2015年06月24日

週刊フランス情報 15 - 21 JUIN

仏ファーストレディー誕生間近か、女優のJ・ガイエさんが公式行事に(AFP):ガイエさんは、仏大統領シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)将軍による第2次大戦中の有名な演説の75周年記念式典に黒のドレスで出席。会場では、仏レジスタンス運動に参加した祖父アレン・ガイエ(Alain Gayet)さんが座る車椅子を押す姿も見られた。★…大統領のガイエさんとの密会事件は、サルコジ氏がエリゼ宮に残していったスパイによるという疑惑があるとルモンドの記事にあった。
フランス、ベルギーがロシア通信社の銀行口座などを凍結 仲裁裁判所の賠償命令受け(産経):仲裁裁判所はユコスの旧大株主3社に対し、総額500億ドルを支払うよう露政府に命令。従わないため、旧株主らは欧米諸国が露資産を差し押さえるよう提訴。

映画で歩くパリ百日紅 (上) (ちくま文庫)ふらんす 2015年 07 月号 [雑誌]

CINEMA
原恵一、「百日紅」でアヌシー国際アニメーション映画祭審査員賞に輝く(ナタリー):北斎の娘のお栄の話。原作は故・杉浦日向子のマンガ。仏では"Miss Hokusai" と紹介され、仏では9月に上映。仏記事⇒ http://bit.ly/1JgkgGs
ヴェルサイユ宮殿の庭園誕生の秘密とは、K・ウィンスレットが無名女性庭師役で主演(CINRA):絶対王政下の17世紀にフランスで行われた、国王ルイ14世によるヴェルサイユ宮殿の増改築計画の裏側にスポットをあてた作品。

BOOKS
新刊情報:佐藤 久理子 (著)『映画で歩くパリ』:ゴダール『はなればなれに』からリンクレーター『ビフォア・サンセット』まで。パリジャン監督、ゴンドリー、クラピッシュ、ジュネのおすすめスポットも紹介。6/26発売。
日本人女性の憧れが止まらない!「パリ本」が売れる理由(dot):シックなパリジェンヌとは、多様なフランス人のひとつのジャンルにすぎない。あらゆる情報を集めて美しくあるために努力しているのは、パリジェンヌよりも日本女性のほうだという…
ボードレール自らの手による校正が入ったゲラ刷りがパリの書店から発売(culturebox):それはボードレールについて多くを語り、とりわけ彼の完璧主義が表れている。パリの出版社から初めて出版される。ボードレールの自身の校正の入ったゲラ刷りの記事ですが、すでに発見されていて、今回初出版され、読者に初お目見えするということです。誤解を与えるような書き方でした。★…それにしてもこんなにボードレールがニュースバリューがあるとは思わなかった。
サンジェルマンデプレの書店、「ラ・ユヌ」が閉店 A Saint-Germain-des-Prés, la librairie La Hune ferme ses portes(culturebox) これは寂しい…La fermeture de La Hune suscite l'emoi parmi les amoureux des lettres. http://bit.ly/1cVRaNR

ART
ヴェルサイユ宮殿の庭園誕生の秘密とは、K・ウィンスレットが無名女性庭師役で主演(CINRA):絶対王政下の17世紀にフランスで行われた、国王ルイ14世によるヴェルサイユ宮殿の増改築計画の裏側にスポットをあてた作品。
shigeru ban's latticed oita prefectural art museum(designboom):大分県立近代美術館が4月にオープン。設計は坂茂氏(ポンピドゥーメッスで有名)。地方にまた特色ある美術館が。
今、東北で行くべき美術館は? (casabrutus) :50年近い歴史を持つ秋田県立美術館が安藤忠雄設計の建物に移転され、再オープン。奈良美智さんの作品がある青森県立美術館も行ってみたい。富山県立美術館の移転にも期待。

MUSIC
6月21日は音楽の祭日(culturebox):音楽の祭日にちなんで、仏トゥールーズでギターのフラッシュモブがある。お題はデヴィッド・ボウイの’The Man Who Sold The World’、しかもニルヴァーナがカバーした1994年のアンプラグドヴァージョン。これは見たいなあ!

EUROPE
ドイツの大学授業料、留学生も無料 卒業生4割が5年納税でペイ 少子化対策になる?(newsphere):ドイツでは、少子高齢化が深刻な問題となっており、外国人学生を受け入れ、卒業後もドイツで働いてもらうことで、労働力を補い、起業を促し、活気ある社会を維持したいと考えている。ベルリン市では、大学生1人につき、年間で平均1万3300ユーロ(約185万円)を税金から投入。総額で年間3億3000万ユーロ(約460億円)を外国人学生のために支出しているが、「もし40%の学生が卒業後5年間ドイツで働き税金を納めてくれれば、十分埋め合わせは可能だ」と市の関係者は述べる。★…高額の授業料のためにローンを組まされ、スタートから借金を背負う国とはえらい違い。
慌ててギリシャと離婚したら、後々後悔する ーたとえユーロ圏から離脱しても関係を絶てない相手(Financial Times)
ライフラインを叩き売るギリシャ、群がる外資 港は中国に、空港はドイツに……債務危機でギリシャの空洞化が進む(newsweek):次々と売りに出されているのはギリシャの国有資産。空港や港湾、高速道路や電気・ガスなどの公益事業にまで及ぶ
ハーバード大学が「アジア人お断り」〜「多様性」の美名の下に、アジア人は「もうたくさん」とアメリカのエリート校が言い始めた(newsweek) :20世紀の前半、米の一部のエリート大学はユダヤ人の入学者数に上限を設けていた…1952年のハーバード大学は北東部の社会のエリート限定で、新入生はほとんどがWASPだったが、1960年には米全土から学生を受け入れるように。同大の学生は昔から優秀だったわけではなく学力もこの時期に飛躍的にアップ…FBN過去記事 http://bit.ly/q8Lhxu より
記事書き、資料整理まで 米、驚異の人工知能 雇用喪失懸念も(毎日) 米国で人工知能が活躍の場を拡大。スポーツや経済関連の記事を書き、法律事務所で膨大な訴訟資料の整理。機械化の波は知識や技術が求められる専門職に…雇用の流動化と同様に脅威。


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posted by cyberbloom at 09:42 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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