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パリの初期のメトロの有名な看板は、アール・ヌーヴォーの建築家、エクトール・ギマールがフォントまで考案したものだ。現在のメトロのプラットホームの大きな駅名の表示は Parisine で、ジャンフランソワ・ポルシェのデザインによるもの。しかし全部がこれで統一されているわけではなく、昔からの手作り風のものも残っている(写真はプラットホームが銅板で覆われた ARTS ET METIERS 駅)。
ルーブル美術館のショップで見かける案内表示は Optima Nova Titling というフォントによるもの。小林章氏と、フォントデザインとカリグラフィー界の巨匠、ヘルマン・ツァップ氏のコラボなんだそうだ。
「マンガにノン」はフランス作家国民連合のアルノー=アーロン・ユパンスキ Arnaud-Aaron Upinsky が中心になって結成されたが、ルイ14世の子孫であるシクスト=アンリ・ブルボン=パルム公 prince Sixte-Henri de Bourbon-Parme の支持を受けている。村上隆は何か大変な人たちを敵に回している感じだが、彼らには保守らしい言い分もある。「私たちは文化的な遺産を外国人の利益のために使うべきではない。フランスには4万人の恵まれないアーティストたちがいる。それなのに、宮殿はニューヨークの公認アートのプロモートをしている」とユパンスキは告発する。「ニューヨーク、今度は日本の村上だって?」
彼らはかつてのヴェルサイユの城主のことも気にかけている。「ヴェルサイユの傑作はルイ14世が理解できるものでなくてはならない。宮殿を村上の引き立て役のように使うことはルイ14世に対する冒涜だ」と反発する。これに対してアヤゴン館長は France 2 のインタビューで次のように反論していた。「ルイ14世は彼の時代のすべての革新と創造を見てきて、欧州全体で起こっていたこと全てを知りたがっていました。だから私はルイ14世が村上氏の作品により的確に心を動かされると思います。なぜならこれらのアプローチは何よりも適切で楽しいものだからです」
「もともと70年代のパンクロックから派生したゴシックは80年代後半のヨーロッパやアメリカで一種のサブカルチャーに発展」と Wikipedia にあったが、「死体や吸血鬼を思わせる白塗りの化粧を施した欧米人風の彫りの深い顔立ちに、目の周囲に黒く濃いアイシャドーを塗」ったマリリン・マンソン Marilyn Manson が、アメリカのゴシック文化の代表のようだ。
フランスの新凱旋門(la Grande Arche または l'Arche de la Défense)はシャンゼリゼ通りとこのエトワール凱旋門の延長線上にあるが、その名称に関して、Wikipedia にコンパクトな解説があったので紹介する。
シャンゼリゼ通りとこのエトワール凱旋門の延長線上のラ・デファンスには「新凱旋門 グランダルシュ」があるが、これは戦勝記念碑ではないので、正式名称に "triomphe" が付いていない。すなわち「凱旋門」ではない。しかし、シャンゼリゼ通りの都市軸上にある、カルーゼル凱旋門・エトワール凱旋門に続く第3番目の「門(arc, arche)」であるとの認識があるため、フランスの国の標語である「Liberté, Égalité, Fraternité」(自由、平等、友愛)から、「La Grande Arche de la Fraternité 直訳:友愛の大アーチ」との正式名称を持つ。なお、戦争の勝利を記念して「凱旋門」を造る風習のない日本では、「凱旋門」が「エトワール凱旋門」を示す固有名詞と化してしまったため、実際は凱旋門ではないグランダルシュにまで「新凱旋門」と名づけてしまった。(Wikipediaより抜粋)
エアバスはともかく、フランスと何の関係が?と思われるかもしれないが、松井氏は96年から、フランスに留学し、Ecole nationale supérieure de création industrielle(フランス国立高等工業大学大学院?)で3年間学んだ経験を持つ。フランスのデザイン業界のことはよく知らないのだが、彼のインタビューが面白かったので紹介する。2001年9月1日付けの少し古いものだが。
4月に予定されていたU2の来日が延期されてしまったようだ。今年の後半になるとか。U2のデビュー当時は本当にかっこよかった。Sunday Bloody Sunday と New Years Day は鮮烈だった。あのギターの音を出してみたいと思った。オヤジバンドと化した今はつまらないと言っているわけでなく、最近は音楽的には全くフォローしていないだけ。今日のお題は音楽ではなく、U2のボノが関わったブランド「RED」。
89カ国から政財界の指導者が集まる世界経済フォーラム、いわゆるダボス会議が1月に行われ、中国とインドの経済成長が話題の中心だったが、もうひとつ関心を集めたのが、新プロジェクト「RED」。 REDとは、アフリカにおけるエイズおよびマラリア対策をより効果的に進めるために、U2のボノが中心になって考案されたブランド構築プロジェクト。実際にREDという新ブランドから商品を発表し、販売することによって世界基金支援(The Global Fund)に直接義援金が集まる仕組み。つまり、世界的なブランド企業がREDブランドの付いた商品を売り、その収益の一部を世界基金支援に支払う。この基金は、アフリカのエイズ、結核、マラリアなど、恵まれない女性や子供たちを援助する組織として2001年発足し、各国政府、様々な市民運動団体、企業などが参加している。
■定年退職前の厳しくも優しいロペス先生のもとで、勉強したり遊んだりする13人の子供たちの姿を追った、心温まるドキュメンタリー映画。Etre et Avoir―タイトルにもなっているこの二つの動詞から見ても、フランス人にとってのフランス語の始まりも、日本人がフランス語を始めるときと全く同じなんだな、と分かります。フランス語をやっている人なら、まるで自分も小学生になったような気分になり、子供たちと一緒に「うぃぃ〜!」「ぼんじゅ〜る、むっしゅ〜」と言ってしまいそう。