2015年07月14日

週刊フランス情報 6 - 12 JUILLET

仏シャンパーニュのブドウ畑、世界遺産に登録決定(AFP):ユネスコは、世界で最も有名なスパークリングワインであるシャンパンを生産する、フランス北東部シャンパーニュ地方の歴史あるブドウ畑や貯蔵・製造施設を世界遺産に登録することを決定。ドイツ・ボンで審議が行われていた世界遺産委員会では、仏東部ブルゴーニュ地方のブドウ畑も同じく世界遺産に登録され、フランスのワイン業界にとっては二重の喜びとなった。

Épernay chemin de ceinture.jpg
≪ Épernay chemin de ceinture ≫ par sandTravail personnel.
Sous licence Domaine public via Wikimedia Commons.


仏軍基地で爆弾や起爆装置盗難、フェンス切断し侵入(AFP):マルセイユ近郊のミラマにある軍の兵たん基地から起爆装置少なくとも150個とプラスチック爆弾が盗まれる。約40個の手りゅう弾も。
フランス、外人部隊を募集「宿泊と食費は無料。渡航費は自腹です」(Huffpost):駐日フランス大使館のウェブサイトで、フランス軍の外人部隊を募集している。…数年前、日本語の募集サイトが立ちあがって話題になっていましたね。
ドンク、フランスパン発売50周年企画を実施 ‐ ジャンボパンも登場(マイナビ):ドンクは1905年8月8日に神戸市兵庫区で「藤井パン」として誕生。戦後初となるフランスパン専門店で本格的なフランスパンの販売をはじめてから50周年。

EUROPE
「生きるのに向いていないから」健康な24歳女性の安楽死が認められる!!=ベルギー(Tocana) : 現在、世界において積極的安楽死(本人の自発的意思のもと、医師が自殺幇助すること)が認められているのは、ヨーロッパの数カ国や米国の一部の州に限られている。その中の1国であるベルギーでは、「生きるのに向いていない」という理由で死を望んでいる女性に対する安楽死が行われようとしているようだ。★…数人の精神科医の承認というのがひっかかる。物理的な末期症状が現れているというならばわかるが。
働かなくても最低限のお金がもらえる「ベーシックインカム」構想が実現すると何が起きるか現実の都市でテスト(gigazine):2016年1月、「ベーシックインカム」がどのような働きをするのかを実証するための大規模な実験が、オランダで4番目に大きな都市ユトレヒトで行われます。ユトレヒトで行われる実験は政府とユトレヒト大学とが共同で行うもので、政府から生活保護を受け取っている人々に対して相手が成人ならば約1000ドル(約12万円)、妻帯者や妻子持ちには約1450ドル(約18万円)を毎月無償で給付する、というもの。ベーシックインカムに対する従来の意見は、「人々が働く意義を失う」や「働く人が減少して国の経済が大きなダメージを受ける」など否定的な意見が多くありました。こういった仮説を実証するために実験を行う…

ARCHITECTURE
『ル・コルビュジエ×日本』展、国立西洋美術館の魅力や建設経緯も紹介(CINRA):展覧会『ル・コルビュジエ×日本 ――国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に』が、7月21日から東京・湯島の国立近現代建築資料館で開催される。フランク・ロイド・ライト、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と称される建築家のル・コルビュジエ。同展では、日本の建築界においてル・コルビュジエがどのように受容され展開したかを、ル・コルビュジエに師事した前川國男、坂倉準三、吉阪隆正の3人の弟子たちの建築資料や翻訳書籍を中心に検証。また、ル・コルビュジエが設計を担当し、前川、坂倉、吉阪が設計に協力した東京・上野の国立西洋美術館の建築が持つ魅力と共同設計過程が紹介される。

CINEMA
「うたかたの日々」に続くマイケル・ゴンドリーの新作は "Microbe et Gasoil "(culturebox) :彼自身の青春時代にインスパイアされた作品。仏では7月8日に公開。予告編あり。
アニエスベーの初監督映画にSONIC YOUTH、メカス、ネグリら多彩参加者(CINRA):アニエスベーことアニエス・トゥルブレによる初監督作品『わたしの名前は...』が、10月から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開。
『WEEKEND CINEMA』でロベール・ブレッソン&フランス女性3監督を特集上映(CINRA) :映画上映イベント『WEEKEND CINEMA Vol.1 フレンチ・フィーメール・ニューウェーブ』が7月17日から、『WEEKEND CINEMA Vol.2ロベール・ブレッソンの芸術』が8月21日から東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュで開催される。
ギリシャ危機で目覚めた若者は本当の豊かさを求めて田舎を目指した(Huffpost):デフォルト状態に陥ったギリシャの「ロストジェネレーション」世代を追ったドキュメンタリー映画。

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)パリの国連で夢を食う。

BOOKS
■川内有緒 著『パリの国連で夢を食う』(amazon):新田次郎文学賞を受賞した川内有緒が、パリと国連での5年半におよぶ自身の体験をユーモラスに描いた、30代女性のライフストーリー。パリの美しさにはしゃぎながら面接をうけ、約2000倍の倍率を勝ち抜いて、私は国連に転職した。そこには奇妙な慣行やユニークな職場文化が花開き、国際色豊かなオフィスにはスーツ、民族衣装、パジャマ姿の人まで。ガチガチの官僚機構とカオスな組織運営に、ビックリしながらも愉快な同僚たちや、個性的な生き方をする友人たちに囲まれて、パリの日々は楽しく過ぎていく。『パリでメシを食う。』…三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜ける好著。

VOYAGE
フランス南部の小さな美しい町「フィジャック」(Huffpost-Tabizine) :中世にはカトリック教の巡礼の道「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の宿場町として、また商業の町としてヨーロッパ中に名を馳せた。


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posted by cyberbloom at 19:00 | パリ ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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