradshaw)が履いたことにより一躍有名になったシューズデザイナーMai Lamore。彼女は幼い頃からシューズに魅了され、今まで情熱を注いできた。自然からインスパイアされるデザインをもとに、職人たちが仕上げたクチュールシューズには、羽、クリスタル、ゴールドらをあしらわれ、まるで芸術品のようだ。クリエーションについて、デザイナーのLamoreが語った。

山内一弘氏死去、フランスで野球指導も
■プロ野球の毎日、大毎(現ロッテ)阪神などで強打者として活躍し、ロッテと中日で監督を務めた山内一弘氏が都内の病院で死去していたことが5日、分かった。シュート打ちの名人で2度の本塁打王、4度の打点王、1度の首位打者に輝いた。現役通算2271安打、396本塁打、1286打点で昭和生まれで初めて2000安打を放った。指導にも熱心で「(やめられない、とまらない)かっぱえびせん」との異名をとった。
■フランス代表監督だった吉田義男氏は、94年の約6カ月間、臨時打撃コーチとして山内氏を現地に招いた当時を思い出して言った。「遠征先のイタリアから帰る汽車の中で、フランス語を話せない山さんが、ずっと身ぶり手ぶりでフランス人にバッティング技術を教え続けるじゃないですか。パリに到着するまでですよ。その熱心さに、フランス人選手もいつの間にか耳を傾けていたのは驚きでした」。「かっぱえびせん」山内氏には国境など関係なかった。
★かつてドラゴンズファンだったので山内さんの名前は懐かしい。ムッシュの下でフランス・ナショナルチームのコーチをしていたことがあったとは知らなかった。




★commented by cyberbloom

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posted by cyberbloom at 11:43 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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