2007年10月14日

週刊フランス情報 8 - 14 OCTOBRE

フランスとロシアの首脳会談、溝埋まらず
ロシアを初訪問したフランスのサルコジ大統領は10日、モスクワのクレムリンでプーチン大統領と会談し、イランの核開発やセルビアからのコソボ自治州の独立など欧米とロシアが対立する政治問題のほか、エネルギーを含む2国間の経済協力について協議した。しかし、政治問題では双方の溝は埋まらなかったようだ。サルコジ大統領は会談後の共同記者会見で、双方がイラン問題について深く話し合ったことを明らかにしたうえで、「双方の立場が少しだけ近くなった」と述べた。プーチン大統領はこれに対し、「われわれはイランが核兵器を開発しているという証拠はない。したがって、イランにはそのような計画はないという結論が導ける」と強調し、ウラン濃縮の継続を表明するイランへの新たな制裁発動を視野に入れている米仏と、制裁に反対するロシアとの溝が埋まらなかったことを暗示させた。イランで同国初の原子力発電所建設にあたるロシアは、制裁に強く反対し、国連安全保障理事会での追加制裁決議は11月まで延期された。プーチン大統領は、来週にイラン訪問を予定している。サルコジ大統領はその前に、欧州側の立場に変化のないことを伝えたものとみられる。コソボの独立についても、サルコジ氏は「これは欧州の問題である」と述べ、独立に反対するロシアの意見は参考にするものの、同問題は、最終的に欧州自身で解決することになるとの明確な姿勢を示し、ここでも双方の深い溝を感じさせた。
(10月11日、産経新聞)

サルコジ大統領が離婚の危機?仏メディア報道
フランスのサルコジ大統領とセシリア夫人が離婚の危機を迎えているという報道が仏メディアの一部に出始めた。夫妻は過去に何度か離婚の危機を乗り切ったが、仏大統領の離婚となれば前例がなく、主要メディアはかたずをのんでエリゼ宮(大統領府)の動きを見守っている。離婚騒動を最初に伝えたのは隣国のスイス紙。12日には仏地方紙レスト・レピュブリカンが「大統領報道官が記者会見で発表する」と報じた。マルティノン報道官は同日、「その手の噂(うわさ)にはノーコメント」としたが、13日にはニュース専門ケーブルテレビ局などが「離婚の噂が広がる」(LCIテレビ)などと報じた。
10月14日8時18分配信 読売新聞

仏、ラグビー景気、英仏決戦に4万人が英国から応援
ラグビー・ワールドカップ(W杯)の主催国フランスがラグビー景気に沸いている。13日夜(日本時間14日未明)には、パリ郊外のスタド・ド・フランスで前回の覇者、イングランドとの準決勝が行われる。仏当局によると応援のため英国から約4万人がやってくる。英仏間の超特急ユーロスターも、11日から13日まで3本の臨時列車を増発する。シャテル消費・観光担当閣外相によると、今回のワールドカップ期間中(9月7日~10月20日)、フランスを訪れる観光客は約35万人。パリやマルセイユ、ボルドーなど試合が開かれる都市のホテルは9月以来満室状態。9月のホテル、飲食業界の売り上げは通常より1億5000万ユーロ(約249億円)増で、どこもホクホク顔だ。今回の決勝リーグには、ニュージーランド、アルゼンチン、オーストラリアなど遠方の国が多く残ったこともあって、応援と同時に観光を兼ねて少なくとも1週間は滞在する人々が多いため、売り上げ増につながったという。自宅での観戦用に大型薄型テレビを購入するファンもおり、フランスでは8、9月の売り上げが通常の84%増で、2カ月で72万台が売れた。ルモンド紙によると、インターネットでは正規の入場料の3、4倍、1枚1000ユーロ(約16万5000円)の闇切符が売買されているという。
(10月13日、産経新聞)

アニメの制作現場から悲鳴、労働環境改善求め協会設立へ
休みなしで原画を200枚描いても月数万円、社会保障や退職金もない−−。アニメ大国と言われながら、長時間労働と低賃金で人材離れが進むアニメ制作現場の労働環境を改善しようと、アニメーターや演出家が13日、「日本アニメーター・演出協会(JAniCA)」を設立する。アニメ業界で抗した団体が出来るのは初めてで、賃金アップや残業代の支給を業界に訴えていく。
(10月13日、毎日新聞)
★日本のアニメが世界に広がった理由のひとつにこれがある。日本のアニメは制作費がとても安いのだ。ひとつは「リミテッド・アニメ」という必要な絵の枚数を極端に減らす手法が定着したこともあるが(それに対して「フル・アニメーション」は1秒間につき24枚の絵を使い、滑らかに絵を動かす)、やはり長時間労働&低賃金によって製作現場を搾取してきたことが大きいようだ。1980年代にフランスのTVで次々と日本のアニメが放映されたのは、TVの民営化の過程で慢性的にソフト不足状態にあったフランスのテレビ局にとってすぐに使える作品が緊急に要請されたから。安上がりで大量のストックがあった日本のアニメは渡りに船だった。ほとんど日本のアニメを量り売りで買い付けてきたような番組編成だったのが、またたく間にフランスの子供たちの心を捉えてしまったのだった。

ハイブリッド列車」登場―仏(写真ニュース)
電気とディーゼルのどちらでも動くエンジンを搭載し、環境にも優しい「ハイブリッド列車」がフランス国鉄に導入され、パリ東駅〜仏東部トロワなど一部区間で9日、開業運転が行われた(同日、トロワ)(10月10日、時事通信=AFP)

プルトニウム利用せず、風力、太陽光など技術開発、フランス下院議員のノエル・マメールさんに聞く
フランスの環境政党「緑の党」所属の下院議員、ノエル・マメールさんがこのほど、「原発に反対する県民会議」などの招きで来日した。フランスではマメールさんらの運動もあり、98年に高速増殖実証炉「スーパーフェニックス」が閉鎖され、開発がストップした。来年10月に「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開が予定される中、日本はフランスの教訓から何を学ぶべきか。マメールさんに聞いた。
(10月11日、毎日新聞)

アメリが玉の輿狙い?大胆ドレスで男を転がす『プライスレス』オドレイ・トトゥ来日
『アメリ』のエキセントリックな女性役で一世を風靡し、『ロング・エンゲージメント』、『ダ・ヴィンチ・コード』と着実にスターの道を歩んできたオドレイ・トトゥ。彼女が、新作『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』で演じるのは玉の輿を狙ってしたたかに生きる小悪魔的美女・イレーヌ。本国フランスで昨年のクリスマスシーズンに公開され、大ヒットを記録した本作。日本での公開は来春となるが、一足早くプロモーションのために日本を訪れたオドレイの記者会見が10月10日(水)に行われた。
(10月11日、cinemacafe.net)

「プライスレス Hors de prix」仏サイト(予告動画あり)

アメリ【期間限定スペシャル版】 愛してる、愛してない... ロング・エンゲージメント 特別版

仏カルティエ、ミャンマー産の宝石をボイコット
フランスの高級ブランド「カルティエ」は、ミャンマーの軍事政権が民主化デモに対し武力弾圧を行ったことを受け、同国産の宝石用原石のボイコットを決めた。カルティエは、スイス系リシュモン傘下の宝飾ブランド。同社によると、ミャンマーの鉱山で採掘された可能性があるルビーやサファイアなどの原石の購入を止めたほか、供給業者にもミャンマー産の石でないことを確認するよう要請したという。一方、米国内約1万1000の宝石商が加盟する業界団体ジュエラーズ・オブ・アメリカも、当面は原石業者がミャンマー産原石であることを知りながら供給することがないよう、加盟者に確認を呼び掛けている。
(10月11日、ロイター)

■08年春夏パリ・コレクション>ジョン・ガリアーノ、新作を語る【動画】


イングランドが仏に逆転勝ち、決勝に進む、ラグビーW杯
ラグビーのワールドカップは13日、パリ郊外のサンドニで準決勝のイングランド―フランス戦が行われ、イングランドが開催国フランスに14―9で逆転勝ちし、2大会連続で決勝に進んだ。イングランドは開始2分にルーシーのトライで先制。逆転され1点を追う後半35分にウィルキンソンのPGで再逆転し、さらに後半38分にウィルキンソンがDGを決めて逃げ切った。フランスは前回大会に続いて準決勝でイングランドに破れた。準決勝の残る1試合、南アフリカ―アルゼンチンは14日に行われる。
(10月14日、読売新聞)

週刊スポーツ情報
★ヨーロッパ選手権予選
13日(土)に、ヨーロッパ各地でユーロ2008の予選が行われました(詳細はこちら)。最終節まであと数試合を残すのみとなりましたが、現時点で予選を突破して出場権を獲得したのはドイツだけ(スイス&オーストリアは開催国なので予選免除)。今回の予選は各グループで激しいデッドヒートが繰り広げられ、最後の最後までどの国が出場権を獲得するのか目が離せない状況になっています(…)
★2010年W杯、南米予選
と思えば、おなじく13日、南米でははやくも2010年W杯の大陸予選が開幕しています(詳細はこちら)。南米各国代表チームのスケジュール上の関係もあり、南米予選はW杯の1年後、次回W杯の3年前に開幕することが恒例となっています(…)
★日本代表、今年最後の試合
17日(水)、サッカー日本代表がエジプト代表と対戦します(…)
★予選突破なるか? 北京オリンピック・サッカーアジア最終予選
またおなじく17日に、北京オリンピック・サッカーアジア最終予選の第4戦、日本VSカタールの試合がおこなわれます(…)
(→続きを読む)
(by superlight)

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posted by cyberbloom at 18:18| パリ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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