2008年02月02日

2月2日はクレープの日

Blinis & Crepesこの時期日本では「節分」が重要なイベントだが、フランスのテレビを見ていたら、2月2日は「クレープの日」だと言っている。もともと2月2日はキリストの生誕から数えて40日目の「ロウソクの祝日La Chandeleur」。5世紀にローマ教皇のジェラーズ1世が異教の儀式だったロウソクの祭りを「幼子イエスの奉献の祝日」(ルカの福音書2章22-38節に由来)と結び付けた。ジェラーズ1世はローマに来た巡礼者たちにクレープをふるまっていたことから、「クレープの日」にもなった。クレープは丸くて黄金色をしているので、暗くて寒い冬の終わりと春の到来を告げる太陽を連想させる。フランスでクレープといえばブルターニュで、起源は関係ないとはいえ、やはりこの日はブルターニュで盛り上がるようだ。そのうち日本にも「クレープの日」が導入され、バレンタインデーや節分と並ぶ2月の重要なイベントになるかも。


cyberbloom

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posted by cyberbloom at 08:12 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事+トレンド特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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クレープの日のシードル
Excerpt: フランスでは2月に la chandeleur(シャンドゥルール)という クレープの日があります。 デパートやスーパーなどには クレープ用フライパンやクレープ粉が並ぶので なんと..
Weblog: フランスのおいしいもの。petit magasin
Tracked: 2008-02-05 16:59
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