管理人:cyberbloom
★FRENCH BLOOM NET は「フランス」の情報化のプロジェクトです。具体的には、フランス語を学ぶ人やフランスに関心のある人のために、フランス関連情報を記事にして、カテゴリー別に蓄積しています。週末には「週刊フランス情報」と題して1週間のフランス関連ニュースをピックアップしています。この他にもサイトを運営しています。 □精鋭ライターによる投稿サイト:FRENCH BLOOM NET □仏検&フランス語学習サイト:FRENCH BLOOM CAFE □音楽専用サイト:FRENCH BLOOM MUSIC □インスタントストア:FRENCH BLOOM STORE ★当方、大学でフランス語を教えているメンバーを中心としたグループです。詳細やお問い合わせに関しては「ABOUT & PROFILE」をご覧ください。
■2010年の時点でフランス語話者は2億2000万人(『エコノミスト』「英語と経済」特集):今後アフリカの人口増加で2050年には7億人に達する。アフリカ諸国が85%を占めるようになる。仏語話者がアフリカを中心に増加することに続いて、「仏語を話す人が増えれば遠隔医療、教育など仏語サービス市場が広がる。仏語はフランスにとって重要な道具だ」とジャック・アタリ氏。★…1月14日号の「英語と経済」は興味深い特集。「英語を第一言語として話す人は世界に約3億人強。スペイン語とほぼ同数だが、世界最多の中国語に比べれば4分の1に過ぎない。しかし、言語が持つ経済力を表す「言語総生産(GLP:Gross Language Product)」をはじいてみると、米国、英国、豪州など英語を第一言語とするエリアで全世界の国内総生産(GDP)の4分の1に当たる21兆ドル(購買力平価ベース、2012年推計値)をたたき出していることが分かる。GLPは、ある言語が使われている地域のGDPを足し合わせた値」 ■日仏文化協力90周年、250のイベントを日本各地で開催(fashionheadline):「在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本2014年プログラム」と「日仏文化協力90周年」に関する記者発表会がフランス大使公邸で開催された。兵庫県立美術館で開催中の「フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション」を筆頭に130の企画と250のイベントが各地で予定。
WORLD ■同じ(沈みゆく)船に乗っている英国とフランス(Financial Times):サルコジ氏の後を継いでエリゼ宮の主になった社会党のフランソワ・オランド大統領は英首相官邸によって、エド・ミリバンド氏の労働党を支持することを考えている人に対する警告として掲げられている。キャメロン首相のさほどサブリミナルでもないメッセージは、労働党に投票したら、好景気に沸く保守党の英国は低迷する社会党のフランスのようになってしまう、というものだ。…英仏両国は協力するよりは一緒に沈んでいく方がいいと思っているのかもしれない。だとしたら、残念なことだ… ■スノーデンCIA元職員、ノーベル平和賞候補に(産経) :「平和の前提となる政府への信頼についての議論を喚起した」として、ノルウェーの元閣僚が推薦したという。 ■フランスの共和主義とイスラームの軋轢から「市民性教育」について考える(BLOGOS) :フランスでは、すでに長期間フランスに滞在し、子どもも生まれ、教育を受けて成人し、フランス国籍ももっているのに、「移民」と呼ばれ、外見、名前、住所によって就職差別や人種差別にあっている人々と、フランス社会との間で軋轢が生じている。 ■本当のグローバル人材はなぜ「自己肯定感」が高いのか?:「2011年度にアメリカの小学生に入学した子どもの65%は、大学卒業時に、現時点では存在しない仕事に就く」。…日本でもそうなるのだろうか。
WORLD ■中途半端な「グローバル人材」はいらない(President):そもそもこの世は十分グローバル化したとはいえない。なぜなら、世界中の国と国の間には、文化的、制度的、地理的、経済的な次元で、依然大きな違いがあるから。これらの違いはIT革命などで簡単に埋まるものではない。一時は「世界はフラット化している」というジャーナリスティックな言説も流行ったが、研究者の厳密な分析からは、逆の意見が出ている…。
MUSIC ■第56回グラミー賞、最優秀レコード賞はダフト・パンクの“Get Lucky”に(culturebox):現地時間1月26日(日)、日本時間1月27日(月)に開催されているグラミー賞授賞式だが、最優秀レコード賞が発表され、ダフト・パンクの“Get Lucky”が受賞した。★…授賞式では、ファレル・ウイリアムス、ナイル・ロジャースに加え、スティビー・ワンダーが参加して演奏。
CINEMA ■映画「キャプテンハーロック」フランス、イタリアで大ヒット!観客動員で日本を上回る(アニメアニメ) :フランスだけで日本より多くのファンが『キャプテンハーロックのために映画館に足を向けたことになる。 ■ゴシップより上品さに注目が集まる、パリで話題の美人女優(マイナビ) :オランド大統領がいそいそとスクーターで通い詰めたジュリー・ガイエ。彼女の女優としてのキャリアは「メトロで恋して」「ぼくの大切なともだち」などに出演し、また映画プロデューサーでもある。 ■フレンチロリータの新星誕生!カンヌを騒然とさせた『ヴィオレッタ』ビジュアル解禁(cinemacafe.net ):第64回カンヌ映画祭で批評家週間50周年記念映画として上映されたイザベル・ユペール主演作「My little Princess」が、「ヴィオレッタ」として5月に劇場公開されることが決定。ポスタービジュアルがお披露目された。モデル、女優として活動するエバ・イオネスコの初監督作。母親が実の娘のヌードを撮影したとして、1970年代に物議をかもした写真集「エヴァ」を題材に、仏女流写真家の母イリナ・イオネスコとの実話を映画化した。 ■中国、フランス2位の映画輸出市場に(新華網):フランスの映画支援団体ユニフランスの最新統計データによると、2013年にフランス製映画を見た中国人は延べ520万人に上り、中国はフランス2位の映画輸出市場になった。★…ワインだけでなく映画も。経済力が高まるとフランス文化にあこがれが出てくるようで。昔の日本もそうだった。
LANGUAGE ■韓国の「英語教育大改革」、失敗か?(東洋経済):韓国の英語教育を他山の石とせよという話。 ■今月号の COURRiER Japon の特集は、「言葉」こそがあなたの武器である(クーリエ ジャポン2014年03月):「何気ない一言が友情や恋愛を育み、巧みなプレゼンが巨額の利益をもたらす。名指導者のスピーチが国民を奮い立たせ、優れた説得術が交渉を成功に導く。グローバル社会で自分の意思を伝えるために、今後ますます重要になる『言葉の力』。この最強の武器を自在に使いこなせるようになれば、必ず道は開けるはずだ」
SPORT ■アネルカ起用なら胸スポンサー撤退?英プレミアリーグ、ウェストブロムが約5億円の大型契約失う可能性も(ISM) :元仏代表アネルカはウェストハム戦で1点目を決めた後、フランスのコメディアン、デュードヌ Dieudonne が広めたとされる、反ユダヤのハンドジェスチャーを披露した。ウェストブロムの主要スポンサーであるZoopla社の共同オーナー、アレックス・チェスターマン氏はユダヤ系のビジネスマンで、彼の行動に不快感を示した。
JAPAN ■Ami à tout prix(Le monde):ルモンドの記事。日本では友だちもお金でレンタルする。それは日本人がとても孤独だから。どんな要望にも応えてくれる女性スタッフだけの便利屋「クライアントパートナーズ」 が紹介されている。特に孤独な男性の話し相手になってくれることを強調。日本の神話がまたひとつ。 ■日本のこんなところが不満!日本に住む外国人の本音とは?(newsphere) :「クラブではダンスをすることができない。夜遅くになると、警察官がたまにクラブの中を見に来るんだ」…やはりダンスを規制する風営法の問題があがる。「おもてなし」と言いながら観光客が夜踊りに行けない、ナイトライフを楽しめないのは観光立国としては大問題だろう。五輪はドメドメな状況を明るみに出す。 ■1千万人突破、日本の観光が世界でさらなる人気の兆し?オーダーメードツアーも(Newsphere) :ビザ免除の影響で77%増のタイ。タイの新聞は限られた時間内に多くの観光名所を訪れたい観光客の視点に立ち、神戸・灘の酒造記念館などを紹介。 ■「移民が先か?英語が先か?」という選択肢(Newsweek) :年間出生数が「100万人を切る」のは時間の問題です。私はこの「100万」というのは、一つの前提となる数字…
CINEMA ■ミカ・カウリスマキ監督が新作『旅人は夢を奏でる』で描く「男が旅する理由を発見するまで」(web dice):フィンランドのミカ・カウリスマキ監督の映画『旅人は夢を奏でる』が1月11日(土)より公開される。一流のコンサート・ピアニストとして成功を収めたものの、ストイックなあまり娘との別居を余儀なくされてしまった男・ティモと、その彼の前に35年ぶりに突然現れた奔放な父・レオ。ふたりの旅の行方を、独特のリズム感とユーモアそしてペーソスをもって描く。 ■イヴ・サンローランの伝記映画がフランスで上映開始(fashionsnap):デザイナー イヴ・サンローランの新たな伝記映画「Yves Saint Laurent」が1月8日、フランスで上映を開始した。「パリ、ただよう花」などで俳優としても活躍する、映画監督ジャリル・レスペールがメガホンを取った意欲作。50年来の恋人でビジネスパートナーでもある実業家ピエール・ベルジェとイヴ・サンローランの、メゾン創世記を中心とする恋愛模様が描かれている。
MUSIC ■ダフト・パンクがスティーヴィー・ワンダーとグラミー賞で共演か(bmr.jp):“Get Lucky”に参加したファレルとナイル・ロジャースとのライブ初共演などが期待される中、なんと大御所中の大御所、スティーヴィー・ワンダーとの共演ステージが用意されているという。これはダフト・パンクの出演を独占で報じていた米 Rolling Stone 誌が伝えているもので、ファレル、ナイル・ロジャースらの参加に加えて、スティーヴィー・ワンダーがダフト・パンクのライブ・パフォーマンスに参加するとのこと。
JAPAN ■高学歴エリートを襲った就活の現実(SankeiBiz) :とある旧財閥系上場企業の社長が入社式の日に漏らしたホンネ。「本当のことを言うと、今日この式に参加している人材はすべていらない。本当に欲しいのは自 分の力で起業して、独力で儲ける仕組みを作り、売り上げを作れるクラスの人材。でも、そんな人はそもそも組織の枠に入ってこないから、うちの面接は受けに こないんだよ…」。自立した人材を渇望しながらも、大企業に依存したいというタイプの志願者の中から採用せざるを得ないという矛盾を企業は抱えるように なった。★…ちょうど就活が解禁になったところだが、それだったら新卒一括採用なんてやめればいいのに。矛盾したメッセージを前にして、学生にしてみたら「どうせっちゅうんじゃい」って感じだろう。 ■パラダイム・シフトの手ごたえ、理数系女子がモテる時代へ!(punta):ブリュッセルで産声をあげた、少女達に理数系分野を推奨する活動は、世界各地で活躍するプロフェッショナルな女性の共感を得て輪を広げ、今では、ニューヨーク、ボストン、ロンドン、アテネ、ソフィアの他、南米、アフリカ、インドなどの世界16都市で、一年を通して様々なイベントを開催するようになった。★…いわゆるリケジョの時代ですね。クリエジャポン11月号の特集「そして理系が世界を支配する」も面白かった。 ■セゾン=パルコ文化の生みの親、堤清二=辻井喬さんが亡くなる(French bloom net):パルコのバーゲンに通い、CDはWAVE で調達し、クアトロに外タレを見に行く。とんがっている気になっていた田舎者(わたしのこと、笑)は、結局は堤さんというお釈迦様の手の中だったのか。2008年に出た堤=辻井さんと上野さんの対談『ポスト消費社会のゆくえ』が面白かった。 ■Le Japon vote une loi qui limite la liberté d'informer (lemonde) :日本が秘密保護法(仏語では「情報を知らせる自由を制限する法律」と表現)を採決。秘密の範囲の拡大はとりわけセンシブルな情報の交換についてアメリカの要求を満足させるため、と。
ART ■フランス人写真家がとらえた「美しい日本の廃墟」(HUFFPOST) :長く忘れ去られてきた日本の「廃墟」を映し出す新しい写真集は、不思議な魅力に満ちている。この写真集「Nippon no Haikyo」は、日本に住むフランス人写真家 Jordy Meow 氏がこのほど出版したもの。Meow 氏は日本中を旅し、人がほとんど足を踏み入れないゴーストタウンや荒れ地などを訪ねてはカメラに収めてきた。 □日本の廃墟(サイト):http://www.haikyo.org/ja/
EUROPE ■欧州中銀が利下げ、過去最低の年0.25%に デフレ懸念で半年ぶり(日経) :利下げは今年5月以来、半年ぶり。新しい金利は過去最低の年0.25%で13日から適用する。欧州景気は底入れしたものの、回復力が弱く、物価上昇率が低水準にとどまると判断した。ユーロ圏の低金利政策が長期化するのは確実な情勢だ。域内の10月の消費者物価上昇率は0.7%とECBの政策目標である「2%未満で、その近辺」を大幅に下回った。 ■今年のXマス、フランス人は支出減らす見通し−高失業率で(Bloomberg) :一方、ドイツ人やロシア人、スペイン人らは支出を増やす見通しだ。★…高失業率に負けないスペイン人! ■EUが日本と中韓両国の緊張関係について注文(共同):欧州連合外交筋は東京で19日に開かれる日EU定期首脳協議で、EU側が緊張の続く日本と中韓両国の関係についての懸念を伝え、外交的な解決策を見いだすよう促す意向だと明らかに。 ■下がり続ける労働分配率:労働者の痛み(The Economist) :全世界において、労働は資本に対して劣勢に立たされつつある。賃上げにつながらない生産性向上、成長による利益は資本の所有者に。
JAPON ■FUKUSHIMA is HERE 西海岸で開催(PUNTA) :「ひとつは、私たちはカリフォルニアにいるけれど心は福島の人たちとともにある」、「二つ目は、日本と大気や海を共有する西海岸でも福島第一原発由来の汚染が現実になりつつある」 ■「女が働きやすい」と男は何かトクするか(president) :女性関連の項目は今や投資家が企業の経営の質を見極める最重要項目。内閣府は「企業における女性の活躍状況の積極的な開示」を求める異例の呼びかけを行った。 ■女性の労働力に期待されても、独身女性の34.2%は専業主婦を願望している(wedge) :格差が広がる中、めぐまれた職業につけた一部のエリート女性を除けば、多くの普通の女性たちの労働意欲はそこまで高くはないのだ。一方、一生妻子を養えるような雇用環境にはないことを痛感している独身男性たちは、女性には結婚しても働いてほしいと考えている。
TV ■Le Japon sous le charme d'"Amachan"(あまちゃんに魅せられた日本)(ル・モンド紙):「じぇじぇじぇ」、何と言う成功だ!「あまちゃん」と、驚きと喜びの擬声語である「じぇじぇじぇ」のようなその独特の表現は、日本を揺り動かし続けている…。記事の内容は「あまちゃん」の視聴率は25%に達し(1983年の60%に達した「おしん」と比較されている)、その成功の理由として、311の被害を受けた場所を選んだこと、小泉今日子という80年代のアイドルを起用し、当時のヒット曲を流したりすることで、中高年の男性層まで惹きつけたこと、シナリオが議論を巻き起こすような多様な展開を見せたことなどを挙げている。 ■フランス語学ぶ工藤静香の娘、フルートのコンクールで最優秀賞受賞(ポストセブン):ということはキムタクの娘さん。家庭では自然にフランス語が使われているそうだ。仏語って未だにセレブな言語なんだな。
EUROPE & AMERICA ■ドイツで第3の性の選択が認められる、欧州初(AFP):専門家によると、推定1500〜2000人に1人の割合で両性の特徴を有し性別をはっきりと決められない新生児が生まれている。身体的な性別を与えるため の手術が行われるが、手術の結果に不満を持っていない人がる一方で、同意なしに手術されたことに怒っている人もいる。 ■デジタルガヴァナンス最先進国エストニアに学ぶ「これからの政府」とわたしたちの暮らし(wired):バルト海に面した人口135万人の小国エストニア。ソ連崩壊を受けて始まったデジタル化による国家改造は、欧米先進諸国もうらやむ「ガヴァメント」になった。世界で最も透明性が高く、効率のよい「政府」はいかにしてつくられ、いかに運営されているのか。デジタル社会のロールモデルとして世界各国の注目を集め、1年間で1,000を超える専門家視察団が訪れる。 ■車に乗らなくなった米国人(JBPress) :「車依存症」とも言えた米国社会は、変わろうとしているのだろうか。もしそうだとしたら、その影響は計り知れない。街づくりも公共事業の計画も、生活のあり方全てが「車社会」を前提として築かれてきたからだ。しかし16歳〜34歳の若い層で急速な車離れが進んでいる。一昔前、自家用車は「自由」と同じ意味合いを持っていた。だからこそ、米国のティーンエイジャーは誕生日を心待ちにし、年齢に達すればすぐに免許を取った。現在、ティーンエイジャーが自由を獲得するのは、携帯電話やスマートフォンを与えられたときである。
MUSIC ■ゲンスブールの遺品の競売(culturebox):セルジュ・ゲンスブールの遺品がナントで競りにかけられる。成果はいまいちで、ミニカセットに録音された"Unknown producer"という最後の未発表曲と、タバコの吸い殻には買い手がつかず。競売の模様はこちら(ル・モンド動画)。 ■ヴァネッサ・パラディ、F2インタビュー(culturebox):彼女の歌手としてのキャリアを振り返る(動画) ゲンスブール、レニクラ、ジャンヌ・モローが登場。
ART 藤本壮介氏デザインの公衆トイレ(designboom) :今をときめく藤本壮介氏デザインの、透明な公衆トイレ。2メートルの木の柵で囲まれているとはいえ。自然を満喫するにはちょっと落ち着かなさそう。 ■勅使川原三郎作品、パリ・オペラ座で上演(AFP):「闇は黒い馬を隠す(Darkness is hiding black horses)」が披露。ニコラ・ル・リッシュらも出演。
■フランスのプロサッカーがストへ、大統領の富裕税に抗議(AFP):仏のプロサッカーリーグに所属するクラブは、オランド大統領が推進した高額所得者に対する課税が来年から開始されることに抗議し、11月29日から12月2日の試合をキャンセルすると発表。 ■欧州版ティーパーティーの台頭に要注意(Finacial Times):欧州で反体制的な政党の躍進することで政治的コンセンサスが崩れる恐れ。ティーパーティーが示してくれたように、急進的な反体制派勢力は大統領や首相の座を射止めなくともシステムを止めることができる。 ★…欧州版ティーパーティのひとつは、フランスで勢い増す極右政党「国民戦線 Front National」だろう。今月行われた仏南部ヴァール県議会補欠選挙では、決選投票でFNの候補が得票率54%で当選した。 ■フランスで16歳未満の「ミスコン」禁止!?(BLOGOS) :日本の美少女コンテストは問題ないのだろうか。フランスの規制派は「6歳から12歳の女児に対して、母親が『女にとって重要なのは美しさ』と言って聞かせるような状況は、極めて有害だ」と主張している。 ■仏大統領、通話傍受めぐり米大統領に「深い遺憾」伝える(AFP):ルモンド紙によると、米NSAは仏民間人の通話7000万件を傍受。またFrance2によれば一般市民から産業スパイ、政治家までターゲットは多様。情報源は米当局に訴追されたCIA元職員、スノーデン容疑者が提供した米政府の機密文書。
EUROPE & AMERICA ■「教育界のオスカー賞」、英国の日本語教師が獲得(newshere):ひとつの教室の中だけではなく、より広い範囲を巻き込んで、教育を進めていくという同氏の発想は、高い評価を受けるに至っている。多くの生徒への授業を通してわかったことは、優秀な生徒だけでなく、すべての子供たちに日本語や中国語の言語習得は可能だという事実だそうだ。 ■マクドナルドの健康志向は吉と出るか(WSJ):「スーパーサイズ・ミー」の悪い印象を払拭しようと健康を志向したらマクドナルドらしさを失ってしまったようだ。 ■「なぜ日本の若者はセックスをやめた?」 (newshere):英ガーディアン紙記事が2万FBシェア。ただし、記事内容はむしろ「結婚」の話題が中心である。結婚の目的は子供を作ることであると考え、女性が働く事自体を快く思わない日本文化。若い女性の90%が独身でいることが「結婚と聞いて想像するものよりはマシ」と考えている。一方、景気悪化をきっかけに終身雇用が崩壊したにも関わらず、生活コストが高いため、日本男性は共働きでないと子供を持てない。この現実から「草食男子」たちは、夫が一家の経済力を担うという従来像に消極的反抗をしているのだという。著者は「キャリアとロマンチックな成功の二兎を追うことを拒否している」と表現する。
MUSIC ■世界的DJブームが本格的に到来!?(ORICON STYLE):DJが年間数十億円を稼ぐなど、まさに“DJバブル”の状態。しかし日本では時代遅れの風営法が立ちはだかる。最近、西麻生の人気クラブが摘発されていたが。 ■「パローレ、パローレ」を作曲したジャンニ・フェリオ氏が死去(culturebox):仏語ヴァージョンはダリダが歌い、国民戦線を支持して話題になったアラン・ドロンがつぶやいていた。1972年の曲だが、記憶の彼方から聞こえてくる感じ。記事では2つ目が仏語版。
ART ■ルーブルの大スター、ニケの修復に日本企業が貢献(JBPress):今年の来場者数は1000万人超、修復費用は5億2000万円。ルーブルでは作品の購入や修復の資金のために一般から寄付を募る、前代未聞の「みんながメセナ」が成功を収めている。ルーブルだけでなく、ヴェルサイユ宮殿も修復のために同じような寄付を募っている。自活する美術館のひとつの知恵。
SPORT ■史上初の日本開催 ツールドフランスに観客20万人(テレ朝):さいたま新都心駅周辺の公道を通行止めにして開催。埼玉県は自転車の保有率が全国で最も高いことなどから、大会の誘致に成功。
JAPAN ■大学入試への「面接導入」、本当に可能なのか? (NW日本版、冷泉彰彦):気になるのが面接時の言語スタイルです。企業の採用面接で見られるような「お辞儀がどうの」とか「ノックして入れ」などという「上下関係のヒエラルキーを前提としたコミュニケーションのスタイル」を導入し、それがデフォルトだというのは絶対にダメだと思います。むしろ面接官がリラックスして「若者と対等に向かい合う」という様式を作れるかが成功のポイントだと思います。 ■“公共放送”NHK、あまちゃんビジネスの儲けはどこに?グループ活用した儲けのカラクリを暴く。稼せげるコンテンツを作れるんだから、NHK 社員の給料を民間並みに(4分の1に)すれば、受信料なんて要らないんじゃないの。
MUSIC ■仏ピアニスト、エレーヌ・グリモーが3冊目の小説 "Retour à Salem"を発表:同時に彼女が演奏するブラームスの2つのピアノコンチェルトのアルバムも発表。★…来月11月、バーミンガム市交響楽団との共演で来日公演。会場は東京オペラシティコンサートホール。 □FBN記事「エレーヌ・グリモー」:仏女性ピアニスト、グリモーは狼と共に暮らすという生活ぶりでも話題になった。幼い頃から周囲と溶け込めず、自閉症に近い性格を持っていた彼女を変えたのが狼との出会いであった。 ■Cosmic Machine:メイド・イン・フランスのエレクトロのパイオニアたちのコンピレーション。フランスは電子音楽の分野で遅れをとっていたわけではない。無視できないほど貢献していたのだ。60年代と70年代の継ぎ目に生まれた20曲。 ■エールの宮殿のための音楽:仏エレクトロ、エール(AIR)がリールの美術宮殿(Palais des Beaux Arts)のために5曲作曲。 ■RATP=パリ交通公団がメトロのアーティストを選ぶ(Culturebox):年に2回RATPの従業員と乗客によって選ばれる。キザイア・ジョーンズのようなメトロでデビューしたアーティストを目指して今年は1000人の候補者が挑戦する。
WORLD ■スウェーデンの助産師システムがすごい理由(AFP):妊娠期間の9か月中、超音波検査は1回だけ、産婦人科医に診てもらう必要もない…スウェーデンでの妊娠中の健康管理はこんなにシンプル。 ■「欧州店舗はほぼ破綻」、ユニクロ世界一への課題とは?(newshere):フィナンシャル・タイムズ紙は、ユニクロのアメリカの店舗が営業損失から抜け出せず、ヨーロッパ(英、仏、露)の店舗はほぼ破綻していることを指摘。 ■「差別はないが無関心」(newshere):日本で同性婚が合法化されない理由。自民党内に同性婚に関する勉強会が発足したと何かの記事で読んだが。
ART ■イギリスの春画展に英メディアも注目、「着エロ」が日本の伝統?(Newsphere):春画についての本も執筆するイギリスの専門家は「ギリシャ芸術では裸体の身体美が崇められたが、春画では衣服の美しさが強調されている。生の肌はむしろ道ばたや風呂場などで見られるものだった」とし、日本の美が「衣服の下に隠された非日常」にあると指摘。 ■アプリでゴッホの名作の謎解き(AFP):画面なぞると修復前の状態が映し出される。スマホで絵画鑑賞も変わる。
WORLD ■ハリウッドセレブも魅了する移住国としてのカナダの魅力(punta) :カナダの魅力はバランスだ。都市と大自然が近く、安全で、福祉や教育が充実し、経済活動も安定し、生活するためのバランスがいい。http://bit.ly/174yjHs ■市民の声によりモンサント保護法の破棄がアメリカ上院で決定(dice):遺伝子組み換えを利用する企業を保護する条項が撤廃、世界規模での反発高まる。http://bit.ly/1aNP3pq
JAPAN ■日本はなぜ、節電・停電せずに猛暑を乗り切れたのか?(newsphere):海外が評価する日本企業の取り組み。コマツは2015年までに少なくとも50%ものエネルギー削減を目標に。★…この前コマツの技術者の人と話したが会社が誇らしげだったなあ。http://bit.ly/16XPVDQ
「フランスと私」by 辻仁成 ■今月の『ふらんす』(白水社)の巻頭エッセイ「フランスと私」は辻仁成さん。僕が言うのもおこがましいが、辻さんが「フランスで生き続けてしまう」と書いているところが好きだ。「住んでいる」とは書かない。様々な出来事に翻弄されながらも、生の充実を感じながら、今日も走り回っている辻さんの姿が浮かぶ。また辻さんのお知り合いのニコラの言葉「みんなに愛されようと思うとこの国ではだめなんだよ。自分のままでいればいい」もフランスをとってもよく表現してると思う。On ne peut pas plaire à tout le monde という言葉、本当によく耳にします(commented by 國枝孝弘先生 @TakaKunieda)。 □また10月3日、4日、5日と、パリで、辻仁成監督『Paris Tokyo Paysage その後のふたり』の上映会が行われます。トークとミニコンサートもあります。パリ在住の方はぜひ。Jeudi 03, vendredi 04 et samedi 05 octobre à 20h30. Séances exceptionnelles en présence du réalisateur, acteur, écrivain et chanteur Hitonari Tsuji. Mini concert à l'issue de la projection. http://bit.ly/1eGlZ8U
JAPAN ■東大はもう”オワコン”なのか?:藤原和博とスーパーIT灘高生が考える…。★…高3の発言とは思えない。(日本の)大学なんて必要ないという早熟な人たちが増えていくんだろう。ITのおかげでどれだけでも教育の課程をショートカットできる。小学生の息子が Khan Academy でコーディングの勉強を始めた。以前見たときより、すごく良くなっている。まずイメージで直観的に把握するというやり方はネットならでは。英語もある程度できるようになったら専門的な分野につなげる方向付けも必要。大学まで来てだらだら無目的に英語や仏語をやっている場合じゃないよな。時代は確実に変わった。http://bit.ly/18ArIIi
ART ■仏オルセー美術館で「男性ヌード」展(AFP):10年前だったらこういう展示は不可能だった、お堅い美術館も道徳の縛りが緩んできたと。男性ヌードも流行があるようで、時代の美意識や価値の反映になっている。動画ニュース。http://bit.ly/16H4wDv ■ルーブル美術館ランス分館のルーベンス展、終了: 同展には90万人が訪れ、同美術館の成功の象徴となった。金沢21世紀美術館と同じSANAAのデザイン。★…一方ポンピドゥー・メッス館は赤字と明暗を分ける。文化相とメッス館の幹部が今後の対策を議論。同館には常設展がなく、特別展がないときに来た観光客ががっかりすることが問題になったようだ。http://bit.ly/1ftWC8q ■ceramic play collections by nendo for gen-emon porcelain kiln (designboom):粘土、源右衛門、美しいね。http://bit.ly/1dLuFXI
MUSIC ■Funk is not dead ! :ダフト・パンクの次はアース、ウインド&ファイアー!新アルバム発売。仏では2011年にすでに『最強のふたり』のダンスシーンがファンクを盛り上げていた。そのオマール・シーも1曲歌で参加している。http://bit.ly/1bC5l8h ■ブリジット・フォンテーヌが20枚目のアルバム:"J'ai L'honneur d'être" が10月2日に発売。 活動歴50年、御年74歳。TV出演のライブをみると、おばあちゃん、大丈夫って感じだが。http://bit.ly/19yHPUR ■「未来は音楽が連れてくる」佐々木俊尚氏 × 榎本幹朗氏(Musicman-NET) :グローバル・メジャーの中枢だけでなく、音楽産業のさまざまな場所で話し合いが進むように、具体的な議論をオモテに引きずり出す意図がありました。音楽業界の保守的な面を書き連ねてもオリジナリティは出ませんし、ネゴシエイターとしてもセンスが出ません。しかし具体的な数字やファクトを文章に盛り込んでおけば、それぞれの立場で話し合いが始まります…。http://bit.ly/1bT1iof
MODE ■『マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ』:伝説の元フランスVOGUE編集長に迫る初のドキュメンタリー映画来年4月公開!坂本龍一も出演。http://bit.ly/18MMQXI □FBN関連記事:「See you soon, Carine! カリーヌ・ロワトフェルドが Paris Vogue を去る日」:「ファッションとは、服のことじゃない。スタイルなの」、マドモアゼルCの記事、うちにもありました。http://bit.ly/14uGSx7 ■「A.P.C.」と「イーストパック」のコラボコレクションが誕生!:「A.P.C.」とライフスタイルブラン「EASTPAK(イーストパック)」がタッグを組み、バッグのカプセルコレクションが誕生! http://bit.ly/1aNCxqv ■仏で最も成功した口コミサイトのビューティーボックス「MY LITTLE BOX」が日本上陸:フランスのライフスタイル情報サイト「マイ・リトル・パリ(MY LITTLE PARIS)」が販売する。http://bit.ly/16pDjWw
■Daft Punk : regardez le nouveau clip 'Lose yourself to dance':ダフトパンクの新クリップ! "Get Lucky"は夏向けだったが、この曲で復活祭(3月末)まで踊れると。http://bit.ly/18tyC3S ■Stade de Franceでロジャー・ウォータースが The Wall を上演:フロイドの The Wall はよく聴いたし、確かに名盤だと思うけど、今や古典的な名作として上演を続けるウォータース氏。http://bit.ly/1b3X6CA ■Au Revoir Simone - Somebody Who:「さようなら、シモーヌ」の新しいアルバム(写真)から。グループ名はフランス語だが、NY発のガーリーな女性3人。http://bit.ly/1eXOv61
■福島風刺の仏紙、「ユーモア感覚ない」と日本の批判を一蹴:風刺画は昔からある(ときにはえげつない)ジャンルだけど、今や瞬時に国境を越えて(コードを持たない)日本人の目に届いてしまうことを考慮すべきなのでは。そしてその逆もしかりということか。大阪の鶴橋でのヘイトスピーチを映した動画が字幕付きで世界に拡散し、日本のイメージを悪くしているようだし。http://bit.ly/1eJxslC ■凱旋門賞、オルフェ1番人気に浮上!:15日に行われた前哨戦(ツィート済)を日本馬2騎が快勝したことで、欧州ブックメーカーの凱旋門賞オッズが一気に動いた。http://bit.ly/1aD0WPC □2013.09.15 Qatar Prix Niel(G2)-1st Kizuna 凱旋門賞の前哨戦でキズナ1着。http://bit.ly/17AUPKp □2013.09.15 Qatar Prix Foy(G2)-1st Orfevre フォワ賞でオルフェ―ヴルも勝ちました。http://bit.ly/1aC5oOq
WORLD ■宗教的服装禁止に抗議、カナダで:イスラム教徒ら数万人−カナダ デモ参加者の大半はイスラム教徒で、既に同様の制度を導入済みのフランスを引き合いに「ケベックはフランスではない」と叫び抗議。http://bit.ly/1gi18Em ■スマホの信号を遮断し、ドローンから身を隠す「反監視グッズ」:ドローンから身を隠すためのスカーフや、信号を遮断する携帯用パウチなど。NY市の美術館では「反監視グッズ」のポップアップ・ストアが開店している。他人事ではなく日本でも現実的な問題なのでは。http://bit.ly/17zW3W8
JAPAN ■安藤美姫が語る「女が逆境を生き抜く方法」:「日本社会をあらためて見返すと、すごく不思議なものを見ている思いなんです…」。マスメディアからは見えない彼女の姿。http://bit.ly/14HM2TI ■全員正社員!女子95%で成長する秘訣(東洋経済) :これまで彼女たちが活躍する労働市場がなかった。そこに「4時間正社員」という安定感と、ある程度の権限がある充足感、「安定」と「責任」の二つが目の前に降って湧いてきたら当然飛びついてきます。http://bit.ly/1e6tzsd ■脱スタバ? 勃興する第3のコーヒー:日本人がアメリカのチェーン・カフェに出入りしている間に、アメリカでは日本が失ってしまったコーヒー(喫茶店)文化を、新しい方法でよみがえらせようとしているとは、面白いことである。http://bit.ly/15RMSMI ■インドネシアで日本ブーム:インドネシアの首都ジャカルタで先月、5年ぶりの海外巡業となる¬大相撲ジャカルタ巡業が開催された。最近のインドネシアでは、日本に対する関心が急速¬に盛り上がっている。(AFP動画) http://bit.ly/15VoFVP
CINEMA ■来月パリで、辻仁成監督『Paris Tokyo Paysage その後のふたり』の上映会:トークとミニコンサートも。パリ在住の方はぜひ。Jeudi 03, vendredi 04 et samedi 05 octobre à 20h30. Séances exceptionnelles en présence du réalisateur, acteur, écrivain et chanteur Hitonari Tsuji. Mini concert à l'issue de la projection. http://bit.ly/1eGlZ8U □FBN関連記事:『その後のふたり』辻仁成監督 http://bit.ly/ZLKU1O ■『わたしはロランス』(dice):ロマンチックで、恐ろしいほどリアルな「愛」の描き方。グザヴィエ・ドラン監督http://bit.ly/17Xnq9k ■ナタリー・ポートマン、フランス国籍の取得へ:ナタリー・ポートマンがフランス市民になることを計画している。フランス人振付師の夫であるベンジャミン・ミルピエと同じ国籍を法的に取得しようと希望。http://bit.ly/14En9NS ■フランスの「ハーロック」世代が松本零士の画業60年を祝福!:仏で「ハーロック」は「アルバトール」と名を変え、視聴率70パーセントを記録。リアルタイムで体験し、今もなお熱狂的なファンである30〜40代の人々を「アルバトール世代」と呼ぶ。http://bit.ly/18QX0bH ■ドイツ俳優オットー・ザンダー氏死去:『ベルリン、天使の歌』でニック・ケイブの傍らにたたずんでいるこの方でした(youtube) http://bit.ly/1g8eUth
MUSIC ■ひたすらダフトパンクの1時間ミックス:ダウンロードもできるんですね。お好きな方はぜひ。http://on.fb.me/161nsfS ■ナイル・ロジャースがパリのジャスフェスで演奏:ダフトパンクとコラボしたナイル・ロジャース。Good times で盛り上がっている。ダフトもシックもみんないっしょって。 http://bit.ly/167YHj1
ART ■Douze expositions à voir à Paris cet automne:この秋、パリで見るべき12の美術展。グランパレでジョルジュ・ブラック、ポンピドゥーで「シュルレアリスムとオブジェ」展、ルネサンス期の美術展が2つ。http://bit.ly/1cwONMH
MUSIC ■日本のクラシック界の若きホープが仏音楽祭に出演(culturebox):日本のハープ(山宮るみ子)&フルート奏者(上野星矢)がフランスの音楽祭(le Septembre musical de l'Orne)で演奏。インタビュー動画ありhttp://bit.ly/14eTUB6 ■ジョン・レノンの未発表インタビューが競売に(culturebox):ジョン・レノンのビートルズの最後のアルバム「Let it be」についてのインタビューが9月競売にかけられるその中でジョン・レノンは録音は地獄の苦しみだったと告白。アルバムは4人の軋轢を反映した奇妙なアルバムだと。インタビューは1時間にわたり、サイトには抜粋が掲載。http://bit.ly/1e1n62R
TV ■KIRIN のカフェ・デリの 仏語CM :YAHOOが何でパリ仕様?と思ったらKIRIN のカフェ・デリの CM 買い物篇が Je peux vous aider? 美容室篇が Ca vous plait? http://bit.ly/17GmB8M
JAPON ■インドネシアで日本ブーム、背景に日本企業の攻勢:インドネシアには若い世代があふれている。人口の40%以上が24歳以下という人口構成が、新たな成長を求める日本企業を引き付ける。2009年に70万人だった日本語学習者は昨年、87万人超え。http://bit.ly/17BqfNd ■会社の自殺が進むこの国の愚行とANA正社員化の英断:非正規という雇用形態がもたらした損失の計り知れない大きさ。「集団の一員である」という認識をすべての社員が持てることこそが、企業価値を高めるためにも何よりも大切なのだ。http://nkbp.jp/17HfrmO ■太陽と波と放射線(AFP):福島・豊間の海の「今」。http://bit.ly/19bVgup
仏大統領、英議会のシリア軍事介入否決、フランスの決定に影響せず ■オランド仏大統領はルモンド紙とのインタビューで、英議会は対シリア軍事介入案を否決したが、シリアのアサド政権の化学兵器使用に対するフランスの行動に影響はないと述べた。 ■大統領は、シリア市民に「取り返しのつかない」被害を与えた化学兵器の使用について、「断固たる」懲罰的行動に出ることを支持すると表明。有志連合と緊密に連携すると述べた。英国なしで行動できるかとの質問には「そうだ。作戦に参加するかどうかについて各国は主権を有している。これは英国についてもフランスについても言える」と述べた。 ■条件が整わない限り行動を決定しないとも指摘。その上で、適切な制裁を科すことができる国はそう多くないが、フランスにはそれが可能だとし、「有志国連合との緊密な調整の上でわれわれの立場を決定する」と述べた。 (8月30日、ロイター) □Hollande s'explique dans "Le Monde":オランド大統領のインタビューの内容。オランド大統領「適切な制裁を実施することが可能な国は限られており、フランスはその準備ができている Elle y est prête. 」と。http://bit.ly/19SRirH □欧州、イラクの苦い記憶:武力行使を米英と準備中だったフランスのオランド大統領も29日に「政治的解決が必要だ」とトーンダウン。http://bit.ly/1dwrKpj □仏世論は反対6割超=対シリア攻撃参加:オランド大統領は、シリアへの攻撃が9月4日までに行われる可能性があるとの見解を示しているが、国内世論は慎重姿勢。http://bit.ly/148eqmQ
AMERICA ■ペイ・フォワードな奨学金制度:「授業料はタダ!就職したら、未来の後輩のために払って下さい」という”ペイ・フォワード”な奨学金制度がオレゴン州で構想。オレゴン州の大学では、学生が無料で入学できる代わりに、将来働く時、その収入の3%の金額を(つまり収入に応じて)、20年にわたり支払う。プランは満場一致で米上院議会を通過。正式な仕組みとして根付くにはまだいくつもの段階を踏む必要があるが、一方では学生奨学金(ローン)の金利を倍にする法案が可決されるなど、大学に行くと返済が重くのしかかる米の現実。http://bit.ly/19060fk ■脱・化学洗剤!新世代の“ケンカの売り方” (東洋経済) :大手が陣取る日用品市場で奮闘する、若き起業家。http://bit.ly/180DCZk
JAPON ■「世界から尊敬されるドイツ、警戒される日本」(大前研一):「能ある鷹は爪を隠す」を体現して成功しているのがドイツで、落日の劣等感の裏返しで、爪をむき出しにしているのが日本なのではないだろうか? http://bit.ly/1a7rnQu ■日中間に懸案山積のなか進む若者の中国語離れ(東洋経済):「少子化でやっと集めた学生は神様なのだから多少の出来の悪さは教える側が目をつぶれ」という暗黙のメッセージ。当然授業はとてもゆるい。教育現場の第二外国語の軽視は、日本企業のグローバル化のネックになっている。中国語ができないと「現地感覚」という勘所が働かない。現地感覚を養うには、現地の言葉を駆使して自らがその生活に入り込んでいくしかない。また、中国ビジネスの本質が、「人を信用してはならぬ」という大原則の上に成り立っていたとしたらどうだろう…。http://bit.ly/17pm9Mc ■「地方自治でできないことはない」:樋渡啓祐・武雄市長 図書館革命を超えて“公共空間革命”へ。噂の “「TSUTAYA(ツタヤ)」と「スターバックス」が入った図書館”の詳細。http://bit.ly/1diycQE
MUSIC ■フェニックスが広大なヴェルサイユ宮殿の庭園でミニコンサート:無人飛行機による航空映像を使ったなかなか粋な演出(動画下にあり↓)。ヴェルサイユ出身の彼ら。Phoenix : “Entertainment” en Concert à Emporter à Versailles http://bit.ly/17rmH2f ■オマール・シーがEW&Fのアルバムにゲスト参加:『最強のふたり』の Omar Sy が Earth, Wind & Fire の新アルバムにゲスト参加!同映画でオマールが「ブギーワンダーランド」で踊ったシーンはカッコよかったですね。http://bit.ly/14fwB4G ■ヴィニシウス・ヂ・モライス生誕100年:誕生日は10月19日。「イパネマの娘」の作詞をしたボサノバの立役者のひとり。外交官として赴任したフランスでは、フランシス・レイやピエール・バルーにボサノヴァを教え、いわゆる「フ レンチ・ボッサ」の誕生にも貢献。またフランス・ブラジル合作の映画「黒いオルフェ」は、彼が1959年に作成・発表した戯曲である「オルフェウ・ダ・コ ンセイサゥン」を元に制作されている。http://bit.ly/1dxAhIx ■夏フェス「セーヌ河のロック」のベストシーンを5分で(inrocks.tv):La Femme は何だか懐かしい音。最後に Phoenix が「エンターテイメント」を演奏している。http://bit.ly/141KGCI ■Zhu Xiao Mei à la Chaise-Dieu : シャオ・メイはバッハを弾くパリ在住中国人ピアニスト。いわく、"Bach, c'est mieux que le Prozac" http://bit.ly/18UFwMl
CINEMA ■ケルアック『オン・ザ・ロード』の映画化(webdice):「ケルアックの現代性とは、すべてを自ら探求しようとする欲望にあると思う」。ウォルター・サレス監督が語る映画『オン・ザ・ロード』の作り方http://bit.ly/17qWQrh ■Monica Bellucci et Vincent Cassel se séparent :モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルが18年の共同生活(結婚は14年間)に終止符。http://bit.ly/18X2iD8
ART ■ルーブルの「サモトラケのニケ」を一般の寄付で修復:ルーブル美術館の"Victoire de Samothrace"(サモトラケのニケ) が修復のために階段の展示スペースからいなくなるが、修復にお金がかかるので、資金の一部に一般の寄付を募る。http://bit.ly/1dq0B6p ■パリのプールの写真(inRock Style):写真家 Franck Bohbot によるパリのプールの写真。一時パリ中の市民プールを制覇したことあったな。かつてのホテル日航パリのプールとかもね。http://bit.ly/17gBazM ■「自宅に家具を置いてみる」イケアのARアプリ(wired):イケアの新しいカタログアプリでは、拡張現実(Augmented Reality)によって、自宅の部屋に目的の家具を置いてみることができる。http://bit.ly/159vpPK ■日本発ハリオのコーヒードリッパーV60 (punta):ドイツのバリスタも絶賛。「客に見せながら淹れるのに耐えうるデザイン。機能的だし、美しい」http://bit.ly/17n0Evu
VOYAGE ■愛の重みで橋の崩壊の危機?:セーヌ川にかかる Pont des Arts ポン・デザール橋が「愛の南京錠」の重みで崩壊の危機 http://yhoo.it/186rNRE 観光客が南京錠を橋につける習慣は2008年から始まったが、安全上の理由から定期的に外すことに。 ■スリの標的になる中国人旅行者、パリで増加(afpbb動画news) http://bit.ly/15hxb1a スリは一大産業と言えるほどの規模。パリでは年間3000万人の観光客が総額80億ユーロを使う。パリの警官が必死なのは、それをスリに奪われてはたまらないということだ。 ■仏裁判所は景観を守る:仏裁判所がモンサンミシェル近くの風力発電所建設計画に中止命令を出した。http://bit.ly/14dTLIV ■凄い日本の自転車収納技術(designboom):海外のデザイン系サイトで紹介されていた日本企業による凄い自転車収納技術。どこかで実用化されているのかな。http://bit.ly/145BjSz ★…「たぶん自由が丘の駐輪場がそうです。地下を深く掘ってるんですね。すごいなあ」と情報をいただきました。。 …
WORLD ■NZで同性婚法が施行、アジア太平洋地域で初:世界では13番目の国になる。ニュージーランド航空機内で挙式も。http://bit.ly/14UPVKG ■ビッグデータで人材発掘:採用の面接だけでは正しい判断を下すのは難しい。シリコンバレーではビッグデータを利用して採用をサポートする技術を開発。訪れるサイト、言葉使い、考え 方、過去に携わった企画、周囲の評価、学歴を分析し、人材の評価とランク付けを行う。人材の価値を一発検索できる怖い時代がくるのか?★…ブログを書き、ツィッターやFBをやりつつ、私たちは自分に関する情報を恒常的に吐き出し、それがどんどんと蓄積されていく。その膨大なデータが人材の総合的な評価として使われるわけだ。そして「ネットにつながらなきゃいい」という反論は問題外なのだろう。(クーリエジャポン8月号)
JAPON ■対談、伊藤穰一×波頭亮:学歴がなくても、世界で活躍する人の真実 伊藤穰一×波頭亮(上)http://bit.ly/154t7oZ 結局、日本人は努力の総量が足りない 伊藤穰一×波頭亮(下) http://bit.ly/13O5oWD (東洋経済) ★…上は波頭亮さんの『成熟日本への進路』。日本は成長フェーズから成熟フェーズに移ったという仮説を元に、社会のセーフティネットの強化を提言。医療の無料化やベーシックインカムにも言及。 ■コミュニケーション能力って何?:就活の際に意味を取り違える学生が急増(産経) http://on-msn.com/19v5Xcq
CINEMA ■『スパニッシュ・アパートメント』の最終章:アングレーム映画祭でセドリック・クラピッシュ監督の『スパニッシュ・アパートメント』から始まったグザヴィエ君シリーズの最終章 "Casse-tête chinois" が初上映される! オドレ―・トトゥ、ロマン・デュリス、セシル・ド・フランスらが映画祭の会場に集結。最後の同窓会、みんな良い俳優&女優さんになったね。すでに予告編も公開され、期待が高まる。Casse-tête chinois はルービックキューブみたいな入り組んだパズルのこと。スパアパからテーマは一貫している。http://bit.ly/140E0Vt ■映画「アメリ」がブロードウェイでミュージカルに!:"Amélie Poulain" va devenir une comédie musicale à Broadway! しかし、当のジャンピエール・ジュネ監督は、彼が支援する「心臓病のこどのための組織」の資金作りのためにやったことで、ミュージカル化は不本意どころか、嫌悪感すら抱くと。一方ジュネの監督の最新作 "L'Extravagant Voyage du jeune et prodigieux TS Spivet" がスペインのサンセバスチャン映画祭で初お目見え。http://bit.ly/1dzdZUkhttp://bit.ly/17PJk0e ■グザヴィエ・ドラン監督『わたしはロランス』: 社会の根底に敷かれる「普通」から跳躍しようともがく恋人たちの姿を様々な手法で描く(web-dice) http://bit.ly/17J2wMW ■映画『大統領の料理人』:厨房に生きた女。ミッテラン大統領のプライベートシェフの物語。男の嫉妬は女の“100倍”。「男たちを見返せ」(cinemacafe) http://bit.ly/18Jwn9a ■ナタリー・バイ、巨匠監督を語る:「ゴダールは俳優の表情を盗む〈優しい盗賊〉」。近日公開『わたしはロランス』に出演する大女優の「作品を選ぶ基準」とは(web-dice) http://bit.ly/18H5O4u
MUSIC ■PEAU - Instant T PEAU の新アルバムからの先行シングル。女性仏語ウイスパーヴォイスのエレクトロ。2013年の一押し! http://bit.ly/16rQeX1 ■フランス発 次世代 EDM・DJ、Madeon 来日決定:現在19歳の Madeon は、2011年に公開したマッシュアップ「Pop Culture」が現在までに2,000万回以上再生、次世代のプロデューサー/DJとして注目。http://bit.ly/14iDuWw ■Fatoumata Diawara - Bissa:仏在住のマリのミュージシャン。パリ・ヴィレットのジャズフェスにも出演(こちらのフェスはブライアン・フェリー、ジョン・ゾーンなどが目玉) http://bit.ly/18IYtBz
MODE ■Made for China 路線:フランスのラグジュアリー・ブランドは中国人をターゲットにしているが、いちばん予想しにくいのは、中国人エリート・富裕層ではなく中産階級の人々、2億人にあたる消費者の購買パターン。http://bit.ly/12x8HnF
EUROPE ■繁栄を謳歌する英領ジブラルタル:スペインの南端に位置する英領ジブラルタルの12年の成長率は7.8%。失業率は2.5%で、隣のスペインのアンダルシア州の35.8%と雲泥の差。スペインはジブラルタルが企業の租税回避地になっていると非難。★…昔、スペインからジブラルタル経由でアフリカに渡ろうとしたが叶わず。あまりにスペイン(アンダルシア)が楽しくて長居したら時間も金もなくなった。あの頃のスペインはまだ景気が良かった。http://bit.ly/13XYSQG
ART ■東京出身の九重加奈子さんのイラストがパリを占拠:パリ市は「パリの人々」と題し、街の広告パネルを利用して久重さんのイラストを展示。パリの有名観光地の千基の広告パネルを彼女のイラストが占拠。九重さんはパリ市のメルマガ専属イラストレーター。トップの写真の本は九重さんのイラストが使われた「パリジャン、彼らは何をして、何を考え、何を言うが」。http://bit.ly/1bFzrF6 □九重加奈子さんのサイト'My Little Paris' http://www.mylittleparis.com/
BOOKS ■“バンドデシネ” bande dessinée って何?:「バンド・デシネ徹底ガイド」が刊行された。近年、フランスのマンガであるバンドデシネが注目されているが、同書にはバンドデシネの注目作家の紹介や、日本の作家がその魅力を語るインタビューなどが掲載。興味があるけれど、どこから手をつければいいのか分からない人に最適な本。http://bit.ly/14XPP21 ■モンテーニュが2013年の夏のベストセラー:『エセー』で有名なフランスの哲学者モンテーニュだが、著作そのものではなく、専門家のアントワーヌ・コンパニョンのモンテーニュについてのエッセイ『モンテーニュと一緒の夏 un ete avec Montaigne 』が売れている。★…フランス人にとってヴァカンスは読書のための時間でもある。http://bit.ly/14MbpCp
CINEMA ■『風立ちぬ』=“Le vent se lève”: 宮崎駿の『風立ちぬ』の仏タイトルは “Le vent se lève” となっている。代名動詞の例文として良いかもしれない。仏記事は『風立ちぬ』にタバコのシーンが多い "trop nombreuses scènes montrant des personnes en train de fumer" と言う例の議論。http://bit.ly/14N4qQv ■フランソワ・オゾンの新作 "Jeune et jolie"(若くてきれい) :21日から仏で公開。この映画は先のカンヌ映画祭でフェミニストたちの怒りを買ったようだ。日本では前作の『危険なプロット』がこれから公開。http://bit.ly/1cQvu4F ■"Art Everywhere":イギリスで街角の広告をアート作品で置き換えるイベント。ルシアン・フロイドの自画像がバス停に…57のアート作品が2万2000の広告のパネルに。http://bit.ly/14zYL9v
CINEMA ■映画『大統領の料理人』(ELLE a table):映画に登場する美食の数々を味わいつくそう! ミッテラン大統領の心を虜にした女性シェフの物語。2012年の仏ヒット映画。映画に出てくる料理を試食する映画とレストランのコラボもあるようだ。http://bit.ly/16uaXf1 ■ルコントのアニメ映画:、パトリス・ルコントの初アニメ映画『スーサイド・ショップ』。ルコントは『髪結いの亭主』や『仕立て屋の恋』などの作品で知られる、あのルコント監督。ジャン・トゥーレの自殺用品店営む一家の物語『自殺用品専門店』をもとにしたミュージカル仕立ての3Dアニメ。http://bit.ly/1959YUL ■ミシェル・ゴンドリー監督インタビュー:映画『ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜』。「僕は、オドレイ(トトゥー)を非常に気に入っている」http://bit.ly/12UCYPu
ART ■馬の博物館が新装オープン:10か月閉まっていたパリ郊外、シャンティイの馬の博物館が新装オープン。博物館はシャンティイ競馬場に併設。夏は競馬場の芝生のコースが開放されていて、芝の上で昼寝をした覚えがある。シャンティイ城内のコンデ美術館もおすすめスポット。コンデ美術館にはイタリア・ルネサンス期の画家、ピエロ・ディ・コジモの「シモネッタ・ヴェスプッチの肖像」がある。渋沢龍彦がよく取り上げていたっけ。http://bit.ly/11PVAxn ■男性下着のメカニスム展:パリ・装飾美術館にて。14世紀の発祥からボクサータイプまでの下着のメカニスムについて。原題は ’La Mécanique des dessous’ http://bit.ly/18fp8pt
■定年退職前の厳しくも優しいロペス先生のもとで、勉強したり遊んだりする13人の子供たちの姿を追った、心温まるドキュメンタリー映画。Etre et Avoir―タイトルにもなっているこの二つの動詞から見ても、フランス人にとってのフランス語の始まりも、日本人がフランス語を始めるときと全く同じなんだな、と分かります。フランス語をやっている人なら、まるで自分も小学生になったような気分になり、子供たちと一緒に「うぃぃ〜!」「ぼんじゅ〜る、むっしゅ〜」と言ってしまいそう。