2007年05月07日

週刊フランス情報 30 AVRIL - 6 MAI 後編 サルコジ氏、当確!

<仏大統領選>サルコジ氏の当選確実 ロワイヤル氏破り
【パリ福井聡】フランスのシラク大統領(74)の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が6日実施され、即日開票の結果、仏国営テレビ・フランス2によると、右派与党・国民運動連合のサルコジ前内相(52)が左派野党・社会党のロワイヤル元家庭担当相(53)を破って当選を確実にした。
 仏国営テレビ・フランス2が6日午後8時(日本時間7日午前3時)の投票終了直後に報じた開票推計によると、サルコジ氏は得票率53%でロワイヤル氏の46%を上回った。また仏調査機関CSAによると国民の関心の高さを反映して投票率は85.5%に達した。
 経済を中心にグローバル化が進む中、フランスの雇用・国際競争力・アイデンティティーをどう確保するかが選挙戦の争点だった。市場・競争原理に基づく英米型の自由主義経済を志向するサルコジ氏は公務員削減などによる「小さな政府」の実現を呼びかけ、フランス初の女性大統領を目指したロワイヤル氏は「母親」イメージを前面に打ち出し、社会・福祉政策の充実による「弱者への思いやり」を訴えた。
 両氏とも決選投票に向け、第1回投票(4月22日)で3位となり姿を消した中道・フランス民主連合のバイル議長(55)の支持層である中道票の取り込みを図った。サルコジ氏が支持率調査で優位を保つ中、ロワイヤル氏は最終盤、テレビ討論でサルコジ氏を打ち負かしての「逆転勝利」を狙ったが、果たせなかった。
 サルコジ氏は55年1月28日パリ生まれのハンガリー系移民2世。76年、シラク大統領が旗揚げした右派政党「共和国連合」に入党。88年に国民議会(下院)議員に初当選し、93年に38歳の若さで予算相として初入閣した。
 95年の大統領選ではシラク氏の政敵バラデュール元首相を支持。02年以降、内相、財務相を歴任し、04年11月、国民運動連合党首に選出。05年6月〜07年3月に内相。治安優先姿勢で知られ、05年秋の暴動では移民系若者を「ごろつき」呼ばわりした。
 欧州政治家きっての親日家で大相撲ファンのシラク氏へのライバル意識から、サルコジ氏は04年初めの中国訪問の際、「相撲は知的スポーツではない」と語り、物議を醸したことがある。
(5月7日2時42分配信 毎日新聞)


■記録的な投票率
サルコジ氏、ロワイヤル氏の得票率はそれぞれ、53.2%、46.8%となった模様。バワロン内務省によると、投票率は85%前後に達している。この得票率は1981年 (ミッテラン大統領誕生85,85%)と並ぶ数字であり、1965 年(84,32%) 1988年 (84,06%)を凌いでいる。2002年、フランスに大きな危機感をもたらしたシラク氏と国民戦線のル・ペン氏の一騎打ちのときでさえ、79,81%だった。
(lundi 7 mai 2007, 1h12 APF:LA participation frôle un record: le regain civique des Français confirmé)


■カンヌ映画祭関連
松本人志の初監督映画、カンヌ映画祭へ正式招待
お笑い芸人、松本人志が企画・監督・主演を手がける映画『大日本人』(6月2日よる全国公開)。吉本興業が初めて本格的に映画界へ進出することでも話題の本作だが、なんとカンヌ映画祭「監督週間」部門の正式招待が決定した。
(5月2日、オリコン)

尾野真千子、カンヌで恩返し…女優に誘ってくれた河瀬監督に
第60回カンヌ国際映画祭(16〜27日)コンペ部門の唯一の邦画「殯(もがり)の森」(河瀬直美監督)の主演女優・尾野真千子(25)がスポーツ報知のインタビューに応じた。河瀬監督がカンヌでカメラドール(新人監督賞)を受賞した「萌の朱雀」でデビュー。10年の時を経て“黄金タッグ”に「つらかったことも多かったけれど、自信になりました」と河瀬監督の秘蔵っ子は監督との不思議な縁を語った。
(5月5日、スポーツ報知)


パリっ子もうっとり!カレン・モクの艶姿―パリ
2007年5月1日、香港の老舗宝飾店「周大福」の広告ポスターの撮影のため、パリを訪れていたカレン・モク(莫文蔚)の現地での撮影風景が公開された。今回のポスター撮影のために、「周大福」は有名なカメラマン夏永康(ウイン・シャ)を指名、カレンには総額1000万元(1億5000万円)以上、500カラット以上のダイアモンドを使った選りすぐりのジュエリーを身につけさせた。撮影は白昼パリの街中で行なわれた。素晴らしい衣装と宝飾を身にまとったカレンの出現に、パリっ子たちもびっくり。撮影現場にはたちまち人だかりができてしまい、ボディガードたちはピリピリしていたという。
(5月5日、Record China)
★カレン・モクと言えば、思い出すのがカーウァイのこの映画。フランスでも大ヒットした。当時は野沢直子のようなキャラだと思っていた。


フリーターの若者たちが「自由と生存」求めデモ
「非正規(雇用)を使い捨てにするな」「交通費を出せ」。低賃金アルバイトで暮らすフリーターの若者たちや日雇い・派遣労働者らの集会「自由と生存のメーデー」が30日、東京都新宿区で開かれ、JR新宿、新大久保駅前など約4キロをデモ行進した。 このメーデーは04年、「フリーター全般労組」が数十人規模で開催。正社員をリストラして派遣やパートなど非正規雇用で補う企業の流れの中、参加者は年々増加。今年は野宿者や障害者らも加わって過去最多の300人が参加した。社民党の福島瑞穂党首も集会に参加。(「オール・ニート・ニッポン」を主催する作家の雨宮処凛の姿も見える)
★これは日本での話。去年フランスで巻き起こった「CPEをめぐるデモ」をリアルタイムで紹介したが、日本でも小さいながら確実にこういう動きが出て来ているようだ。
★学校にいるあいだは「何も疑問を持たずに勉強しろ」と言われ、社会に出る時期が近づいてくると「自分のやりたいことを見つけろ」と手のひらを返すように言わる。そこでつまづくと、「意欲」がなかったから、「コミュニケーション能力」がないからと断罪され、最後は「自己責任」の一言で切り捨てられる。ネオリベラリズムの効率至上主義は若い世代を直撃している。正社員になっても、過酷な労働で身体を壊し、仕事を止めざるをえない若者も続出している。それもまた「自己責任」なのだ。こういう状況に対して上の世代は全く想像力が働かないらしい。
★しかし、一部の若者は社会が流布させる「自己責任のディスクール」のインチキさに気がつき始めている。社会が突き付けてくる、(政府や企業にとって都合の良い)ディスクール=物語に動じないためには、個人がそれに対抗させうるような別の物語を作り出す必要がある。孤立していた若者たちはネットを通して「つながり」始めている。

デモの様子はコチラ


■「うさぎおいし、フランス人」村上春樹&安西水丸
フランスの話が出てくるのかと思って、本屋でパッと開いたところが、「知恵の輪ブラジャー」って話で、オホホホ、わたしのブラジャーを外してごらんなさいと不倫中の奥様が間男に向かって言っている。ブラジャーのホックが知恵の輪になっていて、間男はそれを外せない。という何ともシュールな情景。もうすぐ夜勤明けの夫が帰ってくる。それも2メートルある柔道の猛者だと言う。村上春樹流シモネタ?シモネタだけでなく、村上春樹流オヤジギャクも満載。立ち読みでいくつか話に目を通してみたが、結局フランスが関係あるのかはわからなかった。隅々まで読んだ方、教えてください。

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4 らしさ
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posted by cyberbloom at 08:10| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報
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