管理人:cyberbloom
★FRENCH BLOOM NET は「フランス」の情報化のプロジェクトです。具体的には、フランス語を学ぶ人やフランスに関心のある人のために、フランス関連情報を記事にして、カテゴリー別に蓄積しています。週末には「週刊フランス情報」と題して1週間のフランス関連ニュースをピックアップしています。この他にもサイトを運営しています。 □精鋭ライターによる投稿サイト:FRENCH BLOOM NET □仏検&フランス語学習サイト:FRENCH BLOOM CAFE □音楽専用サイト:FRENCH BLOOM MUSIC □インスタントストア:FRENCH BLOOM STORE ★当方、大学でフランス語を教えているメンバーを中心としたグループです。詳細やお問い合わせに関しては「ABOUT & PROFILE」をご覧ください。
CINEMA ■異人種間結婚多いフランス「多様性ゆえに国が豊か」 映画「最高の花婿」のショーヴロン監督に聞く(Huffpost):フランス西部のロワール地方に暮らすヴェルヌイユ夫妻は、3人の娘たちがそれぞれアラブ人、ユダヤ人、中国人と国際結婚… ■César 2016 : "Fatima", Vincent Lindon et Catherine Frot...(culturebox):2016年のセザール賞:最優秀作品賞に「ファティマ」、最優秀女優賞に「偉大なるマルグリット」のカトリーヌ・フロ、最優秀監督賞に「あの頃エッフェル塔の下で」 Meilleur film : "Fatima" de Philippe Faucon Meilleure actrice : Catherine Frot - "Marguerite" Meilleur acteur : Vincent Lindon - "La loi du marché" Meilleure réalisation : Arnaud Desplechin pour "Trois souvenirs de ma jeunesse" Meilleur film étranger : "Birdman" d'Alejandro González Iñárritu ■映画『偉大なるマルグリット』衣裳展が開催中。1920年代フランスの豪華絢爛な空間へトリップ!(T-SITE):壊滅的な音痴でありながら音楽を愛し、夫を愛するマルグリットの数奇な運命を描く。 ■アカデミー賞で話題の人種問題、仏では昨今のヒット作のテーマ(映画.com):南仏のブルジョワ家庭の4人姉妹がアラブ人、ユダヤ人、中国人、黒人と結婚する「最高の花婿」、オマール・シー主演の19世紀の実在の黒人道化師を描いた「ショコラ」
■イダルゴ・パリ市長来日(時事):パリのイダルゴ市長は19日、2月29日から3月2日の日程で日本を訪問すると発表した。昨年11月のパリ同時テロを受けて、日本からの観光客は急減。市長自ら街の魅力を発信し、底上げを目指す。 ■ EAGLES OF DEATH METALがパリで再びコンサート(culturebox):France2の午後8時のニュースを見ていたら「EDMが今パリのオランピア劇場で厳戒態勢で演奏中」と報じていた。去年の11月のテロから3カ月ぶりのパリでの演奏。EDMはバタクラン劇場の惨劇を生き残った人たちを招待。カウンセラーが付き添ったり、あの日を克服するセラピー的なコンサートになった。 ■難民問題で揺らぐ「シェンゲン協定」 廃止なら欧州にどんな影響がある?(ThePage):シェンゲン協定は締約国間でのヒトの自由な移動を保障するもので、ヨーロッパ統合の一つの要。その協定が崩壊の危機。きっかけはシリア難民の大規模な流入。 ■南仏ニース・カーニバル華やかに開幕、今年のテーマは「メディア王」(AFP):パレードにはベルルスコーニ元伊首相やドミニク・ストロスカーンIMF前専務理事をモチーフにした山車などが登場。 ■おひとりさまフランス人記者が東京で「はしご酒」に挑戦(クーリエジャポン+Liberation):一人で酒場に入って飲むことは、フランスではあまりよく思われない。酒を飲むことは、本質的に社交的な行為とされているからだ…
LIVRES ■ウンベルト・エーコ氏死去、イタリアの作家 84歳(AFP):ベストセラー小説「薔薇の名前」で知られる哲学者。「薔薇の名前は」はショーン・コネリー主演で映画化もされた。エーコの新刊小説『プラハの墓地』がちょうど22日に日本で発売されるところだった。 ■Michel Houellebecq est l'auteur francophone le plus lu en 2015:ミシェル・ウエルベックが2015年で最も読まれたフランス語圏の作家に。 ■命の危険もある「スタンダール症候群=美容室脳卒中症候群」とは?(ヘルスプレス):シャンプーの最中に頭痛や吐き気がしたら要注意。1817年、フランスの作家スタンダールは、フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂を訪ねた。ジョットのフレスコ画を見上げた時に、至福感と激しい動悸に突然襲われた。その卒倒寸前になった恐怖を『イタリア紀行』に残している。1989年、イタリアの心理学者グラツィエラ・マゲリーニは、多くの外国人観光客が崇高な充実感とともに、強い動悸、目まい、圧迫感などの症状を現したことから、スタンダール症候群と命名した。★…文学的霊感も実はこういう原因だったりする。
MUSIQUE ■92歳を迎えるフランスの国民的シャンソン歌手、シャルル・アズナヴール最後の日本公演が決定(billboard):シャルル・アズナヴールは2016年で92歳を迎え、【最後の日本ツアー2016】と題された同ツアーは、“シャンソンの神様”と呼ばれる彼の歌声を日本で聴く最後のチャンスとなる。現在も圧倒的な声の存在感とリズムの多様性は健在であり、60年代から70年代にかけて日本で起こった“シャンソン・ブーム”の代表曲「帰り来ぬ青春」は、多くの日本人シンガーによって今なお歌い継がれている。 ■フランス人の最も好きなラブソングは「愛の讃歌」(culturebox):2位、3位はジャック・ブレルの「行かないで」「愛しかないとき」。非仏語の歌では、なぜかスコーピオンズの "Still Loving You" が1位でした。こういうところに仏人の趣味の悪さが垣間見れられる(笑)。 ■Les Eagles of Death Metal がヨーロッパツアー(culturebox):パリのオランピア劇場でコンサートを行い、バタクランの惨劇を生き延びた人たちを招待。
WORLD ■外国人「日本で働きたい」2割のみ、留学生支援団体調査(日経):一方で「日本に住むのは魅力的」との回答は8割超。日本文化に対する人気とは対照的に、日本企業は役職や年功による序列が強く、男性優位といった負の印象を持たれている。 ■ロボットの台頭で消える職、20年までに500万人分余りも (bloomberg):職の未来」というリポートで、技術変革によって先進・新興合わせて20年までに700万人の職が失われる一方、200万人分が創出されると試算。
■中国が英原発に巨額投資へ、習主席「共に黄金時代開く」(ロイター) 原子力発電で中国最大手の国営企業、中国広核集団がフランス電力公社(EDF)が手がける英南西部のヒンクリー・ポイント原発プロジェクトに60億ポンド(90億ドル)を投資。 ■【FIFA汚職】ブラッター、プラティニ氏「5年間の活動停止処分も」独紙報道(産経):プラティニ氏、金銭授受認める=「個人同士のやりとり」―仏紙(時事) http://bit.ly/1MyyXAT ■フランスの労働のタブーに触れたダイムラー(FinancialTimes-JB):週35時間労働、従業員が延長を支持しても労組が阻止。自社の運命を自ら決め、仏の画一的な労働法体系から逸脱する自由を企業にもっと与えることで労働市 場改革を目指すオランド大統領が直面する困難を浮き彫りに。 ■【日本上陸】フランスで大人気「魔法のケーキ」は異次元のおいしさ (週刊女性PRIME):Le gateau magique =魔法のケーキ。料理研究家、ユエ=ゴメスさんがフランスの郷土菓子をアレンジして考案し、去年レシピ集を刊行。日本でも関連本が発売。 ■A Dark Vision From French Intellectuals(NYTimes):From front pages to television talk shows, a few philosopher-pundits have taken center stage, defending their dark vision of a France in danger of losing its identity, sovereignty, culture − in short, its soul.★…ニューヨークタイムスによると、フランス人はアイデンティティと主権と文化を、つまり魂を失う危機にあると。
ART ■フランスの国立美術館の新しいサイト "Images d'Art" が始まる(culturebox):フランスの美術館に展示されている約50万の作品の写真がアップ!le nouveau site internet "Images d'Art" vise à permettre au grand public de découvrir, collectionner et partager gratuitement les photographies de quelque 500.000 oeuvres présentées dans les musées français. サイトはこちら⇒ http://art.rmngp.fr/fr ■スペイン王家が蒐集した多彩作品が集う『プラド美術館展』(CINRA):三菱一号館美術館の開館5周年を記念して開催される同展は、歴代のスペイン王家のコレクションを展示するスペイン・マドリードのプラド美術館で2013年に開催された『Captive Beauty. Fra Angelico to Fortuny』展を再構成した展覧会。歴代スペイン王の美術への情熱と嗜好が反映された作品群を展示する。★…美術館に行く前に予習として、ちょっと古いが堀田善衛の『ゴヤ』文庫版全4巻、などいかが。
ART ■パリで富山の伝統行事、夜通しの芸術祭「ニュイ・ブランシュ」(AFP):サンマルタン運河では、富山県に伝わる、かつて立山への登山が許されなかった女性たちがふもとの橋を渡って極楽往生を願う伝統儀式「布橋灌頂会」が再現。白装束に目隠し姿。★…幻想的な絵とは言え、ある意味セクシストな前近代的な風習。パリの人々の眼にはどう映ったのか? ■明治産業革命、フランス人が撮った(朝日):明治の産業革命の現場を仏人の目で捉えた多数の写真が、パリの仏国立ギメ東洋美術館に収蔵。調査が進められている。西洋人には珍しい生活風俗だけでなく、近代日本の産業活動を生々しく伝える貴重な資料。
■France2 フランスの家賃が下がっている模様。フランス全体で1.4%の下げ。過去17年で最大の下げ率。マルセイユで5.2%、パリでも1.8%の下げ。形態としてはstudio=ワンルームが下がっている。失業者が増えていて、家賃を下げないと借りてもらえないようだ。借りるなら今? ■フランス極右のルペン党首「流入する難民の99%が男性」 難民認定に反対(Huffpost):「政治難民は絶対的に少数」「迫害から逃げているわけではなく、明らかに経済的理由から」と主張。 ■フランス中銀総裁人事、ピケティ氏ら140人が反対(WSJ):ビルロワドガロー氏は総資産で国内上場銀行1位のBNPパリバで最高執行責任者を務めた経歴があり「深刻な利益相反」が生じると批判。本人はBNPパリバとの関係を完全に断ち切ったと ■三国さんにフランス勲章、日本人シェフで初(日経):フランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章を授与された。フランス大使館によると、同勲章を日本人の料理人が受章したのは初めて。 ■今週末のフランスは32回目の文化遺産の日(Journées du patrimoine)(culturebox):今年見るべき10の文化遺産
JAPON ■New generation of Japanese anti-war protesters challenge Abe(Gardian):It was clear that the voice cutting through the night air in Japan’s political nerve centre did not belong to a veteran of the country’s anti-war movement... ■Le Japon va fermer 26 facs de sciences humaines et sociales, pas assez ≪ utiles ≫(le monde):Vingt-six universités japonaises ont annoncé vouloir fermer leurs facultés de sciences humaines et sociales, ou du moins diminuer leur activité. ...leur demandant ≪ d’abolir ou de convertir ces départements pour favoriser des disciplines qui servent mieux les besoins de la société ≫.
■JDD恒例の人気のあるフランス人(leJDD.fr):1位はジャンジャック・ゴールドマン、2位はオマール・シーと不動。6位ジャン・レノ、8位ソフィー・マルソー、9位ジャンポール・ベルモンド、あたりが日本でも知れているところか。 ■憲法会議、法律止めた…「抜け道」採択後(毎日):フランス政府が放射性廃棄物最終処分場の建設を推進するため、基本計画法の修正案を別の法案の中に盛り込んで法制化したところ、違憲審査などを行う憲法会議からストップをかけられた。 ■「ハリー・ポッター」の球技「クィディッチ」の第1回欧州大会が開催(wired):「J・K・ローリングはきっと、魔法使いの奇妙なスポーツであるクィディッチを考案したとき、人間がこれに取り組もうとするとはまったく考えていなかっただろう」。ハリポタ発祥の地、英国がフランスに負けたらしい。★…しかし飛ばない箒でやって楽しいのだろうか。ところで著者のローリングはフランス語ができたので話の中にフランス語がよく出てくる。例えば、Voldemort(ボルデモート)はvol de mort (=flight of death)から来ている。 ■なぜ今パリでイチゴ栽培が広がっているのか?(マイナビ):パリ市とパリ経済開発局による都市緑化政策「革新的な緑化プロジェクト」の中で、無土壌の「パリイチゴ栽培プロジェクト」が進められている。ギャラリー・ラファイエットのオスマン店でも。
ART ■フランス発、人気雑誌モデル出身の芸術家『ニキ・ド・サンファル展』(T-SITE):六本木の国立新美術館で9月18日からスタート。ニューヨークで結婚・出産してパリに移住するも、重度の精神疾患で入院。やがて治療のために絵を描きはじめる。 ■「マグリット展」(京都市美術館):京都でマグリット展やっているとは知らなかった。20世紀に活躍したベルギーのシュルレアリスト&国民的画家。13年ぶりの大回顧展だそうです。⇒は本展の公式図録。 ■「大津絵」紹介、仏で出版 クリストフ・マルケさん(毎日):大津絵は江戸時代初期、大津市付近で誕生し、東海道を行き来する人々に土産物として好まれた。当時は『江戸の錦絵、京都の大津絵』として全国的に知られていた。
ART ■仏アルビで草間彌生展、水玉のオブッセッション(culturebox):草間さんは86歳。ファンの撮影にも気軽にこたえていらっしゃるようだ。ところでアルビと言えば、中世の異端宗派として知られるカタリ派の別名、アルビジョワ派で知られている。 ■ゴッホがオーヴェル=シュル=オワーズで亡くなって125年(動画 culturebox):ゴッホ目当てに村には年間20万人が訪れる。記念の年である今年はゴッホの人生において重要だった場所で美術展が開催。★…一度行きましたが良い所。 ■Un été d'expositions à Paris=今年の夏のパリの美術展(culturebox):Le design italien au Musée d'Orsay, la peinture congolaise à la Fondation Cartier, l'architecture humaine de Lucien et Simone Kroll à la Cité de l'architecture, exposition en plein air à Versailles avec Anish Kapoor ou voyage en pays inca au Quai Branly, un petit panorama des expositions à voir cet été à Paris.
CINEMA ■クマとネズミの友情を水彩画タッチで描き出す、フランスの長編アニメが8月に公開(ナタリー):長編アニメーション「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」が8月22日より東京のシアター・イメージフォーラムほかにて公開。「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」は、ベルギー出身の絵本作家ガブリエル・バンサンの代表作「くまのアーネストおじさん」シリーズを映画化したもの。大きくて無愛想なクマ、アーネストおじさんと小さなネズミの女の子セレスティーヌの奇妙な出会いや彼らの友情、冒険を水彩画のような淡いタッチで描き出す。 ■アメリカ人監督マーク・オズボーンによる映画『星の王子様』、フランスで水曜から公開(culturebox):C’est l’événement cinématographique de l’été. "Le Petit Prince" sort en salles ce mercredi. Cette adaptation du célèbre conte d’Antoine de Saint-Exupéry par le réalisateur américain Mark Osborne est un mélange de fantaisie et de poésie. ■フランソワ・オゾン監督の最新作『彼は秘密の女ともだち』の主人公を魅力的に演じたフランス映画界の新たなミューズ、アナイス・ドゥムースティエが来日(シネマトゥデイ):好きな日本映画や日本人監督は、「小津安二郎監督が好き。あと、宮崎駿監督のアニメが大好きで『魔女の宅急便』がダントツの1位。(主人公の)キキが好きなの! 2番目に好きなのは『となりのトトロ』」あと、宮崎駿監督のアニメが大好きで… ■フランスのバカンスとロードムービーは切っても切れない関係(映画.com):個人的なヒット作はミシェル・ゴンドリーが手掛けたバカンス映画だった。ふたりの少年がへんてこりんなキャンピング・カーに乗って旅をするロードムービー。 ■フランス映画はなぜ世界に注目される?『フランス映画祭』に学ぶ(CINRA): "映画というのは本質的に「世界」や「社会」に対して批判精神を持って、「表現の自由」を擁護し、その領域を広げていくものなのではないか。"
EUROPE ■「生きるのに向いていないから」健康な24歳女性の安楽死が認められる!!=ベルギー(Tocana) : 現在、世界において積極的安楽死(本人の自発的意思のもと、医師が自殺幇助すること)が認められているのは、ヨーロッパの数カ国や米国の一部の州に限られている。その中の1国であるベルギーでは、「生きるのに向いていない」という理由で死を望んでいる女性に対する安楽死が行われようとしているようだ。★…数人の精神科医の承認というのがひっかかる。物理的な末期症状が現れているというならばわかるが。 ■働かなくても最低限のお金がもらえる「ベーシックインカム」構想が実現すると何が起きるか現実の都市でテスト(gigazine):2016年1月、「ベーシックインカム」がどのような働きをするのかを実証するための大規模な実験が、オランダで4番目に大きな都市ユトレヒトで行われます。ユトレヒトで行われる実験は政府とユトレヒト大学とが共同で行うもので、政府から生活保護を受け取っている人々に対して相手が成人ならば約1000ドル(約12万円)、妻帯者や妻子持ちには約1450ドル(約18万円)を毎月無償で給付する、というもの。ベーシックインカムに対する従来の意見は、「人々が働く意義を失う」や「働く人が減少して国の経済が大きなダメージを受ける」など否定的な意見が多くありました。こういった仮説を実証するために実験を行う…
■パリでジャパンエキスポ開幕、コスプレ好きが大集合(AFP):「第16回ジャパンエキスポ」が2日、仏パリ北郊外のビルパントで開幕した。日本のアニメや漫画、ビデオゲーム、音楽、映画などエンターテイメントと、日本の伝統および現代文化がテーマのイベントで、開催期間は5日まで。 ■ツール・ド・フランス開幕!:出発= grand depart はオランダのユトレヒト。カウントダウンはもうすぐ。カウントダウンは仏語で compte a rebours ここにも書いています。⇒http://bit.ly/1IX8Sty ■欧州の熱波、一部で気温40度に 大規模停電も(AFP):猛烈な熱波が欧州を襲った2003年の夏には、域内全体で推計7万人が死亡した。 ■フランス訪問中の中国首相、温室効果ガス排出削減目標を発表(AFP):フランスは李首相を盛大に歓迎。中国企業が欧州航空機大手エアバスと180億ドル=約2兆2000億円規模の契約に調印。李首相の滞在中に約50の事業契約が調印される見通し。 ■ジョニー・デップの村、32億円で売りに出される(Huffpost):デップがフランス南部のサントロペ近郊にある村を売りに出している。2001年にジョニー・デップが当時の相方ヴァネッサ・パラディと一緒に購入。
JAPAN ■中国語検定の受験者数は4年間で半分以下に(JBPRESS):就職スキルとしての中国語の魅力が相当減退。同時に中国への関心自体が低下。仏検のデータをみたら、受験者は少しずつ減っている感じ。英語以外の言語に対する関心が減っているとよく聞くが。 ■生活「苦しい」、過去最高62.4%=平均所得は1.5%減−厚労省調査(時事): 同省は消費税率を8%に引き上げたことなどが影響と分析。ってそんなこと最初からわかってたんじゃ。消費税は所得が少ない世帯を直撃する。所得が少ないほど、ほとんどを消費に回さなければらないから。さらに10%だよ。この国の税制度の姑息さときたら。
EUROPE ■米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対(産経):同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下した。この判決によって、州が同性婚を禁じる法律はすべて違憲となり、全米で同性婚が認められることになる。 ■ZARAの従業員「人種差別」問題 40億円訴訟に発展(ForbesJapan):昨年8月、ZARAは、胸に黄色の星形が付いた子供向けシャツを販売したが、このデザインがユダヤ人が強制収容所で着用した服を思わせるとして批判を招き… ■メルケル首相がギリシャを手放さない大きな理由(Financial Times):メルケル氏は自らを欧州統合の守護者と見なしている。フランス政府が、かつて独仏エンジンという比喩を連想させた共通の指導的役割から退いてからは、なおのことだ。 ■今のEUは、すでに存在価値を失っている(東洋経済)加盟国のGDP成長率は現在に至っても依然として世界のほかの地域より低いまま。いかなる制度の枠組みも、有形の利益をその構成員に与えないかぎり存続しえない。 …
CINEMA ■パリの“今”を詰め込んだ旅のガイドブック「映画で歩くパリ」本日発売(映画ナタリー):目次には「アンナ・カリーナ VS ジュリエット・ビノシュ」「ボリス・ヴィアンとヌーヴェル・ヴァーグの香りを求めて」「ジーン・セバーグを探して」といった、フランス映画ファンの琴線を刺激するタイトルがずらりと挙げられた。さらに「ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜」のミシェル・ゴンドリー、「猫が行方不明」のセドリック・クラピッシュ、「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネによる街の見どころ紹介も。 ■オダギリジョーのフランス語&女装も、画家・藤田嗣治を描く映画『FOUJITA』予告編(CINRA):映画『泥の河』『死の棘』などで知られる小栗康平による静謐な世界観を垣間見ることが出来る。
WORLD ■日本も同じ? アメリカで2019年まで雇用が伸びる14職種(マイナビ):一番多い、36%の増加が予想されているサービスは「翻訳・通訳」。Google翻訳など翻訳も機械化が進みつつあるが、今後5年の間は人間の知能の方が信頼されるようだ。続いて29%の増加となったのは「医療施設」。「住宅リフォーム」「在宅ヘルスケアサービス」「ワイン・蒸留酒卸売」と続く。 ■セルフィー(自撮り) ならぬ Selfesse(自撮り尻)(LIBERATION):欧人の間で世界の有名スポットで自分のお尻を自撮りするのが流行っている。マレーシアの聖なる山でそれをやった輩達がいて、先日の大地震はそいつらのせいだと地元の人たちは怒り心頭。 ■今、日本人の海外移住先としてオランダが熱い理由(Lifehucker):今、海外移住に関心を持つ日本人の間で熱く語られている国、それは「オランダ」。日本国籍者はオランダで「労働許可なく就労できる」ようだ。★…知人の情報によると、正確には「日本国籍者で居住許可のある人」に限られるので、まずなんらかの滞在ビザを取得する必要があるようだ。
ART ■仏ベルサイユ宮殿に「女王の女性器」?カプーア氏彫刻展で物議(AFP):出展作品の1つについてカプーア氏が「女王の女性器」だとコメント。問題となっている彫刻は、鉄と石を素材とした高さ10メートル、長さ60メートルの抽象作品。年間500万人が訪れるベルサイユ宮殿の前庭に設置され、じょうご型の開口部が宮殿側を向いている。カプーア氏はこの作品に「Dirty Corner」という題をつけている。★…2010年の村上隆展も物議を醸して、ルイ14世の末裔の方が批判の先鋒に立っていた。
MUSIC ■映画『EDEN』90年代フランス、若きDJの栄光と挫折 - ダフト・パンクの楽曲に乗せた予告編も(FashionPress):フレンチ・ハウス時代の夜明けを描いた映画『EDEN/エデン』が、2015年9月に全国公開。ダフト・パンク(Daft Punk)、ディミトリ・フロム・パリス(Dimitri from Paris)、カシアス(Cassius)… ■日仏ロックフェスが協力(@ambafrancejp_jp) 日本のロックフェスティバル「サマーソニック」とフランスの野外フェスティバル「ユーロケエンヌ・ド・ベルフォール」がパートナーシップを結びました。今年夏、両者が初めて協業します。 ■Laurent Garnier au festival Yeah! (culturebox):★…フレンチテクノの大御所。おいくつなのかと思いきや、同世代なんだな。1時間半にわたるテクノフェスでの模様を。
MUSIC ■ブリジット「フレンチ・ミリオン・キス」- BRIGITTE / A BOUCHE QUE VEUX-TU?(AMAZON):オレリ・サーダとシルヴィ・オワロの女性ツイン・ボーカル・ユニット、ブリジットの日本デビューアルバムが発売!フランスで話題の、魅惑の歌声、印象的な楽曲。本国フランスではアルバムチャート初登場9位、iTunes総合アルバムチャート2位を記録!ブリジットは2人組のユニット。2011年にリリースされたファースト・アルバムが20万枚以上の売り上げを記録し、ダブル・プラチナ・ディスクに輝きました。またフランスのグラミー賞、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックで2012年度の最優秀新人グループに選出。 ■音楽は所有からアクセスへ(日々の音色とことば):国際レコード産業連盟は今年4月、2014年に世界の音楽市場でデジタル(ダウンロードおよびストリーミング)の売り上げが初めて物理メディア(レコードおよびCD)の売り上げを上回ったことを発表。
■定年退職前の厳しくも優しいロペス先生のもとで、勉強したり遊んだりする13人の子供たちの姿を追った、心温まるドキュメンタリー映画。Etre et Avoir―タイトルにもなっているこの二つの動詞から見ても、フランス人にとってのフランス語の始まりも、日本人がフランス語を始めるときと全く同じなんだな、と分かります。フランス語をやっている人なら、まるで自分も小学生になったような気分になり、子供たちと一緒に「うぃぃ〜!」「ぼんじゅ〜る、むっしゅ〜」と言ってしまいそう。