2007年04月30日

週刊フランス情報 23‐29 AVRIL

*フランス大統領選挙:第2回決戦投票は5月6日!
Sondage TNS-Sofres: Sarkozy 51%, Royal 49% (事前の世論調査では…)
☆TNS-Sofreの世論調査によると、第2回投票にニコラ・サルコジ氏に投票する予定の有権者は51%、セゴレーヌ・ロワイヤル氏は49%という結果になった。20 %の有権者はまだ誰に投票するか決めていない。あわせて6つの事前調査が行われたが、サルコジ氏は52%から 54% 、ロワイヤル氏は46%から48% といずれも僅差の模様。
☆大統領選の勝敗の行方は第1回投票でフランソワ・バイル氏に投票した有権者の動向にかかっていると言われているが、第1回投票でバイル氏に投票した中でサルコジ氏に投票する予定の有権者は32%、ロワイヤル氏は41%、まだ決めていない有権者は27%という結果に。
(24 avril, AFP)

ロワイヤル氏、バイル氏とテレビ討論
フランス大統領選挙の左派野党・社会党候補、ロワイヤル元家庭担当相は28日、中道派フランス民主連合のバイル議長とテレビで討論に応じた。1週間後に迫った決選投票(5月6日)でロワイヤル氏が右派与党・国民運動連合のサルコジ前内相に勝つにはバイル氏の支援が絶対条件とみられている。
(4月28日、毎日新聞)
★世論調査で優位に立つ右派・国民運動連合(UMP)のサルコジ総裁に対抗するため、ロワイヤル氏側が呼び掛けて実現。 
★テレビ討論の模様はコチラ(フランス語がわからなくてもロワイヤル氏、バイル氏の顔が拝めます)

仏大統領選、バイル氏が決選投票進出の両候補からの支持申し入れ拒否
フランス大統領選の第1回投票で3位となった中道フランス民主連合(UDF)のフランソワ・バイル氏は、5月6日の決選投票に進んだ与党国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ候補と社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル候補を批判した上で、両候補からの支持申し入れを拒否し、有権者に対してもいずれの候補へのの支持も勧告しなかった。サルコジ、ロワイヤル両候補は、バイル氏支持者の票を獲得するため、同氏に支持を要請して働きかけていた。しかしバイル氏は、サルコジ候補はフランス社会の緊張を高める危険がある一方、ロワイヤル候補は国内の経済問題を悪化させる恐れがあるとして、両候補を批判した。バイル氏は記者会見で「どちらの候補に対しても不安がある。フランス国民の多くが私と同様の不安を抱いていると確信する」と語った。
(4月26日、ロイター)

経済界はサルコジ氏待望、ロワイヤル氏は雇用策に不安 
☆次期大統領候補が対極的な経済政策を掲げる2人に絞られたことを受け仏経済界に「サルコジ大統領待望論」が高まる見通しとなった。サルコジ候補が規制緩和による経済活性化を進めようとしているのに対し、労働者保護を掲げるロワイヤル候補は雇用関連規制を強化し、企業活動が束縛されるとみられているためだ。経済界が最も大きな関心を寄せているのが労働問題。
☆フランス通信(AFP)などによると「もっと働き、もっと稼ごう」を合言葉に、英米型経済政策を標榜するサルコジ候補は、週35時間労働の上限規制見直しと、時間外賃金にかかる税金や社会保障費の雇用主負担を廃止する方針を掲げている。
☆これに対しロワイヤル候補は、35時間労働の堅持に加え、1カ月の最低賃金を現在の1250ユーロから1500ユーロに引き上げるとしている。ロワイヤル同候補は、労働者の可処分所得増加により、消費が刺激されるとしているが、企業業績が人件費で大きく圧迫されるのは避けられない。事業の海外移転でフランス国内の雇用を減少させた企業に制裁を科すことも検討している。
☆一方、国内総生産(GDP)比で3%未満という欧州連合(EU)の財政赤字規制についてフランスは2007年度予算で2・5%の目標を立てているが、ロワイヤル政権下では社会保障支出の拡大で財政規律が緩む可能性がある。
☆一方のサルコジ候補は財政赤字削減に向け、英次期首相の最有力候補、ブラウン財務相が提唱した英国式の「ゴールデン・ルール」導入を目指している。国債発行など政府による借り入れは投資目的に限定し、無駄な歳出を押さえようとするものだ。同時に社会保険費の支出に上限を設け財政収支を改善する計画だ。
☆またロワイヤル氏は、スーダン西部のダルフール問題での中国の対応を巡って08年の北京五輪ボイコットも辞さないと表明。これに対しサルコジ氏は「ばかげている」と反論し、中国への対応で対照的な姿勢をみせている。
(4月24日、フジサンケイ ビジネスアイ)


ブームメーカー、川島なお美、今はフランス語に夢中
☆青山学院大学在学中に芸能界デビューし、深夜放送「ミスDJリクエストパレード」の初代DJとして受験生から圧倒的な支持を受け、超人気者になる(私もこの世代で、友達の中にファンがけっこういた)。ワイン通(野球解説者、江川卓ととも双璧をなす)、愛犬家としても有名。ワインもペットも、どちらもブームになる前から愛好しており、川島なお美が熱中していることは、世間で流行すると言われたこともある。
☆「今はフランス語に熱中してます。2月にフランス語検定でついに準2級を取ったんです。難しいですが、ちょうどてこずる相手と恋愛してるような感じで楽しんでます。勉強するのが楽しいんです。でも30歳過ぎてからかな、こういうの。子供時代は飽きっぽかったんですけどね。今は友達には、極めるわよね〜、って呆れられちゃいます。大変でも目標があったほうができるみたいですね」
☆「最近うれしかったことは、フランス映画際のオープニングレセプションに招待され、カトリーヌ・ドヌーブとフランス語で世間話したこと。圧倒的な存在感でオーラが出てました」
☆きっとフランス語が次のブームに違いない。
(4月29日、日刊ゲンダイ)
仏検・フランス留学のAPEF/フランス語教育振興協会⇒春季の仏検は5月16日が締切。


「ニューズウィーク」何でこんなに中身が違うの?
日米首脳会談を終えた安倍首相。「きっこのブログ」にも取り上げられていたが、立花隆が「メディアソシオポリティクス」で、「ニューズウィーク」のアメリカ版と日本版で安倍首相に関する記事の扱いがまったく違うことを指摘している。
立花隆「メディアソシオポリティクス」


グッチ製品、円安のため日本で値上げの可能性
(4月27日、ロイター)フランス小売大手PPRのジャン=フランソア・パルス最高財務責任者(CFO)は26日、円安の影響を緩和するために子会社のイタリア企業グッチの一部製品を日本で値上げする可能性を明らかにした。
★ユーロ高がブランド品や海外旅行などにジワジワ影響を及ぼしているようだ。先週は1ユーロ=163円をつけた。ユーロ円の最近の動向はコチラ


■第60回カンヌ映画祭
☆毎年恒例exquiseさんのカンヌ映画祭特集

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』がカンヌ映画祭に殴り込み!
自身の劇団を率い、三島由紀夫賞・芥川賞ノミネートなど、新進気鋭の女流作家としても注目される本谷有希子。彼女の人気戯曲が絶妙な配役を揃えて映画化された『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』が今年のカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されることが決定した。監督を務めるのは、これまで数多くのヒットCMを手がけてきた吉田大八。強烈なキャラクターを放つ主人公・澄伽(すみか)を佐藤江梨子が演じる。漫画を効果的に使用し、絶妙な滑稽さで姉妹バトルを演出している全く新しいタイプの映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は初夏、シネマライズほか全国にて公開。
(4月26日、cinemacafe.net)
*映画のフォトギャラリーはコチラ

ジョイ・ディヴィジョンの映画、カンヌで上映
ジョイ・ディヴィジョンのフロントマン、故イアン・カーティスの伝記映画『Control』が完成したようだ。来月開催されるカンヌ映画祭で上映されることになった。
(4月27日、BARKS)
★80年代の伝説的なバンド、ジョイ・ディヴィジョン。ボーカルのイアン・カーティスの自殺は衝撃的だった。ファースト・アルバム「アンノウン・プレジャーズ」(下はセカンド・アルバム「クローサー」)に She’s lost control という名曲があるが、映画のタイトルはそこから来ているのか。映画で音楽を担当しているのは、カーティスが抜けたあとに結成されたニュー・オーダー。90年代にはニルヴァーナのカート・コバーンの自殺があり、それも映画化されている。
Love will tear us apart / Joy Division (PV from Youtube)
Atomosphere / Joy Division (PV from Youtube)

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posted by cyberbloom at 21:11| パリ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(1) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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フランス大統領選 異例で画期的なテレビ対談
Excerpt: フランス大統領選。4月28日(土)、決戦投票に第二位で進出したセゴレーヌ・ロワイヤル(社会党(PS)、左派)と、第三位となり決選投票には進出できなかったフランソワ・バイルー(フランス民主連合(UDF)...
Weblog: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
Tracked: 2007-05-01 00:09