管理人:cyberbloom
★FRENCH BLOOM NET は「フランス」の情報化のプロジェクトです。具体的には、フランス語を学ぶ人やフランスに関心のある人のために、フランス関連情報を記事にして、カテゴリー別に蓄積しています。週末には「週刊フランス情報」と題して1週間のフランス関連ニュースをピックアップしています。この他にもサイトを運営しています。 □精鋭ライターによる投稿サイト:FRENCH BLOOM NET □仏検&フランス語学習サイト:FRENCH BLOOM CAFE □音楽専用サイト:FRENCH BLOOM MUSIC □インスタントストア:FRENCH BLOOM STORE ★当方、大学でフランス語を教えているメンバーを中心としたグループです。詳細やお問い合わせに関しては「ABOUT & PROFILE」をご覧ください。
お父さんフランシス・コッポラの「地獄の黙示録」に使われていたドアーズの「ジ・エンド」も映画に決定的な色合いを与えていたが、ソフィア・コッポラの過去作品、「ヴァージン・スーサイズ」や、東京を舞台にした「ロスト・イン・トランスレーション」でも音楽の使い方が注目された。「ヴァージン」ではフランスのユニット、エール AIR が、「ロスト」では MY BLOODY VALENTINE のケヴィン・シールズ Kevin Shields が起用された。エールのサントラはアルバムとしても十分聴ける完成度。ノイズギターが凄かったマイブラはすっかりご無沙汰だが、90年代の最高のバンドだった(「Loveless」は必聴)。
確かに左に傾いている(でも右に傾いているとも言えるよな)。文春のライターも書いていたが、クリステル姉さまの顔に見とれていたら、ニュースの内容なんて頭を素通りしてしまうし、松本キャスターの影もいっそう薄くなる。松本さんがアメリカ通だろうが、英語で気の利いた質問をしようが関係ない。あのアングルは少しタレ目なクリステル姉さまをいかに見(魅)せるかということから導き出されたのだろう(実際 Wikipedia に番組スタッフの証言があった。やっぱりそうなんだ)。それによって伝達される情報量はさらに減少させる。映像の左傾化による情報の右傾化作戦だ。「事実を多面的に切り取る」というメディア本来の役割を完全に捨ててしまったメジャー・メディアのニュースなんて、もはや情報としての価値は全くない。結果的に「くりろぐ」のような視点が「ニュース JAPAN」の最も正しい見方と言えてしまう。
1. Beaujolais vin de primeur 2006 Philippe Pacalet 2. Beaujolais villages nouveau tradition 2006 Henry Fessy 3. Beaujolais villages primeur Château du Montceau "Les lapins monopole" 2006
■凱旋門賞 Prix de l’Arc de Triomphe ★賞金総額200万ユーロ(3億円):1着賞金114万2800ユーロ(1億7000万円) ★斤量3歳:56 kg; 4歳以上:59.5 kg 1/2 (牝馬- 1 .5kg ) ★2400m、芝
■出走馬 1)DEEP IMPACT JPN M.PS. 4 ans Par SUNDAY SILENCE USA et WIND IN HER HAIR IRE Y TAKE 59,5 kg 2)HURRICANE RUN IRE M.PS. 4 ans Par MONTJEU (IRE) et HOLD ON GER KF FALLON 59,5 kg 3)SHIROCCO GER M.PS. 5 ans Par MONSUN GER et SO SEDULOUS USA C SOUMILLON 59,5 kg 4)PRIDE F.PS. 6 ans Par PEINTRE CELEBRE USA et SPECIFICITY USA CP LEMAIRE 58 kg 5)RAIL LINK GB M.PS. 3 ans Par DANSILI GB et DOCKLANDS USA S PASQUIER 56 kg 6)SIXTIES ICON GB M.PS. 3 ans Par GALILEO IRE et LOVE DIVINE GB L DETTORI 56 kg 7)IRISH WELLS M.PS. 3 ans Par POLIGLOTE (GB) et SIGN OF THE VINE (FR) D BOEUF 56 kg 8)BEST NAME GB M.PS. 3 ans Par KING'S BEST USA et FLAWLY (GB) O PESLIER 56 kg
FRENCH BLOOM NET(メインブログ)の方に立て続けに2本、ヴァネッサ・パラディのエントリーを書いた。ヴァネッサ・パラディは「パイレーツ・オブ゙・カリビアン」で脚光を浴びているジョニー・デップの妻で、2人の子供まで儲けている。世界の女性たちの羨望の的であるが、そもそも何でジョニー・デップとヴァネッサ・パラディがくっついたの?という根本的かつミーハーな疑問がわいてきた。
で、調べてみたら、こういうのを見つけた。「ヴァネッサ、ジョニーを語る」というインタビュー。フランス語のインタビューだが、英語の字幕がついている。「Johnny on Vanessa」というジョニーがヴァネッサを語るインタビューもあった。
例えば、MC Solaar は洗練された文学的なラップで知られているが、1994年に国民議会の演説で当時の文化大臣、ジャック・トゥーボンがフランス語の擁護者としてSolaarソラーの名を挙げ、「現代のランボー Nouveau Rimbeaud」と賞賛したのは有名なエピソードだ。ソラーはフレンチ・ヒップホップの系譜よりも、レオ・フェレ、ジョルジュ・ブラッサンス、セルジュ・ゲーンズブールなどのフランスの伝統的な詩人=ミュージシャンの系譜に数えられたりする。またル・モンドがアルバムや発言を紹介したり、高校や大学でソラーのラップが授業の教材として取り上げられたり、インテリ好みのラッパーだ。当然、その一方でハード系のラッパーたちからは、システムへの妥協だと非難される。
フランスのポストコロニアルな状況において、移民系のミュージシャンが、アメリカの黒人文化に端を発するラップという形式を用いて、フランス語を新鮮に響かせ、言語を通したナショナリズムの顕揚に動員されるという興味深い事態に注目しよう。一方で、Daft Punk ダフトパンクのようなグループ(フレンチ・エレクトロが富裕層の子弟によって担われているという指摘もある)が、英語で歌ったり、日本のアニメーターとコラボしたりして、脱ナショナルな、グローバルなものを志向している。
移民系の若者の最大の敵と目されていたサルコジと、移民系の若者の代表であるはずのラッパーが肩を並べてTVに映り、公然とサルコジを支持したものだから、怒りと絶望がラップ界を渦巻いた。長いあいだジネコと親しかったひとりの大物、ストミイ・ビュグシ Stomy Bugsy(1994年にジネコらと Minister Amer というグループを結成している)が、左派系の「リベラシオン紙」に、「裏切られた気持ちだ、仲間を分断し、移民をスケープゴートにするようなやつは支持できない」と訴えた。さらにこう続けた。
ブルーノ(ドク・ジネコの本名)がサルコジに接近しているという噂を耳にした。1月の半ば、NRJ・ミュージック・アワードの授賞式の際に、「噂は本当なのか」と問いただしたが、「それは噂にすぎない」と断言した。オレと目と目を合わせながら、ウソをついたわけだ。オレは悲しい。いまでも理解できないでいる。オレはあいつの兄の関係にあり、あいつのデビューの手助けをしてやったのもオレだ。オレの目の前ではあんなことを宣言できなっただろう。しかし、右側に寄るにしても、あいつはジュペやヴィルパンを非難してたんだ。誰を支持してもかまわないが、サルコジだけはダメだ。サルコジは移民を貧困に陥れ、家族を分断し、(国外に退去させるために)子供をつけねらう張本人だ。ブルーノはいつも挑発的なやり方をする。しかし、理解できない。金が絡む罠があったにちがいない。あいつは悪魔に魂を売ったんだ−Il a vendu son âme au diable!
フランスのテレビ局 CANAL+(カナル・プリュス)にジダンが出演し、「頭突き(coup de tête ou coup de boule)」の真相を語った。インタビューがサイトで公開されていたので、早速見てみた。18分あまりのインタビューだが、リラックスした雰囲気で進行し、12分あたりから、核心部分に入る。
あの行為は、イタリアのデフェンダーが吐いた"des mots très durs"(とてもひどい言葉)が原因で、それはジダンの個人的な部分、母親と姉妹に関することだったという。そして、"Ce geste n'est pas pardonnable… "(あの行為は許されない)と認めた上で、いつもやった方が罰せされてしまうが、ひどい挑発があったから反応せざるを得なかったと弁明。具体的には、"Il y a une provocation, une provocation très grave, c’est tout." (挑発が、とても深刻な挑発があった。それがすべてだ)…"Il faut sanctionner le vrais coupable, le coupable, c'est celui qui provoque."(本当に悪い者が罰せられなければならない。悪いのは、挑発した者だ)とマテラッツィを非難していた。毅然とした弁明の合間に、あのシーンを見ていた多くの子供たちや多くのファンには申し訳ないと何度も繰り返すのを忘れていなかった。
FIFAは両選手から直接事情を聴くことに決めたようだ。処分を決める上では人種差別的な言葉があったかどうかが焦点になる。マテラッツィに人種差別的な言葉があったと認定された場合、マテラッツィに処分が出るのは間違いない。欧州各国ではアフリカ系選手らへの偏見や差別が根強く残っている。FIFAは今季から人種差別行為に対しては、勝ち点のはく奪を含めた厳罰姿勢を示し、今大会でも差別反対の啓発活動に力を入れていた。準々決勝の試合前には、8チームの主将が差別撲滅の声明文を朗読し、ジダンも観衆の前で、"Dites non au racisme."(人種差別にNOと言ってください)とフランス語で呼びかけていた。
■定年退職前の厳しくも優しいロペス先生のもとで、勉強したり遊んだりする13人の子供たちの姿を追った、心温まるドキュメンタリー映画。Etre et Avoir―タイトルにもなっているこの二つの動詞から見ても、フランス人にとってのフランス語の始まりも、日本人がフランス語を始めるときと全く同じなんだな、と分かります。フランス語をやっている人なら、まるで自分も小学生になったような気分になり、子供たちと一緒に「うぃぃ〜!」「ぼんじゅ〜る、むっしゅ〜」と言ってしまいそう。