2008年02月03日

週刊フランス情報 28 JANVIER - 3 FEVRIER

フランス、NATO完全復帰へ
■フランスのサルコジ大統領は1日夕、北大西洋条約機構(NATO)のデホープスヘッフェル事務総長と就任以来、初めて会談し、4月初旬のルーマニアの首都ブカレストでのNATO首脳会議で、フランスが1966年に脱退した軍事機構への完全復帰を正式に表明する意思を伝えた。
(2月2日、産経新聞)

仏大統領、ソジェンの買収狙う動きあれば介入の構え
■フランスのサルコジ大統領は、トレーダーの不正取引で巨額損失を出した銀行大手ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)<SOGN.PA>について、問題に乗じて買収を狙う動きがあれば介入する構え。首相の顧問の1人が27日、テレビで述べた。
■顧問は、政府はいつも企業を買収から防衛するわけではないが、ソジェンのケースについては、介入することもあり得る、としている。
■サルコジ大統領はソジェンを外資から守るつもりか、との質問に対して、顧問は「このケースでは、問題に乗じる動きがあれば、政府は黙って見ていることはないだろう」と明言。「政府が介入するという決定が下される、という意味ではない。状況を見守る」としている。
■サルコジ大統領は財務相時代の2004年、エンジニアリング会社アルストムの救済を主導し、同社を破たんから救った経緯がある。それ以降も危機に直面したフランス企業を防衛する姿勢を示している。フランス政府は他国の銀行が買収に動いた場合は「必要なら防衛する」とけん制している。
(1月28日、ロイター)
★フランスには「文化特例」ならぬ「企業特例」という切り札もあるのか。銀行の場合は、国境を超えた買収、合併はよくある話で、欧州連合(EU)はこのフランス政府のナショナリスト的な動きに批判的な態度を示している。しかし、フランス人のソジェンに対する愛着は深いようで「We love SG」というパネルを持ったプチデモもテレビに映っていた。ソジェンを買収する国内外の動きが活発化していて、すでにBNPパリバがロイターに対しソジェン買収を検討していることを明らかにしている。1日付のレゼコー紙 Les Echos によると、フランスの銀行大手クレディ・アグリコールも買収を提示する可能性を探るため、ラザードと自社傘下にあるカリヨンとアドバイザー契約を結んだ。一方、レゼコー紙によると、ソジェンは買収から身を守るため、メリルリンチおよびロスチャイルドと契約した。

カーラ・ブルーニが愛した男たち
■90年代には“最も美しいスーパー・モデル”と呼ばれ、シャネルやクリスチャン・ディオールなど名立たるメゾンのコレクションでランウェイを闊歩し、ヴォーグやエルの表紙を飾っていたカーラ・ブルーニが、ミュージシャンとしてアルバムを発表したニュースは、驚きと熱狂をもって迎えられた。
■モデルとしてのキャリアだけではなく、イタリア貴族の血筋、両親は音楽家、祖父は著名な事業家、姉は女優、スター達との恋…と華麗な肩書きに枚挙の暇がないカーラ・ブルーニ。そんな彼女に加わった強烈な一発が、先日のサルコジ大統領と結婚話。ディズニーランド・デートの激写に始まり「彼からプロポーズされた」とあっさり認めるあたり、これがホントのスーパースターなのねー、とうなずくばかり。ミック・ジャガー、エリック・クラプトン、ドナルド・トランプと、名だたるVIPたちと浮名を流してきたカーラにとっては、フランス大統領と言えど、ただの男=ワン・オブ・ゼムに過ぎないのでしょうか。
(1月28日、BARKS)
★とうとう昨日(2日)、結婚しちゃったみたいですね。TF1によると、エリゼ宮での短い結婚式 ceremonie rapide だったようで、シルベスター・スタローンや前妻のセシリアさんも立ち会ったようです。サルコジ大統領は2度離婚しているので、宗教的な結婚はできず、市民としての結婚 mariage civil しかできないようです。自分で書いておきながら、このニュースにもうんざりしてきました。大統領との噂が出て以来、カーラのアルバムは封印され、全く聴く気が起こらないのですが、そういうファンは多いでしょう。サルコジの悪人顔とカーラのクールな表情は冒涜的と言っていいくらい対照的。ところで、カーラ・ブルーニの日本オフィシャル・サイトでは、「カーラ・ブルーニが愛した男たち」と銘打った企画が連載中。あくまでミュージシャンとしての彼女を理解するための企画のようです。カーラはこういう騒動の中でも次のアルバムを製作中とか。
□「カーラ・ブルーニが愛した男たち」

L'Arc~en~Ciel、初フランス公演含む大規模ツアー決定! 
■全国アリーナツアーを展開中のL'Arc〜en〜Cielが早くも次のツアーを発表!4月19日の中国公演を皮切りに7ヵ所10公演で32万人を動員する大規模なツアーで、自身初となるフランス公演も開催される。フランス語で「虹」を意味するL'Arc〜en〜Cielが、聖地でどのようなパフォーマンスを行うのか、注目されるところ。フランスで毎年7月に行われているジャパン・カルチャーの祭典“JAPAN EXPO”で昨年、ライヴビデオを上映したところ会場に数千人のファンが殺到。このことがきっかけで、現地プロモーターから声がかかったことによりアリーナ規模での公演が決定したようだ。
(2月1日、Musicnet)

「Firefox」のシェア快調、フィンランドでは45%
■世界的な優勢を誇る『Microsoft Internet Explorer』(IE)に対抗する、オープンソースのウェブ・ブラウザー『Mozilla Firefox』が、ゆっくりではあるが着実な進撃を続けている。
■Firefoxは何年も前からIEに次ぐ地位にあるが、利用者は着実に増え続けており、ヨーロッパ諸国の中には、Firefoxが優勢になりそうなところさえ出てきている。これは主に、オープンソースの開発モデルによって可能になった、素早い国際的な取り組みの賜物だ。
■フランスのインターネット・トラフィック分析会社XiTi Monitor社が発表した新しいデータによると、2007年にFirefoxは、複数の国でポイントを数パーセント伸ばしたという。Firefoxが最も愛用されている国はフィンランドで、シェアは45%になる。ポーランド、スロベニア、ハンガリーも40%台だ。これらの北欧、東欧諸国を除く西欧諸国の中ではドイツがトップで、シェアは34%。
■Firefoxのユーザーが最も多い大陸はオセアニア(オーストラリア、ニュージーランド、およびその沖合いの島々)だ。オセアニアでの2007年12月のシェアは31.1%に達している。
■Firefoxが国際的に、特に小さな人口の少ない国で好調な理由の1つは、オープンソース文化の主要な恩恵の1つにあるといえる。Firefoxでは、異なる言語へのローカライズが非常に迅速に行なわれるからだ。
(1月29日、WIRD VISION)

M・ポルナレフ仏歌手長者番付1位、人気復活、9億円稼ぐ
■「シェリーに口づけ」などのヒット曲で知られるフランスの往年の人気歌手ミッシェル・ポルナレフ(63)が、28日付仏紙フィガロに掲載された毎年恒例の歌手長者番付で1位になった。昨年3月から34年ぶりに仏国内で行ったツアーが大成功し、年収は571万ユーロ(約9億円)に達した。2位は大御所のロック歌手ジョニー・アリディ(64)で年収302万ユーロ、3位はテニス選手から歌手に転進したヤニック・ノア(47)で230万ユーロ。
■ポルナレフは1970年代、「シェリーに口づけ」のほか「愛の休日」「愛の願い」などの美しいメロディーと、奇抜なサングラス姿で、日本でも人気者になった。その後米ロサンゼルスへ移住していた。 
(1月28日、時事通信)
□関連エントリー「2007年の音楽シーン回顧
□関連エントリー「ミッシェル・ポルナレフ

08年春夏パリ・オートクチュールコレクション
■【動画】ポール・スミス、08/09年秋冬メンズコレクションを語る
■【動画】ジョルジオ・アルマーニ、アルマーニ・プリヴェ08年春夏コレクションを語る
■【動画】クリスチャン・ラクロワ、08年春夏オートクチュール・コレクションを語る


★commented by cyberbloom

rankingbanner_03.gif
↑ライターたちの励みになりますので、ぜひ1票=クリックお願いします!

FBN22.png
posted by cyberbloom at 19:18| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/82252384
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック