2015年08月10日

フランス国立図書館でエディット・ピアフ展

エディット・ピアフ生誕100年に際し、この夏(8月23日まで)フランス国立図書館で大規模な彼女をテーマとした展覧会が開かれています。現存する多数の音源、写真、ポスターや手紙をもとに、この20世紀の偉大な歌声をよみがえらせようという企画です。

エディット・ピアフエディット・ピアフは20世紀フランスの最も有名な歌い手の1人。愛と悲劇的な運命をテーマとする歌で彼女に勝る歌い手はいないでしょう。映画「愛の讃歌」では彼女の波乱万丈の人生を、マリオン・コティヤールが見事に再現していました。このエディット・ピアフ展は、フランス国立図書館の所蔵する未刊行資料によって、さらに彼女の人生を掘り下げてみようという企画です。

この展覧会では、どのように大道芸人の娘が国民のシンボルになったのか、彼女が歌と恋人たちによって、すべての愛の形と色合いを、最も悲劇的なものから最も幸福に満ちたものまで、また最も従属的なものから最も自由なものまで、どのように演じているのか、発見できるでしょう。

1915年パリ生まれ、キャバレーの歌手であったエディット・ガションは「私の兵隊さん」などの政治的かつ愛国的な歌で、第二次世界大戦中に有名になり、「国民の娘」と呼ばれるようになります。彼女の声の響きや現実的な歌詞、愛と孤独と欲望を表現したメランコリックなタイトルは注目の的になりました。

ファンからの手紙を読むとどれだけ彼女が人々にとって身近な存在であったかわかります。あるファンは彼女に対する賛嘆を叫び、あるファンは大胆にも彼女に金銭的な援助を求めました。1961年に300万フランを貸して欲しいとピアフに懇願したデストラ夫人や、出獄後にやり直すため援助を願い出た無名の男などがいました。

ピアフ展の展示物は、エディット・ピアフのデビューから今日までの数々の壮挙を我々の前に蘇らせてくれます。エディット・ピアフは1963年に亡くなっていますが、彼女のフェイスブックには現在も78万5000人のファンが名を連ねています。

先ほど挙げた ’Mon légionnaire’ はピアフの代表的なレパートリーになっていますが、légionnaire とは外人部隊の兵士のことです。ミステリアスな外人部隊の兵士に恋をして、一夜をともにした女の歌です。この歌にはセルジュ・ゲーンズブールのファンク版のカバーがあります(1987年のアルバム:"You're Under Arrest" に収録)。ゲンスブールは歌詞を変えずに歌っており、彼が歌うことでホモセクシャルな意味合いを帯びることになります。それにしても今聞いても色褪せない斬新さです。

EXPPSITION PIAF Bibliotheque Nationale de France
Serge Gainsbourg - Mon Légionnaire(via youtube)
Edith Piaf - Mon Légionnaire(via youtube)

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2015年08月04日

週刊フランス情報 27 JUILLET - 2 AOUT

仏アレバ、原子炉事業の経営権を売却へ−フランス電力に(bloomberg):フランスの原子力企業アレバ は、原子炉事業の経営権をフランス電力(EDF)に売却することで合意した。残るウラン鉱山・燃料処理事業向けの資金調達を視野に、増資を来年実施する計画だ。同社は2017年までの資金調達ニーズ70億ユーロ(約9500億円)を満たすため、アレバNP部門の少なくとも 75%を20億ユーロで売却することを目指している。さらに4億ユーロ相当の資産売却のほか、支出削減と資金運用改善も進める方針という。
超高層タワー計画でパリの景観論争が再燃(newsweek):パリ中心部での超高層タワー建設計画が42年ぶりに許可。「トゥール・トリアングル」は180mの規制ぎりぎりの高さ。多くの人が、再びパリ市民の間で景観論争が勃発すると見ている。
フランスのバカンスで大騒動 サウジアラビア国王(テレ朝):サウジアラビアの国王御一行様は何と1000人。南フランスのビーチを独占して大変な騒動になっている。…そういえば5月に中国企業の全社員6400人でニース旅行というのもあったね。
「費用オーバーに税金使えない」ボストン、24年五輪招致断念 (AFP):「市民の完勝」と現地誌。広く歓迎された2012年のロンドン大会でさえ大幅な費用増加。オリンピックは経済効果のためにリスクを取る価値はない、という研究結果も。★…ル・モンドでも紹介。 「オリンピックをやめて、よりよい学校を、より安全な町」をというプラカードは説得力がある。日本で新国立競技場の膨大な予算に揺れているだけに。2024年はパリが名乗りを上げて本命視されている。http://bit.ly/1D4Zess

MODE
英歌手J・バーキンさん、エルメスのわに革バッグ=バーキン・クロコから「自分の名前を外して」(AFP):「私の名を冠したエルメスのハンドバッグを製造する過程で殺処分されるクロコダイルへの残酷な処置を知るに至った」
エルメス、特に日本での売上が好調 一人勝ちの理由(newsphere):日本で売上が伸びた理由は、日本の景気回復……ではなく中国人観光客。今まで中国本土からの観光客が目的地として真っ先に香港を選んでいたのが、最近では日本が好まれるようになったからだと見られている。昨今の好みはハデ好みからシブ好みに移行しているようで、時代を謳歌したグッチやルイ・ヴィトンが一時の勢いを失っているのはそのためのようだ。

奇人たちの晩餐会 HDリマスター版(続・死ぬまでにこれは観ろ!) [Blu-ray]ゲンスブールと女たち(続・死ぬまでにこれは観ろ!) [Blu-ray]メルシィ!人生 HDリマスター版(続・死ぬまでにこれは観ろ!) [Blu-ray]

CINEMA
パリの冴えない30代男の日常と恋描く『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』(CINRA):11月公開。ボルドーの美術大学を卒業し、定職に就けずに親友と冴えない毎日を過ごしている30代の青年アルマンの恋や、周辺の人々との日常が描かれる。
「続・死ぬまでにこれは観ろ!」でフランス映画のDVDが続々再発売(amazon):『奇人たちの晩餐会』(HDリマスター版Blu-ray)、『ゲンスブールと女たち』(Blu-ray)、『メルシィ!人生』(HDリマスター版Blu-ray)など。

ART
仏アルビで草間彌生展、水玉のオブッセッション(culturebox):草間さんは86歳。ファンの撮影にも気軽にこたえていらっしゃるようだ。ところでアルビと言えば、中世の異端宗派として知られるカタリ派の別名、アルビジョワ派で知られている。
ゴッホがオーヴェル=シュル=オワーズで亡くなって125年(動画 culturebox):ゴッホ目当てに村には年間20万人が訪れる。記念の年である今年はゴッホの人生において重要だった場所で美術展が開催。★…一度行きましたが良い所。
Un été d'expositions à Paris=今年の夏のパリの美術展(culturebox):Le design italien au Musée d'Orsay, la peinture congolaise à la Fondation Cartier, l'architecture humaine de Lucien et Simone Kroll à la Cité de l'architecture, exposition en plein air à Versailles avec Anish Kapoor ou voyage en pays inca au Quai Branly, un petit panorama des expositions à voir cet été à Paris.

行ってはいけない世界遺産いないも同然だった男クサマトリックス/草間弥生

LIVRES
『いないも同然だった男』パトリス・ルコント著(amazon):7月15日発売。「だれにも見えない男」は、愛を伝えるため、自分の存在を証明するため、英仏海峡を泳いで渡ることを決意するが…。映画界の巨匠ルコントならではの、ちょっと間抜けで哀感に満ちたふしぎな物語。
こんな人は、モン・サン=ミシェルに行ってはいけない(Newsweek):「見どころ」と「コストパフォーマンス」をもとに世界遺産をぶった切った、これまでになかったガイドブックより。

MUSIQUE
ニール・ヤングが新作でモンサントほか巨大企業を痛烈批判、その内容とは(webdice):「コーヒーは飲みたいが遺伝子組換食品は嫌だ」ニュー・アルバムの歌詞対訳掲載。スターバックス・コーヒーの商品をボイコットすべきだという声明も去年発表。

ザ・モンサント・イヤーズ(DVD付)
ニール・ヤング+プロミス・オブ・ザ・リアル
ワーナーミュージック・ジャパン (2015-07-29)
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VOYAGE
プロから見て、新幹線には大きな欠点がある ネットを通じた予約が世界の常識!(東洋経済) … 仏のTGV、日本から席を予約して向こうで引き換えれるが。日によってプルミエールクラスが安く出てていたりするのでお得。
“歴史的”訪日客が出国者を逆転、上半期914万人 京都は2年連続世界一の観光都市に(newsphere) 米旅行誌『Travel+Leisure』の読者投票による「魅力的な観光都市」年間ランキングに、京都が2年連続で1位に。


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タグ:映画 音楽 政治
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2015年08月02日

『木村伊兵衛のパリ ポケット版』 朝日新聞出版

1950年代の中頃、渡航は夢のまた夢という時にパリに足を踏み入れた木村伊兵衛がカラーフィルムで撮影した街の姿。外遊の気負いも興奮もどこかにうっちゃって、東京の下町を着流しで歩くように街を歩き回り出会い頭に切り取った、お、という瞬間は、静かでおだやかな明るさに満ちている。パリ祭のようなハレの日の写真もあるものの、大半は街のいつもの暮らしのひとこま。屋台の店先。商家のおかみさん。若くない、逢い引きする二人。路上の子供たち。しかし一枚一枚ながめているとなんとなく心和むのである。古き良き時代へのノスタルジアのせいではない。前向きにいい気持ちになるのだ。

1月7日のパリでのあの事件以来怒濤のように押し寄せた一連の出来事が、この写真のかもし出す雰囲気を求めさせているのかもしれない。信じるものがちがっても、この一冊が記録した街と人々のおだやかさ、明るさは誰しもが大事にしたいのではないだろうか。夕暮れのパリの空の美しい色には何年も前にギャラリーで見た時もときめかされたけれど、この2015年2月に、手に載るサイズの本で見ると、なおいっそう心がふるえる。

GOYAAKOD

木村伊兵衛のパリ ポケット版
木村伊兵衛
朝日新聞出版 (2014-12-19)
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タグ:パリ
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2015年07月31日

「これ、どう訳しますか?」

フランス語会話や作文の授業を担当していると、ときどき、「これ、どう訳しますか?」という学生の質問に窮することがある。もちろん、僕のフランス語の知識が不足していることが最大の原因だが、それだけではなく、「日本語にはあってもフランス語にはない語彙」があるからだ。それは、日本とフランスの風習の違いによる。いくつか例を挙げてみよう。

1)「兄は社会人です。」
「社会人」とは、「実社会で活動している人」を意味する。では、学生は「実社会」に参加していないのか、という疑問が頭をよぎるが、要するに「社会人」とは、「自分で生計を立てている人」のことだろう。フランス語では、このような包括的な言い方は一般的ではない。そこで授業では、salarié(給料生活者)、fonctionnaire(公務員)、commerçant(自営業者)など、より具体的な職種を述べるように指導している。

2)「先輩の影響で」
フランスに留学して新鮮に感じたことの一つが、「年齢の違う人を ami と呼べる」ということだった。年上でも年下でも、tu で話し、bise をしたりする。日本語では、上級生は「先輩」、下級生は「後輩」となり、会社に入っても、入社年度による区分がある。同じ職階でも、入社年度が早い人は「会社の先輩」と呼び、丁寧語の対象となる。逆に言えば、ami と「友達」の意味範囲は、じつは一致しないということになる。

3)「鍋パーティーやりました」
複数の人間で一つの鍋を囲む、という食べ方をフランス人はあまりしない。似たものとして fondue が挙げられるが、あれはスイスに近いサヴォワ地方の家庭料理で、パーティーの主役になることはなさそうだ。少なくとも、一般的にフランスの学生同士がフォンデュを囲んで集まる、という風景は考えにくい。そういえば、フランス人が好む apéro というのも、日本ではなじみのない習慣で、日本語に訳しにくい。あえて言えば、「ちょっと一杯」?

こうした翻訳の難しさは、もちろん文化的背景の違いによる。外国語を話すということが、どこか窮屈なのは、自分が本来持っている文化をうまく入れることができないところがあるからだ。だからと言って、「社会人」や「先輩」といった概念を知らなかったかのように、つまりフランス人のように話すというのは、どこか芝居がかっている。外国人らしく話す、というのは、まさに僕たちノン=ネイティブの権利なのだから、「先輩と鍋パした」と簡単に言えないもどかしさとともに、フランス語を話していけばいいのだ。そうでなければ、フランス語圏でないところでフランス語を話すことは、ことごとく「本場の模倣」になり、どこまでいっても「ネイティブにかなわない」という話に終始してしまう。それではつまらない。


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タグ:フランス語
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2015年07月29日

週刊フランス情報 13 - 26 JUILLET

フランス、原発依存率を50%に下げ エネ政策転換 法案可決(東京新聞) 現在の依存率75%を2025年までに50%へ引き下げるエネルギー転換法案を可決した。既に上院で可決しており、法案は国会を通過した。
リリー=ローズ、16歳で「シャネル」の顔に(画像)(huffpost):ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘。サングラスやメガネのキャンペーン広告に。ラガーフェルドが自ら、リリー=ローズを真珠のアイウェア・コレクションの顔に選ぶ。
ギリシア問題の本質は、「南」が経済だけでなく 思想、ライフスタイルすべてで「北」に敗北したということ(ZAI):“北のヨーロッパ”は北欧やベネルクス三国のことで、それにアイスランドやスイスなどが加わる。これらの国はどこも1人あたりGDPが高く、福祉が充実していて、国連の「幸福度報告書」で上位の常連になっている。そしてこの「幸福な国々」は、ギリシアに対してきわめてきびしい態度をとる国でもある。

ふらんす 2015年 08 月号 [雑誌]そらいろ男爵フランス人ママ記者、東京で子育てする

LIVRES
新刊:『ふらんす』2015年 08 月号(白水社):フレンチブルーム&ムートンによる好評連載中!今月のテーマは「子供に学ぶ仏語学習のヒント」…「同じように外国語を学ぶときも、音から入ることはとても大事です。子供は、手持ちの少ない言葉で、間違いを親に直してもらいながら、トライ&エラーで一生懸命リアクションします。そのうち、文法を教わるわけでもないのに、文をきちんと組み立てるようになります」…
新刊:『そらいろ男爵』ジル・ボム (著), ティエリー・デデュー (イラスト) (amazon):7月17日発売。2014年第1次大戦開始100年を記念して刊行され、フランスで児童書に贈られるサンテグジュペリ賞を受賞。
新刊『フランス人ママ記者、東京で子育てする』西村・プぺ・カリン(amazon):7月25日発売。夫のじゃんぽーる西さんも『モンプチ 嫁はフランス人』 を7月8日に発売。

CINEMA
クマとネズミの友情を水彩画タッチで描き出す、フランスの長編アニメが8月に公開(ナタリー):長編アニメーション「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」が8月22日より東京のシアター・イメージフォーラムほかにて公開。「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」は、ベルギー出身の絵本作家ガブリエル・バンサンの代表作「くまのアーネストおじさん」シリーズを映画化したもの。大きくて無愛想なクマ、アーネストおじさんと小さなネズミの女の子セレスティーヌの奇妙な出会いや彼らの友情、冒険を水彩画のような淡いタッチで描き出す。
アメリカ人監督マーク・オズボーンによる映画『星の王子様』、フランスで水曜から公開(culturebox):C’est l’événement cinématographique de l’été. "Le Petit Prince" sort en salles ce mercredi. Cette adaptation du célèbre conte d’Antoine de Saint-Exupéry par le réalisateur américain Mark Osborne est un mélange de fantaisie et de poésie.
フランソワ・オゾン監督の最新作『彼は秘密の女ともだち』の主人公を魅力的に演じたフランス映画界の新たなミューズ、アナイス・ドゥムースティエが来日(シネマトゥデイ):好きな日本映画や日本人監督は、「小津安二郎監督が好き。あと、宮崎駿監督のアニメが大好きで『魔女の宅急便』がダントツの1位。(主人公の)キキが好きなの! 2番目に好きなのは『となりのトトロ』」あと、宮崎駿監督のアニメが大好きで…
フランスのバカンスとロードムービーは切っても切れない関係(映画.com):個人的なヒット作はミシェル・ゴンドリーが手掛けたバカンス映画だった。ふたりの少年がへんてこりんなキャンピング・カーに乗って旅をするロードムービー。
フランス映画はなぜ世界に注目される?『フランス映画祭』に学ぶ(CINRA): "映画というのは本質的に「世界」や「社会」に対して批判精神を持って、「表現の自由」を擁護し、その領域を広げていくものなのではないか。"

EXPOSITION
女性が好きだったヴィクトル・ユゴー(culturebox):ブザンソンにあるヴィクトル・ユゴーの生家でユゴーの人生において重要であった16人の女性の肖像が展示されている。ユゴーは旺盛な性欲で知られていたとは…
変わり者と呼ばれた異端の作曲家、エリック・サティを知る(CINRA):サティ自身を、サティと相互に影響を与えあった同時代の芸術家との関係性から紐解く展覧会『エリック・サティとその時代展』。Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中。
ヤン・ファーブル個展、昆虫の鞘翅用いたモザイク画を日本初展示(CINRA):『昆虫記』の著者である生物学者ジャン・アンリ・ファーブル(南仏出身)のひ孫としても知られているヤン・ファーブルは、ベルギー・アントワープ出身のアーティスト。

MUSIQUE
ピンク・フロイドのデビッド・ギルモアのソロアルバムの一曲がフランス国鉄=SNCFのJINGLE(駅構内の放送の最初に流れる短いメロディ)にインスパイア(culturebox):バカンスを思わせるメロディでもあるのだが、わかるかな。SNCF MUSIQUE OFFICIELLE http://bit.ly/1HFNPM4 SNCFの駅のチャイム音、公式に音楽としてあるんですね。ギルモアの新アルバムはこちら⇒Rattle That Lock (Deluxe CD+Blu-ray)

JAPON
青森 “人情グルメの旅” 弘前編|行くぜ、東北。(casaburutus):太宰コーヒー!津軽そばも美味しそう。私も9月に弘前に行きます。フランスのノルマンディーと提携したリンゴ祭りがあるのです!
新国立競技場:“日本人のように無駄な建築物にはNOを”英紙が自国民を鼓舞(newspehere):たまには日本も世界のお手本に。「お偉い建築家たちにへつらえば、彼らはますます浮かれ、その建築物はさらにとっぴで役立たずになる」。
「おもてなし」が原因?日本の飲食・宿泊業の生産性、米国の4分の1 (newspehre) おもてなしには時間も努力も必要ながら、その高いサービスに対して、客が対価を支払うこともサービス従事者がそれを受け取ることもよしとしない文化がある
なぜスイスのマクドナルドは時給2000円を払えるのか?(Huffpost):他の国は時給1500円を実現出来ているのに日本には出来ないのか?…「日本が他の国より貧乏だから」という結論。


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2015年07月19日

藤野敦子著 『不思議フランス』 - 同時に日本の不思議を問う

なぜフランスは「女性が子どもを持っても、いくつになっても愛を語れる国」でいられるのか?これはフランスの最大の不思議のひとつであるが、著者の藤野さんは、この問いを通して、女性が自分らしく生きることのできる社会を模索する。そして、人を愛するとか、子どもを持つという、人間の自然な欲求と思われているものが、いかに経済や社会的な制度に大きく左右されてしまうかを明らかにする。日本とフランスを比較することはそれを両極端の形で浮かび上がらせることになる。

かつてフランスも日本と同じ…


不思議フランス 魅惑の謎藤野さんは労働経済学の専門家として、日本とフランスの社会制度の違いが、幸福度や満足度の差を生んでいることを指摘する。実は現在ヨーロッパで1、2を争う出生率を誇るフランスでも、1960年代半ばから1970年代後半にかけて出生率が低下していた。1975年に人工妊娠中絶が合法化するまで、中絶は犯罪とみなされ、性交渉は生殖目的という色合いを帯びていた。女性たちは自分たちを「生む機械」にすぎないように感じ、夫との性生活にネガティヴな感情を募らせていったという。出生率の低下は「女性の子どもを持つことへのストライキ」だった。それほど女性の立場が弱く、無能な存在とみなされていたわけだが、それゆえに国家の大きな介入が必要になり、ドラスティックな変化をもたらしたとも言える。

フランスはその後、女性自身が出生をコントロールでき、男女が協力しあって仕事も、家事も、恋愛もできるような社会制度を構築したわけだが、それが結果的に出生率の大幅な増加を実現することになる。フランスでは子どもが生まれても、仕事を続けるためのインフラを誰でも利用することができる。失業中であろうとも、どのような雇用形態であろうと問題にならない。しかも家計の負担にならない形で。だからフランス女性は、正社員になり、経済基盤を固めると、ガンガン子どもを産むのだ。現在、子供を持つフランス人女性の就業率は85%にも及ぶ。

日本では「男は会社、女は家庭」という役割分担=分業体制が敷かれている。子どもを持つために、多くの女性は独立した経済基盤を捨て、男性の経済基盤に従属しなくてはならない。著者の行った2013年のアンケートによれば、学卒後に就職した経験があり、子どものいる現在30代既婚女性の66%が完全に無業の専業主婦になっている。日本では1960年代の高度成長期に、「夫、専業主婦、子ども」から成る核家族が一般化したが、1970年代後半に「日本型福祉社会構想」が政策として具現化され、これがさらに核家族という形態と、子育てや介護といったケアを主に家庭に任せていく考えが堅固なものになる。一方、日本男性は会社に依存し、会社を中心にホモソーシャルな人間関係を作り上げ、家庭を顧みない。その結果、夫婦の生活圏が分断され、心理的にも距離ができてしまう。

このような役割分担が亡くならない以上、日本でいくら女性が社会進出しても、女性自身の首を絞めることになる。仕事を持っても主婦業をやめることができない。兼業主婦になるだけだからである。また社会的なプレッシャーも依然として強い。著者がふたりの子どもを連れてフランスの研究所で仕事をすることになったときも、夫や子どもを犠牲にしているのではという、罪悪感にさいなまれたという。

景気が悪いと出生率が上がる


フランスでは景気の悪いときに出生率が上がるという日本では信じられない現象が起こる。日本では景気が悪いと経済的なリスクが増えるので、子どもを作るどころではなくなる。一方フランスでは不景気で仕事がなくなったり、減ったりすると、いろいろな手当をもらえ、所得が減った感じがしない。むしろ時間に余裕ができて、子どもでも作ろうかという気になれる。フランス人に「子どもを持つことは、単に個人やカップルの欲求だ」と言わせているのは、このような社会制度の充実が前提にあり、それが所得の変動リスクからカップルを守っているのである。つまり「産みたいときに産める」ということだ。

フランス人が、子どもがいても、いくつになっても恋愛していられるのは、女性が独立した経済基盤を持ち、子どもがカップルのふたりに平等に属するからだ。何よりも女性が子どもの養育に全面的に責任を負わなくて良い。また女性が仕事を持って所得を得ると、男性にとっても、女性と対等になることで仕事に対する精神的負担が軽くなる。日本男性は、夫と妻は家庭という「重要な会社」を二人で共同経営しているという自覚が何よりも必要なのだろう。これは男性を解放することでもある。雇用の流動性が高い時代には男女が均等に働いた方がリスクヘッジにもなる。またフランスでは非正規雇用あるいは失業中の男性が家庭を持つ場合、多くの子供を持ちたがる。低所得や大家族志向のカップルが実際に多くの子供を持てば、家族手合によって所得配分が行われ、社会の所得格差が縮小される。出生率の安定と所得再配分が同時に達成される何と合理的なシステムだろうか。

日本を「愛の国」に !?


hommefemme01.jpg著者は「とりわけ女性の性生活の満足度を上げることが、少子化の問題を解決する鍵になる」と言うが、日本は2005年の Durex 社による「性交渉の頻度」調査で調査対象国の45か国中「最下位」という不名誉な結果だった。性交渉はカップルの重要なコミュニケーションであり、家庭を共同で運営しているという実感を何よりも高めてくれる。ふたりが日常的に同じ場所と時間を共有していなければ、愛情を育めないし、心も離れてしまう。考えてみれば当たり前のことで、このことが日本において子供を作ることの最大の障壁になってきたのだ。「生殖目的ではない性交渉が逆説的に出生率を上げる」ことを肝に銘じよう。少子化対策のための税制は、配偶者控除や第3号被保険制度のように夫への経済的な依存を高めるような制度ではなく、家事代行やベビーシッター利用時の税控除などを進めて、まさに子どもがいても週末のデートができるような、日本を「愛の国」に変える制度設計が必要だろう。

日本では男女の結びつきが、「カネとカオの交換」(小倉千賀子)になってしまう。日本に初めてきたフランス人は「どうして、日本では、きれいな女性と不細工な(moche)な男性とのカップルが多いの?」と訊くそうだ。フランス人女性は、パートナーの性的魅力に厳しく、常にカッコ良くあるように努力することを求める。フランスではオランド大統領が率先してそれを体現している。当時のパートナー、ヴァレリー・トリエルヴェレールさんと出会い、2006年以降、大好物のチョコレートムースを自らに禁じ、猛烈にダイエットした。大統領選のイメージ戦略もあったのだろうが、痩せてカッコ良くなった大統領が新しい女優の恋人、ジュリー・ガイエさんに走ったのは皮肉な結果であった。男性も女性に厳しい視線を向ける。女性も恋愛・仕事・子育てなどの人生経験を積み、年齢に応じたを美しさエレガンスを身につけていけば、いくらでも新しいチャンスが訪れるのだから、女度をアップさせることを怠らない。

日本では、年齢によって蓄積された深みのある美しさどころか、アイドルの隆盛を見てもわかるように、未熟さと裏腹の若さがもてはやされる。グローバリゼーションの中で日本人男性は日本女性が恋愛偏差値の高い国の男性に流れることをもっと考慮する必要があるのかもしれない。実際、著者は、とりわけフランス人男性と日本人女性がカップルになりやすい理由も、データーを駆使して分析している!

本書のタイトル「不思議フランス」を問うことは、実は私たちにとってあまりにもあたり前で、変るはずがないと思い込んでいる「不思議日本」を問うことでもあり、少子高齢化、地域社会や家族のあり方の変化など、日本が直面している様々な問題の解決の糸口を与えてくれるだろう。


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2015年07月14日

週刊フランス情報 6 - 12 JUILLET

仏シャンパーニュのブドウ畑、世界遺産に登録決定(AFP):ユネスコは、世界で最も有名なスパークリングワインであるシャンパンを生産する、フランス北東部シャンパーニュ地方の歴史あるブドウ畑や貯蔵・製造施設を世界遺産に登録することを決定。ドイツ・ボンで審議が行われていた世界遺産委員会では、仏東部ブルゴーニュ地方のブドウ畑も同じく世界遺産に登録され、フランスのワイン業界にとっては二重の喜びとなった。

Épernay chemin de ceinture.jpg
≪ Épernay chemin de ceinture ≫ par sandTravail personnel.
Sous licence Domaine public via Wikimedia Commons.


仏軍基地で爆弾や起爆装置盗難、フェンス切断し侵入(AFP):マルセイユ近郊のミラマにある軍の兵たん基地から起爆装置少なくとも150個とプラスチック爆弾が盗まれる。約40個の手りゅう弾も。
フランス、外人部隊を募集「宿泊と食費は無料。渡航費は自腹です」(Huffpost):駐日フランス大使館のウェブサイトで、フランス軍の外人部隊を募集している。…数年前、日本語の募集サイトが立ちあがって話題になっていましたね。
ドンク、フランスパン発売50周年企画を実施 ‐ ジャンボパンも登場(マイナビ):ドンクは1905年8月8日に神戸市兵庫区で「藤井パン」として誕生。戦後初となるフランスパン専門店で本格的なフランスパンの販売をはじめてから50周年。

EUROPE
「生きるのに向いていないから」健康な24歳女性の安楽死が認められる!!=ベルギー(Tocana) : 現在、世界において積極的安楽死(本人の自発的意思のもと、医師が自殺幇助すること)が認められているのは、ヨーロッパの数カ国や米国の一部の州に限られている。その中の1国であるベルギーでは、「生きるのに向いていない」という理由で死を望んでいる女性に対する安楽死が行われようとしているようだ。★…数人の精神科医の承認というのがひっかかる。物理的な末期症状が現れているというならばわかるが。
働かなくても最低限のお金がもらえる「ベーシックインカム」構想が実現すると何が起きるか現実の都市でテスト(gigazine):2016年1月、「ベーシックインカム」がどのような働きをするのかを実証するための大規模な実験が、オランダで4番目に大きな都市ユトレヒトで行われます。ユトレヒトで行われる実験は政府とユトレヒト大学とが共同で行うもので、政府から生活保護を受け取っている人々に対して相手が成人ならば約1000ドル(約12万円)、妻帯者や妻子持ちには約1450ドル(約18万円)を毎月無償で給付する、というもの。ベーシックインカムに対する従来の意見は、「人々が働く意義を失う」や「働く人が減少して国の経済が大きなダメージを受ける」など否定的な意見が多くありました。こういった仮説を実証するために実験を行う…

ARCHITECTURE
『ル・コルビュジエ×日本』展、国立西洋美術館の魅力や建設経緯も紹介(CINRA):展覧会『ル・コルビュジエ×日本 ――国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に』が、7月21日から東京・湯島の国立近現代建築資料館で開催される。フランク・ロイド・ライト、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と称される建築家のル・コルビュジエ。同展では、日本の建築界においてル・コルビュジエがどのように受容され展開したかを、ル・コルビュジエに師事した前川國男、坂倉準三、吉阪隆正の3人の弟子たちの建築資料や翻訳書籍を中心に検証。また、ル・コルビュジエが設計を担当し、前川、坂倉、吉阪が設計に協力した東京・上野の国立西洋美術館の建築が持つ魅力と共同設計過程が紹介される。

CINEMA
「うたかたの日々」に続くマイケル・ゴンドリーの新作は "Microbe et Gasoil "(culturebox) :彼自身の青春時代にインスパイアされた作品。仏では7月8日に公開。予告編あり。
アニエスベーの初監督映画にSONIC YOUTH、メカス、ネグリら多彩参加者(CINRA):アニエスベーことアニエス・トゥルブレによる初監督作品『わたしの名前は...』が、10月から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開。
『WEEKEND CINEMA』でロベール・ブレッソン&フランス女性3監督を特集上映(CINRA) :映画上映イベント『WEEKEND CINEMA Vol.1 フレンチ・フィーメール・ニューウェーブ』が7月17日から、『WEEKEND CINEMA Vol.2ロベール・ブレッソンの芸術』が8月21日から東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュで開催される。
ギリシャ危機で目覚めた若者は本当の豊かさを求めて田舎を目指した(Huffpost):デフォルト状態に陥ったギリシャの「ロストジェネレーション」世代を追ったドキュメンタリー映画。

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)パリの国連で夢を食う。

BOOKS
■川内有緒 著『パリの国連で夢を食う』(amazon):新田次郎文学賞を受賞した川内有緒が、パリと国連での5年半におよぶ自身の体験をユーモラスに描いた、30代女性のライフストーリー。パリの美しさにはしゃぎながら面接をうけ、約2000倍の倍率を勝ち抜いて、私は国連に転職した。そこには奇妙な慣行やユニークな職場文化が花開き、国際色豊かなオフィスにはスーツ、民族衣装、パジャマ姿の人まで。ガチガチの官僚機構とカオスな組織運営に、ビックリしながらも愉快な同僚たちや、個性的な生き方をする友人たちに囲まれて、パリの日々は楽しく過ぎていく。『パリでメシを食う。』…三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜ける好著。

VOYAGE
フランス南部の小さな美しい町「フィジャック」(Huffpost-Tabizine) :中世にはカトリック教の巡礼の道「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の宿場町として、また商業の町としてヨーロッパ中に名を馳せた。


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2015年07月08日

週刊フランス情報 29 JUIN - 5 JUILLET

パリでジャパンエキスポ開幕、コスプレ好きが大集合(AFP):「第16回ジャパンエキスポ」が2日、仏パリ北郊外のビルパントで開幕した。日本のアニメや漫画、ビデオゲーム、音楽、映画などエンターテイメントと、日本の伝統および現代文化がテーマのイベントで、開催期間は5日まで。
ツール・ド・フランス開幕!:出発= grand depart はオランダのユトレヒト。カウントダウンはもうすぐ。カウントダウンは仏語で compte a rebours ここにも書いています。⇒http://bit.ly/1IX8Sty
欧州の熱波、一部で気温40度に 大規模停電も(AFP):猛烈な熱波が欧州を襲った2003年の夏には、域内全体で推計7万人が死亡した。
フランス訪問中の中国首相、温室効果ガス排出削減目標を発表(AFP):フランスは李首相を盛大に歓迎。中国企業が欧州航空機大手エアバスと180億ドル=約2兆2000億円規模の契約に調印。李首相の滞在中に約50の事業契約が調印される見通し。
ジョニー・デップの村、32億円で売りに出される(Huffpost):デップがフランス南部のサントロペ近郊にある村を売りに出している。2001年にジョニー・デップが当時の相方ヴァネッサ・パラディと一緒に購入。

モンプチ 嫁はフランス人 (フィールコミックス)フレンチレストラン最旬アドレス パリのおいしい空気水曜日のアニメが待ち遠しい:フランス人から見た日本サブカルチャーの魅力を解き明かす

BOOKS
Lectures d'été: 10 livres de poche et quelques BD à emporter en vacances(culturebox):フランス人は本を読む時間が足りないと思っていて、仏人の64%がもっと本を読みたいと思っている。その証拠にバカンス中の読書量は普段の3倍になる。記事では今年のバカンスのお薦め本も紹介しているが、古典的なカミュの『異邦人』も含まれている。
「英国一家、フランスを食べる」日本編の原点 料理の神髄に迫る マイケル・ブースさん新刊(産経):前2作『英国一家、日本を食べる』『英国一家、ますます日本を食べる』はアニメ化され、累計約15万部のベストセラーに。
新刊:狐野 扶実子 『フレンチレストラン最旬アドレス パリのおいしい空気』(amazon):パリのトップレストランのスーシェフを務め、出張料理人としても名を馳せた狐野扶実子が、今のパリで大人に薦めたい、おいしい店を厳選。
新刊:じゃんぽ〜る西 『モンプチ 嫁はフランス人』 : 愛が大事なフランス人ד愛が苦手”な日本男子のイクメン奮闘記!! フィールコミックスより 7月8日発売。
新刊:トリスタン・ブルネ著『水曜日のアニメが待ち遠しい:フランス人から見た日本サブカルチャーの魅力を解き明かす』:日本研究家であり、仏での日本アニメの放映がスタートした1970年代に幼少期を過ごした当事者でもある。8月3日発売。
チェコ語翻訳者が語る、村上春樹のグローバルな魅力(Newsweek):「40以上の言語に翻訳されるほど人気が高いのは「わかりやすい」から。村上の作品は文法的に曖昧なことが少ないため、翻訳中に文脈がつかめないことがほとんどない」

ARCHITECTURE
パリが高さ180メートルの三角タワーtriangle 2の建設を承認(designboom):エッフェル塔、モンパルナスタワーに次ぐ、パリで3番目の高さの建物に。場所はポルト・ド・ヴェルサイユのあたり。圧巻のシミュレーション画像あり。
肌で感じる神秘?巨石群の背後に昇る満月(AFP):仏北西部ブルターニュ地方プルーアルネルのサント・バルブで2日、空へ昇る満月を見物しようと、巨石遺構に多くの人びとが集まった。

GREECE
ギリシャで破れようとしている欧州の夢 EUは富と安定、欧州の連帯を破壊するのか(FinancialTimes):ギリシャは1981年、欧州クラブの10番目の加盟国に。決して周辺国ではなく、早い時期から加わっていた。スペインやポルトガルより早い。
<ギリシャ>チプラス首相が勝利宣言 反対派、大きく上回る(毎日):開票率約90%の中間集計で反対が61・45%と、賛成の38・55%に大差。
ギリシャは犠牲者、クルーグマンから擁護の声(Newsphere):「危機に陥るたびに譲歩し、ギリシャは不況に苦しむ経済奴隷国になり果てた。持続可能な方法で負債を減らして現状からの脱却を認めないならば債務不履行とEU離脱しかない」

JAPAN
中国語検定の受験者数は4年間で半分以下に(JBPRESS):就職スキルとしての中国語の魅力が相当減退。同時に中国への関心自体が低下。仏検のデータをみたら、受験者は少しずつ減っている感じ。英語以外の言語に対する関心が減っているとよく聞くが。
生活「苦しい」、過去最高62.4%=平均所得は1.5%減−厚労省調査(時事): 同省は消費税率を8%に引き上げたことなどが影響と分析。ってそんなこと最初からわかってたんじゃ。消費税は所得が少ない世帯を直撃する。所得が少ないほど、ほとんどを消費に回さなければらないから。さらに10%だよ。この国の税制度の姑息さときたら。


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2015年07月02日

週刊フランス情報 22 - 28 JUIN

米NSAが歴代フランス大統領を盗聴か、ウィキリークスが暴露(ロイター):内部告発サイト「ウィキリークス」は23日、米国の国家安全保障局(NSA)がフランスの歴代大統領の会話を盗聴していたことを示す機密文書を公表した。それによると、NSAは少なくとも2006年から2012年5月まで、シラク(1995-2007年)、サルコジ(2007-2012年)、オランド(2012年─現在)の3大統領のほか、複数の仏閣僚や駐米仏大使らの会話を盗聴していたという。NSA=国家安全保障局は少なくとも2006年から2012年5月まで、シラク、サルコジ、オランドの3大統領のほか、複数の仏閣僚や駐米仏大使らの会話を盗聴。
アラビア語の旗掲げ、男ガス工場襲撃 死傷者複数(毎日新聞):フランス南東部グルノーブル近郊で26日午前10時(日本時間午後5時)ごろ、ガス工場がアラビア語で書かれた旗を掲げた男に襲撃され、複数の死傷者が出た。捜査当局は男の身柄を確保し、犯行の背景や動機について調べている。逮捕された男はヤシン・サリ容疑者。イスラム過激主義との関連で過去に取り調べを受けたことがあり、警察関係者にはよく知られた人物だった。
チュニジア:ホテル襲撃28人死亡 クウェートでもテロ(毎日新聞):中東と欧州で26日、3件のテロ事件が相次ぎ、計50人以上が死亡した。チュニジア中部のリゾート地スースではホテルやビーチが銃撃され、少なくとも28人が死亡。クウェートではイスラム教シーア派のモスクが爆破され、25人が死亡した。一方、フランス南東部グルノーブル近郊ではガス工場に車が突っ込み爆発。頭部を切断された遺体が見つかった。3件の関連性は不明だが、この日はラマダン(断食月)の中でも集団礼拝が行われる金曜日。
フランス議会が市民の情報を監視する法律を可決(sputnik):フランス国民議会(下院)は23日、第1読会で、フランス市民を監視するための幅広い権限を情報機関に付与する法案を可決した。新法は、情報機関が、インターネットプロバイダーや携帯電話事業者から市民の個人情報を取得することを可能とするほか、裁判所の許可なしに、テロ容疑者の会話を聞くことも可能とする。国際人権団体アムネスティーは法案は「仏を検閲国家に一歩近づかせる」と非難。1月7日に風刺新聞「シャルリー・エブド」の本社が襲撃され、テロ行為や非常事態が続き、法律に関する議論を呼び起こした。
反「ウーバー」デモが暴徒化、タクシー運転手が道路封鎖 仏(AFP):スマートフォンのアプリを利用した米配車サービス「ウーバー」に客を奪われていると主張するタクシー運転手らが、空港や駅までの道を封鎖する抗議運動を行い、一部が暴徒化。

EUROPE
米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対(産経):同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下した。この判決によって、州が同性婚を禁じる法律はすべて違憲となり、全米で同性婚が認められることになる。
ZARAの従業員「人種差別」問題 40億円訴訟に発展(ForbesJapan):昨年8月、ZARAは、胸に黄色の星形が付いた子供向けシャツを販売したが、このデザインがユダヤ人が強制収容所で着用した服を思わせるとして批判を招き…
メルケル首相がギリシャを手放さない大きな理由(Financial Times):メルケル氏は自らを欧州統合の守護者と見なしている。フランス政府が、かつて独仏エンジンという比喩を連想させた共通の指導的役割から退いてからは、なおのことだ。
今のEUは、すでに存在価値を失っている(東洋経済)加盟国のGDP成長率は現在に至っても依然として世界のほかの地域より低いまま。いかなる制度の枠組みも、有形の利益をその構成員に与えないかぎり存続しえない。 …



CINEMA
映画で歩くパリ (SPACE SHOWER BOOKs)パリの“今”を詰め込んだ旅のガイドブック「映画で歩くパリ」本日発売(映画ナタリー):目次には「アンナ・カリーナ VS ジュリエット・ビノシュ」「ボリス・ヴィアンとヌーヴェル・ヴァーグの香りを求めて」「ジーン・セバーグを探して」といった、フランス映画ファンの琴線を刺激するタイトルがずらりと挙げられた。さらに「ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜」のミシェル・ゴンドリー、「猫が行方不明」のセドリック・クラピッシュ、「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネによる街の見どころ紹介も。
オダギリジョーのフランス語&女装も、画家・藤田嗣治を描く映画『FOUJITA』予告編(CINRA):映画『泥の河』『死の棘』などで知られる小栗康平による静謐な世界観を垣間見ることが出来る。

MUSIC
Françoise Hardy, hospitalisée, s'exprime sur son cancer(culturebox):60年代のアイドル、フランソワーズ・アルディは今は71歳。10年来ガンとの闘病を続けている。

JAPAN
「女性が輝く社会」はまず官公庁から(Huffpost):「女性が輝く社会」を掲げているが、日本の国会に占める女性議員の割合は8%程度とOECD加盟国ではぶっちぎりの最下位で、全国の地方議会のうち「女性ゼロ」が2割超え…

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2015年06月24日

週刊フランス情報 15 - 21 JUIN

仏ファーストレディー誕生間近か、女優のJ・ガイエさんが公式行事に(AFP):ガイエさんは、仏大統領シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)将軍による第2次大戦中の有名な演説の75周年記念式典に黒のドレスで出席。会場では、仏レジスタンス運動に参加した祖父アレン・ガイエ(Alain Gayet)さんが座る車椅子を押す姿も見られた。★…大統領のガイエさんとの密会事件は、サルコジ氏がエリゼ宮に残していったスパイによるという疑惑があるとルモンドの記事にあった。
フランス、ベルギーがロシア通信社の銀行口座などを凍結 仲裁裁判所の賠償命令受け(産経):仲裁裁判所はユコスの旧大株主3社に対し、総額500億ドルを支払うよう露政府に命令。従わないため、旧株主らは欧米諸国が露資産を差し押さえるよう提訴。

映画で歩くパリ百日紅 (上) (ちくま文庫)ふらんす 2015年 07 月号 [雑誌]

CINEMA
原恵一、「百日紅」でアヌシー国際アニメーション映画祭審査員賞に輝く(ナタリー):北斎の娘のお栄の話。原作は故・杉浦日向子のマンガ。仏では"Miss Hokusai" と紹介され、仏では9月に上映。仏記事⇒ http://bit.ly/1JgkgGs
ヴェルサイユ宮殿の庭園誕生の秘密とは、K・ウィンスレットが無名女性庭師役で主演(CINRA):絶対王政下の17世紀にフランスで行われた、国王ルイ14世によるヴェルサイユ宮殿の増改築計画の裏側にスポットをあてた作品。

BOOKS
新刊情報:佐藤 久理子 (著)『映画で歩くパリ』:ゴダール『はなればなれに』からリンクレーター『ビフォア・サンセット』まで。パリジャン監督、ゴンドリー、クラピッシュ、ジュネのおすすめスポットも紹介。6/26発売。
日本人女性の憧れが止まらない!「パリ本」が売れる理由(dot):シックなパリジェンヌとは、多様なフランス人のひとつのジャンルにすぎない。あらゆる情報を集めて美しくあるために努力しているのは、パリジェンヌよりも日本女性のほうだという…
ボードレール自らの手による校正が入ったゲラ刷りがパリの書店から発売(culturebox):それはボードレールについて多くを語り、とりわけ彼の完璧主義が表れている。パリの出版社から初めて出版される。ボードレールの自身の校正の入ったゲラ刷りの記事ですが、すでに発見されていて、今回初出版され、読者に初お目見えするということです。誤解を与えるような書き方でした。★…それにしてもこんなにボードレールがニュースバリューがあるとは思わなかった。
サンジェルマンデプレの書店、「ラ・ユヌ」が閉店 A Saint-Germain-des-Prés, la librairie La Hune ferme ses portes(culturebox) これは寂しい…La fermeture de La Hune suscite l'emoi parmi les amoureux des lettres. http://bit.ly/1cVRaNR

ART
ヴェルサイユ宮殿の庭園誕生の秘密とは、K・ウィンスレットが無名女性庭師役で主演(CINRA):絶対王政下の17世紀にフランスで行われた、国王ルイ14世によるヴェルサイユ宮殿の増改築計画の裏側にスポットをあてた作品。
shigeru ban's latticed oita prefectural art museum(designboom):大分県立近代美術館が4月にオープン。設計は坂茂氏(ポンピドゥーメッスで有名)。地方にまた特色ある美術館が。
今、東北で行くべき美術館は? (casabrutus) :50年近い歴史を持つ秋田県立美術館が安藤忠雄設計の建物に移転され、再オープン。奈良美智さんの作品がある青森県立美術館も行ってみたい。富山県立美術館の移転にも期待。

MUSIC
6月21日は音楽の祭日(culturebox):音楽の祭日にちなんで、仏トゥールーズでギターのフラッシュモブがある。お題はデヴィッド・ボウイの’The Man Who Sold The World’、しかもニルヴァーナがカバーした1994年のアンプラグドヴァージョン。これは見たいなあ!

EUROPE
ドイツの大学授業料、留学生も無料 卒業生4割が5年納税でペイ 少子化対策になる?(newsphere):ドイツでは、少子高齢化が深刻な問題となっており、外国人学生を受け入れ、卒業後もドイツで働いてもらうことで、労働力を補い、起業を促し、活気ある社会を維持したいと考えている。ベルリン市では、大学生1人につき、年間で平均1万3300ユーロ(約185万円)を税金から投入。総額で年間3億3000万ユーロ(約460億円)を外国人学生のために支出しているが、「もし40%の学生が卒業後5年間ドイツで働き税金を納めてくれれば、十分埋め合わせは可能だ」と市の関係者は述べる。★…高額の授業料のためにローンを組まされ、スタートから借金を背負う国とはえらい違い。
慌ててギリシャと離婚したら、後々後悔する ーたとえユーロ圏から離脱しても関係を絶てない相手(Financial Times)
ライフラインを叩き売るギリシャ、群がる外資 港は中国に、空港はドイツに……債務危機でギリシャの空洞化が進む(newsweek):次々と売りに出されているのはギリシャの国有資産。空港や港湾、高速道路や電気・ガスなどの公益事業にまで及ぶ
ハーバード大学が「アジア人お断り」〜「多様性」の美名の下に、アジア人は「もうたくさん」とアメリカのエリート校が言い始めた(newsweek) :20世紀の前半、米の一部のエリート大学はユダヤ人の入学者数に上限を設けていた…1952年のハーバード大学は北東部の社会のエリート限定で、新入生はほとんどがWASPだったが、1960年には米全土から学生を受け入れるように。同大の学生は昔から優秀だったわけではなく学力もこの時期に飛躍的にアップ…FBN過去記事 http://bit.ly/q8Lhxu より
記事書き、資料整理まで 米、驚異の人工知能 雇用喪失懸念も(毎日) 米国で人工知能が活躍の場を拡大。スポーツや経済関連の記事を書き、法律事務所で膨大な訴訟資料の整理。機械化の波は知識や技術が求められる専門職に…雇用の流動化と同様に脅威。


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