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★FRENCH BLOOM NET は「フランス」の情報化のプロジェクトです。具体的には、フランス語を学ぶ人やフランスに関心のある人のために、フランス関連情報を記事にして、カテゴリー別に蓄積しています。週末には「週刊フランス情報」と題して1週間のフランス関連ニュースをピックアップしています。この他にもサイトを運営しています。 □精鋭ライターによる投稿サイト:FRENCH BLOOM NET □仏検&フランス語学習サイト:FRENCH BLOOM CAFE □音楽専用サイト:FRENCH BLOOM MUSIC □インスタントストア:FRENCH BLOOM STORE ★当方、大学でフランス語を教えているメンバーを中心としたグループです。詳細やお問い合わせに関しては「ABOUT & PROFILE」をご覧ください。
夏至の日は Fete de la musique =音楽の祭日 ■La Fête de la musique は1982年以来、6月21日の夜から翌日の朝にかけて開催されているフランス発の音楽のお祭りです。フランスでは毎年この期間に各地方都市で様々な音楽イベントが開かれています。1981年の総選挙の後、当時の文化相であったジャック・ラングがこの音楽の祭典の実施を決めました。その3年後の1985年にはヨーロッパ全土に広がります。それから30年も立たないうちに、世界中110カ国、340都市で行われるようになり、フランス発の大成功を収めたイベントのひとつに成長します。 ■「音楽はすべての人のもの」をスローガンに、この音楽祭は音楽を広めることを目指しています。Fête de la musique は、同じ発音になる ≪ Faites de la musique ! ≫(=音楽を作ってください!)でもあります。ふだん演奏機会が少ないアマチュアの音楽家にストリートやパブリックスペースを開放して、演奏する場所と機会を提供するだけでなく、アマチュア、プロを問わず、ほとんどのコンサートが無料です。そのおかげで、多くの人々が、クラシック、ジャズ、ロック、ワールド・ミュージック、伝統音楽といったあらゆる種類の音楽に触れることができるのです。それらは様々な起源を持ち、あらゆる言語で歌われています。 □「音楽の祭日」公式サイト http://bit.ly/kasbbS □写真↓はオランダ、ハーグでの夏至の日の夕暮(午後10時ごろ) ■英ストーンヘンジの夏至祭り、今年は4万人集結(AFP):夏至祭の多くはキリスト教以前に起源を持つ。
VOYAGE ■特集「夏に泊まりたいシャンブル・ドット20選」(ニュースダイジェスト):海の近くで、山で、南仏で、大岩に穴をあけた住居からプール付、豪華シャトーのシャンブルドットまでフランス人にも人気の20軒。 ■天空ラピュタのリア城はフランスにあった!(cyclestyle) :Cordes sur Ciel=コルドシュルシエル村はフランス中南部に実在。 ■サントロぺでバカンス!(designboom):vincent coste cascades D1 house down saint-tropez cliff face...サントロぺをベースに活動する建築家ヴァンサン・コストの手による海を見下ろす崖に立つ邸宅。★…こんな別荘でバカンスを過ごしてみたいものだ。 ■日本が大好きなフランス人イラストレーターによる、ガイドブックがユニーク!(エキサイト) :パリの51カ所のスポットがイラストで紹介されている。
MUSIC ■ジャス、パリのメトロの駅構内で録音した異色作(barks):ジャズじゃなくて、jaSz=ジャス。エディット・ピアフ、セルジュ・ゲンスブールといったアーティストのカバー楽曲もあり。6月下旬には東京と横浜でフリーライブ。
WORLD ■米スタバ、店員13万人の学費を肩代わり 大学側と提携(朝日):企業として過去にない規模の取り組みに。米国では大学の学費が高騰しており、卒業までに多額の借金を背負ったり、中退を余儀なくされたりする学生が多い。 ■ミュージシャンは個人事業主たれ(kasakoblog):音楽の録音物を売る時代はとっくに終わった。元レコード会社社員が語る。個人事業主たれ、はみんなにあてはまる。組織にいてもアグリゲーター。
ART ■シモネッタ・ヴェスプッチがルーブルのアトリエでお色直し(culturebox) :シモネッタさんはボッティチェリをインスパイアし「ビーナスの誕生」を描かせた言われるフィレンツェの貴婦人。この作品はピエロ・ディ・コシモ Piero di Cosimo の作品。シャンティイ城の美術館で見つけたときはちょっと感動した。澁澤龍彦が絵画批評で言及してて知ったんじゃなかったかな→『幻想の肖像』でした。 ■私たちが知らない江戸「日本を愛した19世紀の米国人画家」が描いた、息遣いすら感じる美しき風景(DonJapan) :僕らが知る "江戸" とは違う風景。19世紀の米国人画家 ロバート・フレデリック・ブラム (Robert Frederick Blum) は、1876年「フィラデルフィア万博」で日本文化に衝撃を受け、いつかその地を踏むことを夢に抱いた。14年後の1890年、上野で開催された「第三回・国内勧業博覧会」に招待されたことを機に、その後3年間に渡って、彼の目を奪った江戸の香りが色濃く残る日本の景色を描き続けることになる。
JAPAN ■79%が労働法違反…日本の「外国人技能実習制度」に海外から批判(Newsphere):人手不足を解消するため、安倍晋三内閣は外国人雇用拡大を目指しているが、新興国への技術移転を目的に設立された「外国人技能実習制度」には海外からの批判が集まっている。“搾取的”と米国務省も報告。 ■『有権者の財布が大事』が安倍首相の認識(dot):「今の日本経済は本物の好景気ではありません。しかし、その期待感だけで支持率は高止まりするのです」…株価さえあげておけばいい。つまり国民は足元を見られていると…
■定年退職前の厳しくも優しいロペス先生のもとで、勉強したり遊んだりする13人の子供たちの姿を追った、心温まるドキュメンタリー映画。Etre et Avoir―タイトルにもなっているこの二つの動詞から見ても、フランス人にとってのフランス語の始まりも、日本人がフランス語を始めるときと全く同じなんだな、と分かります。フランス語をやっている人なら、まるで自分も小学生になったような気分になり、子供たちと一緒に「うぃぃ〜!」「ぼんじゅ〜る、むっしゅ〜」と言ってしまいそう。