2014年11月12日

週刊フランス情報 3 - 9 NOVEMBRE

失業悪化なら再選断念=仏大統領(時事):オランド大統領はテレビ番組に出演し、任期中に失業問題を改善する自身の公約について「実現しなければ国民は私を容赦しないだろう」と述べた。世論調査では任期の成果を「評価する」と答えた人はわずか13%にとどまった。
一方、サルコジ氏はアゲアゲ(le monde):失業悪化なら再選断念と言ったオランド大統領の政策をサルコジ氏が政治集会でメッタ斬り。米に続き仏も政権交代濃厚?原タイトルの prendre de la hauteur は「上昇する」。
日本からユーロ圏への警告(Financial Times):(日本は)法人減税ではなく、内部留保への課税強化を盛り込む必要。…ユーロ圏がぜひ覚えておくべきなのは、今回の日銀の取り組みが経済にどのような結果をもたらすかにかかわらず、日本は非常に忠実な市民が暮らす、ちゃんと機能する国であり続けるだろうということだ。ユーロ圏には、そのような強力な優位性はない。
仏原発にまた謎の無人機、東部のビュジェ原発(AFP):フランス東部ビュジェの原子力発電所は8日、正体不明の無人機が6日に同原発上空を飛行したと明らかにした。同原発のホームページに掲載された発表によると「原発の監視担当チームが、無人機に類似した機体が原発敷地の境界付近の飛行禁止空域に侵入しているのを確認した」という。

生きることの先に何かがある パリ・メニルモンタンのきらめきと闇同性婚、あなたは賛成?反対? フランスのメディアから考える

BOOKS
浅野素女『生きることの先に何かがある』(國枝孝弘研究室):この本はメニルモンタンの風景描写、人間描写であるとともに、その風景が映し出す心象や、浅野さんとの人間模様が描かれてる。浅野さんの筆致には、人々に対する愛情と同時に、怒りや不満もある。そしてその意外なほどに歪んだ感情に自分自身も戸惑う浅野さん自身の姿も書かれている…
浅野素女『同性婚、あなたは賛成?反対?−フランスのメディアから考える』(FBNアーカイブ):『フランス家族事情―男と女と子どもの風景』など、浅野素女氏は フランスの家族の変容をテーマにした著書で知られるが、本書では「すべての人に開かれた結婚 mariage pour tous」をめぐる議論がフランスを分断するまでに至った背景を、保守・革新・中道を問わないフランスのジャーナリズムを丹念に追うことで、解明しようとしている…
『フランス人は10着しか服を持たない』ある意味、全米が泣いた?パリに「やられた」アメリカ人女性の話(BOOKSTAND):多くの人びとを魅了してやまない街、パリ。カルフォルニアガールであったジェニファー・L・スコットさんも、大学生のとき、交換留学生として半年間パリに暮らし、すっかりパリに魅了されたそうです。★…この種のフランス神話が特に好きなのはアメリカ人と日本人?
アングレーム国際マンが祭で谷口ジローの回顧展(culturebox):仏人に好きな人が多い。以前泊めてもらった仏人アーティストのお宅に全部そろっていて読ませていただいた。

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質ふらり。 (KCデラックス モーニング)

ART
オルセー美術館でサド展 "Sade. Attaquer le soleil"(le monde):最も性的で最も悪魔的なサドの人生に再び焦点を当てる。かなり凝ったサイトだが、いきなりパゾリーニの「ソドム120日」が…【閲覧注意】
ルーブル美術館、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿の「毎日開館=休館日なし」が検討されているようだが、文化相は慎重姿勢(culturebox):原タイトルの marcher sur des oeufs =卵の上を歩くは「慎重に行動する」。
映画『ブラック・スワン』振付を担当、パリ・オペラ座新芸術監督バンジャマン・ミルピエ初来日!(webdice):2012年に設立したカンパニーL.A. Dance Project による日本公演のため来日。

ブラック・スワン [DVD]ソドム百二十日 (河出文庫)

CINEMA
"Respire" de Mélanie Laurent(Culturebox):メラニー・ロランの監督としての2作目の作品が公開。昨晩のFrance2に出演していた。女優、監督、歌手。またグリーンピースの活動に参加している。
リュック・ベッソンの”LUCY”がここ20年で最も成功を収めたフランス映画に (culturebox):スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマンを起用。中国を舞台にしているので、特に中国で大ヒット。

MUSIC
クラフト・ワークがフォンダシオン・ルイ・ヴィトンに彼らの3D版全集(8枚のアルバム)を提供(culturebox):最近ブーローニュの森にオープンしたばかりの現代アートの美術館。…これはFLVに行く十分な口実になるなあ。
ベルばら気分で…フランス貴族の現物衣装約70点、神戸ファッション美術館(産経):西洋ファッションの歴史をたどる展覧会「ファッション史の愉(たの)しみ」

JAPAN
宮台真司がネトウヨを語る「あれは知性の劣化ではなく感情の劣化だ」(LITERA):「感情の政治」に「感情の政治」で抗う…
なぜ、サヨク・リベラルは人気がないのか…社会心理学で原因が判明!?(LITERA):一連の朝日新聞問題でよくわかったのは、朝日が右派だけでなく一般大衆からも相当に嫌われていたという事実だろう。誤報がどうこうという以前に「朝日の上から目線のあの感じがいや」「朝日はきれいごとばかりで逆にうさん臭い」という人がいかに多かったことか…
“仕事と家庭、なぜ両方を選べない?”日本の女性の労働環境に海外から疑問(newsphere):日本の問題は男性が育児と家事に関わらないこと。必要なのは、安倍首相の提唱する母親への長期の育児休暇ではなく、父親への育児休暇の延長。男性の育児分担。

★commented by cyberbloom

FRENCH BLOOM STORE.png
人気ブログランキングへ
↑↑ポチッとメルシ!!
FBN-banner03.jpg
posted by cyberbloom at 00:17 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック