★フランスのヒットチャートを見ると、ファタル・バズーカFatal Bazooka の"Fous ta cagoule" (2週トップ)と"Mauvaise foi nocturne" (6週トップ)、カミニKaminiの"Marly-Gomont" (7週トップ)、ヤニク・ノアYannick Noah の"Aux Arbres Citoyens" (1週トップ)などがヒット。ファタル・バズーカとカミニはラップのグループ。カミニは同曲のVCがネット上でブームになった。ヤニク・ノアは1983年の全仏オープン男子シングルス優勝者。テニス選手引退後、歌手になったが小さいころからジミ・ヘンドリックスに憧れ、音楽の道も選択にあったようだ。
★フランスでもクリスティーナ・アギレラの"Hurt" 、ブリトニー・スピアーズの"Gimme more"は大ヒット。

★今年はミッシェル・ポルナレフの復活が話題になった。7月14日の革命記念日にシャン・ド・マルスでポルナレフの無料コンサートが行われた。
★今年1月に、カーラ・ブルーニ(現在、サルコジ大統領の新しい恋人)が「
ノー・プロミセズ No promises」を発表。英語で歌い、歌詞はアイルランドの詩人ウィリアム・イエーツや米詩人エミリー・ディキンソンの作品から引用しているが、前作「風のうわさ Quelqu’un m’a dit 」ほどのヒットにはなっていない。8月にヴァネッサ・パラディが「Divinidylle」を発表、相方、ジョニー・デップが描いたジャケットの絵が話題になった。
★カネボウのシャンプー、SALA の音楽に使われた
ダフネが日本で注目された。SALAと言えば以前、フランスのロックバンド、Pleymo の曲が使われ、CM制作者はフランスの音を意識して使っているのかも。

★タイム誌が投げかけた「
フランス文化の死」論議で、誰もフランスのグループだと知らなくて聴いていると言われたジャスティス Justice 。Xavier de Rosney(グザヴィエ・ドゥ・ロズネ)と Gaspard Auge(ギャスパール・オジェ)によるエレクトロ・デュオ。ジャスティスはロック・シーンとクラブ・シーンを繋ぐ架け橋的な存在として、ヨーロッパ全土で圧倒的な支持を得ている。リミキサーとしても、フランツ・フェルディナンドからブリトニー・スピアーズ、ファットボーイ・スリムまで、ジャンルを超えた幅広い層のビッグ・ネーム達から引っ張りだこ状態。そして今年は"
D.A.N.C.E"が、MTVヨーロピアン・ミュージック・アウォーズ(2007年11月1日、昨年もビデオ“We Are Your Friends”で同賞を2年連続で受賞、)でビデオ・オブ・ジ・イヤーを獲得した。ビデオの監督は75Prod’Jonas & François、ビデオ中のイラストレーションはSo Meが手がけている。またジャスティスは同賞のベスト・フレンチ・アクトも獲得。彼らのデビュー・アルバム "
†" はフランス国内で既に100,000枚の売上を記録し、世界では250,000枚以上のセールスを上げている。来年1月の来日公演も決定!(大阪BIG CAT:2008/1/23、東京STUDIO COAST:2008/1/24)。

★7月には、前アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が呼びかけた地球環境保護コンサート、「ライブ・アース」( Live Earth)が世界9都市で同時開催された。地球温暖化の危機に対して関心を促すグローバルなイベントで、ポリス(ニューヨーク)、マドンナ(ロンドン)、レニー・クラヴィッツ(リオデジャネイロ)などが出演。日本では京都の東寺などで開催され、再結成されたYMO(Yellow Magic Orchestra)が登場した。ゴア氏は今年のノーベル平和賞も受賞(ゴアは原子力発電の利権と関わっていて、彼の地球温暖化の主張には「不都合な真実」が隠れているのではないかと個人的には疑念を持っている)。
★12月10日、ロンドンでレッド・ツェッペリンの27年ぶりの再結成チャリティーコンサートが行われた。沢尻エリカもコンサートにかけつけたと報じられていたが、大ファンなんだそうだ。ドラムのジョン・ボーナムは1980年にすでに亡くなっていて代わりを息子が務めた。
★ポルナレフ、ライブアースのポリス、YMO、そしてレッド・ツェッペリン。再結成(復帰)の話題ばかり。音楽シーン自体が行き詰まり、新しいものが出てこない証拠なんだろうか。再結成バンドって全く興味がないなあ。70年代の終わりごろだったか、渋谷陽一がラジオ番組で、○十年後のレッド・ツェッペリンという話をしていて、よぼよぼのジミー・ペイジが、中身をくりぬいて軽量化したダブルネックギターで登場するとか、ふざけて話していたが(リスナーのハガキを紹介したのかもしれない)、何だかそれが現実になったようなトホホ感があった。ちゃんとダブルネックで「天国への階段」を弾いてたけどね。私も中学生のとき「天国への階段」弾きたさにギターを買い一生懸命コピーしたくちです。とはいえ、ツェッペリンを久しぶりに聴きたくなり、早速、iPodに Achilles Last Stand, The Song Remains The Same, The Rain Song , Battle Of Evermore などを入れたが、やはり色褪せない名曲ばかり。ツェッペリンはハードロックというよりは、ケルトを初めとする様々な音楽を取り込んだ実験色の強い音楽。安易に様式化していった他のハードロックバンドと一線を画すところだろう。若い人も沢尻エリカにならってぜひ聴いてみてください。
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Led Zeppelin / Stairway to Heaven(London,10 December 2007)
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Justice / D.A.N.C.E(Version Finale)
cyberbloom

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posted by cyberbloom at 00:00| パリ

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