2015年09月22日

週刊フランス情報 7 - 20 SEPTEMBRE

■France2 フランスの家賃が下がっている模様。フランス全体で1.4%の下げ。過去17年で最大の下げ率。マルセイユで5.2%、パリでも1.8%の下げ。形態としてはstudio=ワンルームが下がっている。失業者が増えていて、家賃を下げないと借りてもらえないようだ。借りるなら今?
フランス極右のルペン党首「流入する難民の99%が男性」 難民認定に反対(Huffpost):「政治難民は絶対的に少数」「迫害から逃げているわけではなく、明らかに経済的理由から」と主張。
フランス中銀総裁人事、ピケティ氏ら140人が反対(WSJ):ビルロワドガロー氏は総資産で国内上場銀行1位のBNPパリバで最高執行責任者を務めた経歴があり「深刻な利益相反」が生じると批判。本人はBNPパリバとの関係を完全に断ち切ったと
三国さんにフランス勲章、日本人シェフで初(日経):フランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章を授与された。フランス大使館によると、同勲章を日本人の料理人が受章したのは初めて。
今週末のフランスは32回目の文化遺産の日(Journées du patrimoine)(culturebox):今年見るべき10の文化遺産

JAPON
New generation of Japanese anti-war protesters challenge Abe(Gardian):It was clear that the voice cutting through the night air in Japan’s political nerve centre did not belong to a veteran of the country’s anti-war movement...
Le Japon va fermer 26 facs de sciences humaines et sociales, pas assez ≪ utiles ≫(le monde):Vingt-six universités japonaises ont annoncé vouloir fermer leurs facultés de sciences humaines et sociales, ou du moins diminuer leur activité. ...leur demandant ≪ d’abolir ou de convertir ces départements pour favoriser des disciplines qui servent mieux les besoins de la société ≫.

服従美術手帖 2015年 10月号愛して飲んで歌って [DVD]

ART
ソフィ・カルが視覚や認識問う大規模展、新生・豊田市美の初展示(CINRA):カルは自身や他者の個人的な体験を主題に、写真と言葉を組み合わせた物語性のある作品を発表しているフランス出身の現代美術家。豊田市美術館はリニューアルオープン。
夜の京都40会場が舞台、パリ発のアート祭『ニュイ・ブランシュ Nuit Blanche =白夜』(CINRA):同イベントは、フランス・パリで毎秋開催されている一夜限りのアートイベントを姉妹都市である京都市内の複数会場を舞台に行う。
インテリア畳《美草》で「メゾン・エ・オブジェ・パリ」に初出展、欧州での市場開拓を開始したセキスイ(punta):今年で20年目を迎える欧州最大インテリア・デザインの総合見本市「メゾン・エ・オブジェ」。年々参加する日本企業も増加。
iPhoneともつながる!フランス発“アナログ”スマートウォッチ「Activité Pop」を使ってみた!(GP):スマートウォッチといっても、見た目は普通のアナログ腕時計にしか見えません。でも、歩数やランニングの距離、消費カロリーなどの活動量をしっかり計測し、それをBluetoothで連携したスマホに記録できます。
『美術手帖』で女子のための春画特集、蜷川実花×壇蜜のコラボも(CINRA):9月19日から東京・江戸川橋の永青文庫で開催される『春画展』にあわせて展開される同特集。春画にまつわる基礎知識を師岡とおるのイラストと共に紹介するほか、蜷川実花と壇蜜によるフォトセッションが掲載される。また辛酸なめ子、峰なゆか、ろくでなし子による「オトナ女子の春画講座」では、春画に見られる「笑い」の要素について3人が独自の発想で語り合う。

CINEMA
仏映画『バードピープル』(公式サイト):『第67回カンヌ国際映画祭』「ある視点」部門にノミネート。オゾン監督『彼は秘密の女ともだち』のアナイス・ドゥームスティエ主演。9月26日から。
フランス 18歳以下の青少年に成人向け映画解禁を検討(新華網):ギャスパー・ノエ監督の「LOVE」のラブシーンが物議。監督によると性的芸術を探る映画でポルノとは関係がない。ペルラン文化大臣は芸術支持と青少年鑑賞禁止のジレンマに。
Cédric Klapisch tourne "Le vin et le vent" en Bourgogne(culturebox):クラピッシュ監督が次の作品「ワインと風」をブルゴーニュのワイン畑で撮影中。
マチュー・カソヴィッツがBBCの連続ドラマでナポレオン役(culturebox):原作はトルストイの『戦争と平和』
新作DVD:アラン・レネ監督『愛して飲んで歌って』(amazon):『夜と霧』(55)『二十四時間の情事』(59)『去年マリエンバートで』(61)『恋するシャンソン』(97)知られるフランスの巨匠の最後の作品。11月4日発売。

今日もパリの猫は考え中~黒猫エドガーの400日~フランス反骨変人列伝 (集英社新書)フランス革命夜話 (中公文庫)

LIVRES
2022年、フランスにイスラーム政権誕生… 世界を揺るがす衝撃の予言書ミシェル・ウエルベックの『服従』が遂に日本上陸(マイナビ):シャルリー・エブドのテロ当日に発売された、 世界を揺るがす衝撃のベストセラー、日本上陸。…解説が佐藤優、高橋源一郎や東浩紀も称賛。
辰野隆『フランス革命夜話』(中公文庫):中公文庫で復刻。kindle版も。東大仏文学科の教授として多くの後進を育てる。三好達治も指導のもとボードレールで卒論を書く。梶井基次郎も聴講。
安達正勝『フランス反骨変人列伝』(集英社):フランスの歴史を注意深くひもとくと、正史にはめったに登場しない魅力的な奇人・変人に出会うことが出来る。国王、国家、法制度等への反逆であったり、その逆に忠誠であったりと、その逸脱した人生は様々だが、彼らに共通しているのは、自分自身の生き方に徹した反骨の精神である。そして、世間に逆らって自分を貫いた人間たちには、どこかしら時代を超えた普遍性が感じられる。★…安達先生のフランスの歴史シリーズ。もう10年以上もお会いしていないがお元気かな。ご本人も反骨って感じの方でした。
新刊『今日もパリの猫は考え中~黒猫エドガーの400日~』フレデリック・プイエ+ シュジ―・ジュファ著(amazon):エドガーはパリ生まれの6ヶ月の黒猫(シャノアール)。とある家族にもらわれてきた。愛に満ちた優しい家族なのだが、エドガーはその家族を「アホ家族」と呼ぶことにした。その日から、猫と猫好きの攻防戦が始まる。猫好きはあくまで愛を注ぎ、猫は愛を仇で返す……。

MODE
カーラ・ブルーニがフォードのCMでサッカーのコーチ役に(NYTimes):CMはこちら⇒ http://bit.ly/1OhbGIn あなたが見たことのないカーラ・ブルーニ。
J・バーキンさん、エルメスへの名前使用中止要請を取り下げ(AFP):エルメスは提携(飼育)施設におけるワニの倫理的な扱いを改めて確約。

WORLD
男女別トイレを段階的廃止、米サンフランシスコの小学校(AFP):一方、ミズーリ州ヒルズボロでは、トランスジェンダーの生徒が女子用のトイレや更衣室を使ったことに抗議して生徒約150人が授業をボイコットする騒ぎが。
スイスに向かう「自殺旅行者」、「死ぬ権利」認められるべきか?(newsphere):08年から12年の間でスイスに年間150人から200人の suicide tourist が海外から訪れている。一方日本では「尊厳死」と「安楽死」の区別さえできず。
死を民主化せよ:コロンビア大学院建築学部「デスラボ」の挑戦(wired):人口がより集中し無宗教の人々が増えている今、都市においていかに「死」を組み込むかはアーバンプランニングにおける重要な課題。…遺骨を身につけたり、死がタブー化されない時代。
大統領選の結果もグーグル次第―「検索アルゴリズム」がもつ影響力(wired):「あなたの1票が、この国の未来を変える」。その1票がグーグルの検索結果の影響を受けているとしたら、グーグルは予期せず国の将来を変えてしまうのか。

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posted by cyberbloom at 17:10 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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