★「クーリエ・ジャポン」の今月号は引退から500日が経過した中田英寿の責任編集。表紙はアジアの放浪の果てにたどり着いた死海でのショット。★「外国から見た日本」コーナーでは、仏「ル・モンド」紙の「28××年、日本が滅びる」が紹介。日本が沈没するという話ではなく、人がいなくなるという話のようだ。当の日本人は少子高齢化の大きな波に何の危機感も抱いていないというフランスからの警告だ。日本人はテクノロジーを駆使して、移民ではなく、ロボットに仕事をさせることで少子高齢化を克服しようとしてきたが、若い世代が少なくなってしまっては開発力も期待できない。それに対して、抜本的な少子化対策(子育て支援)、移民の受け入れ、女性の地位の向上、という3つの緊急の処方箋も提示されているが、何度も議論のテーブルにはのぼりながら、与党の保守的な考えによって阻まれてきたものばかりだ。移民の受け入れは日本人の閉鎖的な性質上、そのコストとリスクを慎重に考える必要があるのだろうが、1つ目と3つ目は積極的に推進すべきプランだろう。女性の地位の向上とは、女性にしかるべき地位についてもっと働いてもらうということだが、これに関しては今もなお先進国でも最低水準にある。それに加え、日本人はプチブル根性に侵されきっていて、次世代への想像力が働かず、自分が逃げ切ることしか考えていないのではないかと思えてくる、今日この頃である。
■ロシア土産の代表格マトリョーシカが再ブレイク!
今、マトリョーシカがブームである。雑貨ショップには人形をはじめとしたマトリョーシカのアイテムが並び、ヤフーオークションでも、手作りをメインとしたマトリョーシカのグッズが常時600点前後出品されている。マトリョーシカとは、ご存知のように胴体の部分でふたつに分かれ、入れ子構造になった置物。ロシアの土産物で、カチューシャをつけた女性像がメインだが、最近ではエリツィンやゴルバチョフなど歴代大統領のマトリョーシカもあり、バラエティに富んだものが作られている。
(11月15日17時0分配信 オリコン)
★テルミンって楽器、知ってますか?これもマトリョーシカに負けないくらい密かなブームを呼んでいると聞く。テルミン (Theremin) は、1919年に旧ソ連の発明家レフ・セルゲーエヴィッチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器。テルミン本体に手を接触させることなく空間中の手の位置によって音程と音量を調節する。 テルミンの本体から通常2本のアンテナが伸びていて、それぞれのアンテナに近付けた一方の手で音程を、もう一方の手で音量を決める。安定した狙った音階を出すことは難しく、演奏には熟練を要するようだ。しかし、最近はミニ・テルミンも登場し、手軽に演奏を楽しめる。そして、なぜか、マトリョーシカとテルミンを組み合わせた「マトリョミン」なるものが日本人の手によって開発され、注目を集めている。なぜマトリョーシカなのかはよくわからない。単に旧ソ連つながりなのか。
□マトリョミンによる「ムーン・リバー」
★テルミンの魅力はコズミックな響きにある。コーネリアスの小山田君もテルミンを使うことで有名なアーティストのひとりだが、ライブで使っているのもよく見かける。こういうコズミックな曲に合う(Star Fruits Surf Rider)。楽器の音は、楽器を作っている金属や木などの素材に似るわけだが(一種の自然のミメーシスと言える)、テルミンの音は自然界に存在する何ものにも似ていない。まさにコズミック(宇宙的な)音なのだ。シンセサイザーもどこにもない音や響きを合成すべきもので、ピアノやオルガンの代わりに弾くものではない。
■「黒色すみれ」フランスツアー決定
ゴスロリ(ゴシック&ロリータ)女性デュオ「黒色(こくしょく)すみれ」が23日からフランスでのライブツアーを敢行することが13日、分かった。フランスは現在、空前の“ゴスロリブーム”。2人は4作目のアルバム「軌道の鉱夫と双子の星」を引っ提げ、パリ、ボルドーなどを回る予定で「日本国内はもちろん、いろんな国を回ってみたい」と今後の抱負を語った。フェリス女学院大学音楽部出身のボーカル(アコーディオン&ピアノ)のゆかと、国立音楽大学出身で、ロリータ雑誌などで読者モデルを務めるさち(バイオリン)の異色ユニット。インディーズながら“ゴスロリ界”ではすでに有名で、新宿・歌舞伎町で2人が経営する喫茶店「すみれの天窓」には、ヨーロッパ各国から熱狂的なファンが押しかけている。ジョニー・デップとのコンビで知られる鬼才ティム・バートン監督も「iPodに歌を入れてるよ」と、来日中に店を訪れたことがあり、仏ツアーをきっかけに、人気が世界的に爆発する可能性もある。(11月14日、デイリースポーツ)

★こういうの80年代にもいくつかあったなあと軽い既視感を覚えつつ、「黒色エレジー」ってバンドもいたよなあと、youtubeで黒色すみれのVCを探してみると、何とゼルダの「私の楽団(オーケストラ)」のカバーをしているではないか。ゼルダ Zelda とは、ゲームでも、フィッツジェラルドでもなく、1979年に結成されたガールズバンド。確かにゴスロリのテイストがあったし、この曲が収められた80年代の名盤のひとつ「カルナヴァル」はレトロと近未来が絶妙にブレンドされたアルバムだった。黒色すみれの方はアングラなシャンソン、レトロな日本歌謡。あと曲のタイトルを見ると、宮沢賢治の影響もあるのかな。果たしてフランスでウケるだろうか。「私の楽団(オーケストラ)」に関してはゼルダの原曲の方がいいなあ。黒色すみれでは、「ぜんまい少女箱人形」に収録。
□私の楽団(オーケストラ) / 黒色すみれ
■今週のyoutube
★あるブログで、私の「ミッシェル・ポルナレフ」のエントリーを紹介していただき、そこに「シェリーにくちづけ」の空耳動画も一緒に載っていた。フランス語の歌詞をあらかじめ知っているのと知らないのでは、聞え方が違うのかもしれないが、なかなかよくできているのでは。
http://jp.youtube.com/watch?v=MCBS8-kh3e0
■フランスで紹介された箱根の「ボージョレ・ヌーボー温泉」
■オシム監督119番、フランスから、日本の知人つかまらず
オシム監督を日本に招くなど、深い関係を持つフランス在住の祖母井(うばがい)秀隆・グルノーブル(フランス2部リーグ)GMは16日、オシム監督が倒れた直後の様子を語った。15日午後6時(日本時間16日午前2時)ごろ、祖母井さんは(息子でJ1千葉の)アマル・オシム監督から「何人かに電話したがつかまらないので、そちらから救急車を呼んでくれないか」という電話を受けた。フランスからは日本の119番に通報できないため、祖母井さんは何人かの知人に電話をかけ、深夜に起きていた人から通報してもらったという。祖母井さんは「自分がジェフにいた時は、いつでも連絡が取れた。私が日本にいれば」と悔しがり、「ここ2日間ぐらいが危ないと聞いている。回復を祈るしかない」と語った。
(11月17日、読売新聞)
★フランスでもオシム氏の病気のニュースが報道されている。日本で病名は「急性脳梗塞」と伝えられているが、フランスでは「心臓発作 attaque cardiaque 」となっている。どちらなのだろう。いずれにせよ、速やかな回復をお祈りいたします。
L'entraîneur du Japon Ivica Osim dans un état critique après une attaque cardiaque(16 nov, AFP)
cyberbloom
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