2015年10月04日

週刊フランス情報 SEPTEMBRE 24 - OCTOBRE 4

仏首相、日本の常任理事国入り支持 安倍氏と京都で夕食(日経-共同):安倍晋三首相は3日夕、京都市に新幹線で入り、来日中のフランスのバルス首相と京都迎賓館で夕食を共にしながら意見交換した。バルス氏は国連安全保障理事会改革を通じた日本の常任理事国入りに支持を表明。
Paris ouvert à l’entrée de Mitsubishi dans la division réacteurs d’Areva(LeMonde):フランスではこれが前面に。仏バルス首相は銀閣の見学に来たわけではなく、三菱重工の、アレバの原子炉部門への資本参加の橋渡しに。
パリでは初めての「車なしの日」を実施(朝日):現パリ市長のアンヌ・イダルゴ氏は12月に開催されるCOP21を視野に、改めて皆でパリの大気汚染について考える「車なしの日」を実施。週末に開催の現代アートの祭典、ニュイ・ブランシュの予告も。ライターは中村江里子氏
たばこのポイ捨てに「ノン」、パリで10月から罰金9000円(ロイター) :パリ市は「(吸い殻は)美観を損ねるだけでなく、土壌や水を汚染する危険のある毒素を含んでおり、重大な公害物質だ」と警告。
フランスにデジタル産業の集積地が現れた 北部の都市リールで進む地域活性化(東洋経済):ベルギーとの国境に近いリールは第4の都市。人口は約23万人。YKKなど日本企業の進出も多く、日本人向けの補習校もある。
ディーゼルエンジン技術の衰退に拍車?フランス2メーカーにも影響必至(sankeibiz):VW問題でディーゼルエンジン技術の衰退に拍車。仏のプジョーシトロエングループやルノーもディーゼル車への依存度が高く、欧州販売の60%を占める。
フランス、ロシアへの引渡し困難となったミストラル級強襲揚陸艦のエジプト売却が決定(businessnewsline):ロシアによるクリミア併合を受けたEUによる対露経済制裁措置の発令を受けて、引渡しができない状態に陥っていた。
優しくないと難民が避ける国、フランス(AFP):フランスは私の未来に良いと思わない。何より居住許可が出にくいことで有名。ほとんどの難民は片言の英語しか話さないが、仏の公的な文書は仏語で書かれ、役人たちも英語を話そうという努力がない。

今日もパリの猫は考え中~黒猫エドガーの400日~「ベルサイユのばら」で学ぶフランス語

LIVRES
新刊「ベルサイユのばら」で学ぶフランス語(amazon):10月20日発売。「さあ、あなたもオスカルと一緒に初級フランス語を学んでみませんか?」(笑)
新刊『今日もパリの猫は考え中~黒猫エドガーの400日~』プイエ+ジュファ著(amazon):エドガーはパリ生まれの6ヶ月の黒猫。とある家族にもらわれてきた。愛に満ちた優しい家族なのだがエドガーはその家族を「アホ家族」と呼ぶことにした…

ART
Nuit Blanche 2015 (culturebox):今週末は現代アートの祭典、ニュイ・ブランシュ。15のイベントをセレクト。今年は12月にパリ開催のCOP 21を見据え、気候変動をテーマにしたものが多い。京都でも同時開催。
レンブラントの2つの絵を共同購入することをフランスとオランダが合意(culturebox):ロスチャイルド家が売りに出していた2つの絵を1億6千万€で共同購入。2つの絵はルーブル美術館とアムステルダム国立美術館に交互に展示される。
バンクシーの陰気なテーマパーク「ディズマランド」フランス北部に移転(Fashionsnap):カレーはアフリカや中東から移民らが殺到していると報じられているエリア。難民キャンプにシェルターを設営するため同パークの資材や備品を輸送中。

ジャン=リュック・ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団 Blu-ray BOX deuxフランス語 de リサとガスパール [DVD]

CINEMA
ジャン=リュック・ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団 DVD BOX deux (amazon):ゴダールの“政治の時代”の日本未リリースだった『ブリティッシュ・サウンズ』『プラウダ』『イタリアにおける闘争』『ジェーンへの手紙』収録。
フランス語 de リサとガスパール [DVD]:「リサとガスパール」のアニメシリーズをフランス語バージョンでDVD化。…TF1のビデオアーカイブにアップされていたが地域限定で見れず。

MUSIQUE
フランスの定額制音楽配信 Deezer、年内にIPOへ(musicman-net):フランスを拠点に世界182カ国にサービスを展開するDeezerは、2010年の開始以来、有料会員630万人、アクティブユーザー1,600万人を獲得。

MODE
パリコレ開催中、エッフェル塔もライトアップで美しく(AFP):スローガンであるイベント名「ラ・モード・エーム・パリ(ファッションはパリを愛している、La Mode Aime Paris)」も描かれる。
JPゴルチエ氏監修の服販売へ セブン&アイ衣料品テコ入れ(朝日):ジャンポール・ゴルチエ氏が監修した婦人服をイトーヨーカドーとそごう・西武で売り出す。「ユニクロ」など専門店に押されて不振が続く総合スーパーの衣料品販売をテコ入れ。…ユニクロに対抗でゴルチエとコラボってちょっと違和感。

VOYAGE
The ten Paris streets you just have to walk down 〜パリで歩くべき10の通り(the local.fr):Cour du Commerce-Saint-André がいちばん馴染があるかな。紅茶専門店があり、奥の方にカフェ・プロコプがある。

WORLD
SEALDsを海外はどう報じたか?ファッショナブル、極端に礼儀正しい、西洋の影響…(newsphere):日本各地で安保法制法案可決に反対するデモが行われており、多くの若者たちを動員した「SEALDs」は国内外で注目された。1970年代の安保闘争の挫折以降、若者たちによる大規模な政治活動はなりをひそめていたこともあり、日本国内でも大きく取り上げられていたが、欧米のメディアはSEALDsをどのような集団として報道したのだろうか。
スペイン カタルーニャ州議会選 独立派が勝利宣言(NHK):バルセロナを中心とするカタルーニャ州。カタルーニャ州のマス首相は「今回の結果で独立に向けた準備を続ける力を与えられた」と。
移民の死「怖くて仕事できない」、英仏海峡鉄道の運転士ら悲鳴(AFP):渡英を試みる移民を死なせてしまう恐れと不安から、もはやこれ以上は勤務を続行できないと訴える公開書簡を送り、当局に対策を求めた。この5か月間に移民13人が命を落とした。

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posted by cyberbloom at 18:22 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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