2007年10月10日

週刊フランス情報 1 - 7 OCTOBRE 後編

欧州中央銀行、金利据え置き、インフレ懸念と板挟み
欧州中央銀行(ECB)が4日の理事会で、前回(9月)に続き政策金利を据え置いたのは、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で混乱した金融市場の見極めに苦慮しているからだ。だが、ユーロ圏ではインフレ懸念も台頭しており、金融政策の運営をめぐって、ECBの悩みは一段と深まっている。サブプライム問題は欧州でも大きな波乱を巻き起こしている。英国では中堅銀行のノーザン・ロック銀行で取り付け騒ぎが起き、ドイツ銀行やUBS(スイス)が巨額の損失を計上した。いずれもサブプライム関連が原因で、ユーロ圏の景況感を示す指数が9月は大幅低下するなど「実体経済への影響も懸念される」(国際金融筋)状況だ。今回のサブプライムショックは、フランスのBNPパリバ傘下の投資ファンドが発端。欧州が震源地となっただけに、世界の金融当局や市場関係者がユーロ圏経済に向ける視線は厳しい。ECBは市場安定化と国際協調の両面から、利上げに動きづらくなっている。しかし、ユーロ圏経済は好調で、9月のインフレ率(速報)は年率換算2・1%で、ECBが物価安定と判断する許容範囲の2%を上回った。大和総研の亀岡裕次シニアエコノミストは、「(インフレが)成長にブレーキをかけるリスクを懸念する声も高まりつつある」と指摘。ECBは国際協調とインフレ懸念の板挟みに悩む。
(10月5日、産経新聞)
欧州からユーロ高に不満の声、米国の支持は望み薄との見方
欧州の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)筋は3日、ユーロ圏各国政府はユーロ高を懸念しているが、G7による行動について米国から支持が得られる見込みはほとんどないと理解していると述べた。8日に開催されるユーロ圏財務相会合では、10月中旬のG7前に、ユーロ高に対する懸念をメッセージとしてまとめたいとの考えで準備が進められている。同高官は、現時点でユーロ圏が最も期待できることは、米国が強いドルは国益になかうと再表明すること、と述べた。イタリアのプロディ首相は、ユーロ圏の輸出企業の競争力はドル、円、人民元の対ユーロでの下落によって不当に損なわれておるとの懸念を示した。フランスのラガルド経済財務雇用相は、為替相場の負担をより公正に負担すべきとの従来姿勢をあらためて強調し、財務相会合を前にユーロ圏諸国の見解は少なくともまとまりつつあるようだ、と述べた。ユーロは今年、対ドルで7%以上、対円では約5%上昇し、最近は連日のように最高値を更新している。ユーロ圏では人民元に対する不満も強く、対ドルでは若干上昇しているが、対ユーロでは不当に逆方向に進んでいる、との声が聞かれた。ベルギーのレインデルス財務相は、3日付の仏経済紙レゼコー(電子版)に掲載されたインタビューで、欧州にとって人民元とドルの連動性が、ドル自体よりも大きな問題を引き起こしており、中国に対応を促すべき、との認識を示した。
(10月4日、ロイター)
ユーロとECBに関する仏大統領の姿勢に支持が増えつつある
フランスのサルコジ大統領の報道官は5日、欧州内で、ユーロ相場と欧州中央銀行(ECB)に関するサルコジ大統領の姿勢に対する支持が拡大しつつある、との認識を示した。定例記者会見で述べた。
(10月5日、ロイター)

「デスノート」切断遺体そばに「キラ」の名(ベルギー)
ベルギー・ブリュッセル市で発見された切断死体のそばに、日本の少年誌「週刊少年ジャンプ」に連載された人気コミック「デスノート」に登場する殺人犯の名をかたる「ワタシハ キラ デス」とのメッセージがローマ字で残されていた。被害者は白人男性の可能性が高い。同国の司法当局は殺人事件とみて、関連を調べている。
(10月3日、毎日新聞)
「デスノート」は恐怖系非合法出版物!発禁処分後も跡絶たず取り締まり強化(中国)
2007年10月3日、ベルギーで起きた「デスノート」に触発された猟奇殺人とみられる事件が世間を騒がせている。中国では、当局が青少年への悪影響を懸念して今年5月には「デスノート」が発禁処分と報じられたが、現在も違法販売で摘発される業者が跡を絶たない。「デスノート」の発行元集英社は、中国にライセンスを付与しておらず、出回る「デスノート」関連商品はすべて海賊版である。先月16日、「廈門商報」が伝えたところによると、福建省アモイ市のとある書店が「デスノート」を違法に販売しているのを摘発され、37冊が押収された。当局は「掃黄打非」とスローガンを掲げ、過激な性描写や違法な出版物に対し引き続き取締りを強化しており、中国版「デスノート」の存在は二重の罪に問われている。
(10月3日、Record China)

ユニクロがパリ郊外に大型店
ファッションの本場フランスに“値ごろ感”が売り物のユニクロが12月に進出する。ユニクロを傘下に持つファーストリテイング・グループの欧州事業担当取締役の松下正氏は2日、パリで記者会見し、12月上旬にパリ郊外デファンス地区に第1号店を開店することを明らかにした。2009年にもグローバル旗艦店としてパリの中心街に約1000平方メートルの大型店も開店の予定だ。1号店は小規模だが、ユニクロ商品の特徴である「しっかりした品質の値ごろ感のある商品」(松下氏)に加え、特殊な素材を使った新製品やファッション感覚の高いフランス人に満足してもらうようにブランド感を重視した商品が主流になるという。新凱旋(がいせん)門がある新開発地区のデファンスを第1号店の場所に選んだのは、地元のフランス人が利用する大型ショッピングセンターなどがあり、「フランスの消費者の動向を探るのに最適」(同)と判断したからという
(10月3日、産経新聞)

■今週のパリコレISSEY MIYAKE, JEAN-PAUL GAULTIER&LOUIS VUITTON



□関連エントリー「ISSEY MIYAKE 2001 PRINTEMPS-ETE
★個人的には買わないが、ISSEY MIYAKEのショーは好きである。ヴィトンはバックに流れているのはダフト・パンクですね。最近はショーの選曲が良くて、気になる曲が多い。

W杯ラグビー、4強はフランス、イギリス、南アフリカ、アルゼンチン
ラグビーの第6回ワールドカップ(W杯)フランス大会第21日は7日、当地郊外のサンドニで準々決勝の残り1試合を行い、1次リーグD組1位のアルゼンチンがC組2位のスコットランドを19−13(前半13−6)で破り、初の準決勝進出を決めた。これで今大会の4強が出そろい、準決勝は開催国フランス−前回優勝のイングランド(13日)、南アフリカ−アルゼンチン(14日)の顔合わせ。北半球勢、南半球勢同士による対戦となった。アルゼンチンは先制を許したが、得意のキックを有効に使い、2PGで逆転。その後、相手のミスからトライを奪うなど前半を7点リードで折り返した。後半も1PG、1DGで加点。粘り強い防御で反撃をかわした。
(10月8日、時事通信)
★日本ではそれほどではないのでピンと来ないが、ラグビーのW杯開催地フランスは非常に盛り上がっている。フランスはオールブラックスこと、ニュージーランド代表を破ってベスト4進出。パリも試合のたびにはしゃぐ若者たちで騒然としているようだ。そんな街の空気に煽られてか、オルセー美術館に侵入してモネの名作にパンチを食らわせた不埒な輩も出た。



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posted by cyberbloom at 12:08| パリ 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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