2013年11月26日

週刊フランス情報 18 - 24 NOVEMBRE

シャンゼリゼ通りがクリスマスの装いに(AFP) :今年のシャンゼリゼ通りのイリュミネーションの点灯式には女優のレティシア・カスタが参加。ドラノエ市長の姿も。★…カスタと言えば、美容師の友だちがいつも決まった時間に6区の店の前を通って行くと言ってたな。店の近くに住んでいるらしい。



パリ老舗百貨店、夜の街を彩るXマス・ディスプレー(AFP) :老舗百貨店「プランタン」のクリスマス・ディスプレーが道行く人々の目を楽しませている。
「10年後のフランス "la France dans dix ans" 」という研究で、3分の2のフランス人は悲観的という結果(ル・モンド):15歳以上1083人を対象にした電話調査。3分の2のフランス人は悲観的、さらに4分の1がとても悲観的と答える。結果は予想通り、将来に不安を感じる社会の反映となった。特に25%が今から10年後のあいだの「社会の不平等の広がり」を心配している。
左翼紙リベラシオン襲撃の容疑者拘束=94年の殺人事件に関与(時事) :薬物を服用して自殺を図った可能性も。

JAPAN
イスラム教徒を、日本のお得意客にしよう(東洋経済) :宗教的な配慮を行った商品やサービスは各国のイスラム組織によってコーランを基準に審査され、承認された場合「ハラル認証」が付与される。★…アラビア語をやっておくといいかもよ。
思春期の環境がカギ?子どもをバイリンガルに育てるために必要なこと(Newsphere) :片親が外国人なら自然にバイリンガルになるわけではなく、そういう環境を作るのは大変な努力が必要だということはあまり知られていない。
シルバー民主主義ってなに?(Yahoo):政党に高齢者の数的優位を認識させればそれで十分で、後は政党が勝手に高齢者の意向を汲んで彼ら彼女らが不利にならないような政策を決定してくれる。シルバー民主主義を超克する手段は存在するのか。

WINE&GOURMET
「ボジョレーを退けることこそ、真のワイン通の証」海外の反応(newshere) :日本のワイン消費量はOECD加盟国34ヶ国中30位に過ぎないが、ボジョレーに限れば海外での売上の5割以上を消費する最大の「お得意様」。賢い消費者として、真に美味しいものにお金を使うべきか。風物詩には、四の五の言わずに「乗る」のが粋なのか。現代日本人の感性に合うのは、さて、どちらだろう?
日本がボジョレーを救った?現地メディアと生産者の反応とは(Newsphere):この時期にいつも仏紙に取り上げられている「ボジョレー・ヌーボー風呂」(写真)。使われているワインの量は9リットルのようだ。同イベントに招待されたラブレ・ロワ社(ボジョレーの生産者)の副社長は、仏フィガロ紙に対し「この光景にショックを受けるかもしれないが、その必要はない。浴槽はすべてがワインで満たされているわけではないし、これはスペクタクルだ。デュオニュソス(バッカス)はワインの神だけでなく演劇の神でもある」と日本での盛り上がりを支持する。仏レキスプレス誌も「日本人は『季節』をとても尊ぶ。その考え方にボジョレー・ヌーボーが結びついた」と。
ブランジェリーナのワインが世界最高のロゼに選ばれる(moviewalker) :ブラピとアンジーが所有するフランス南部のワイナリー、シャトー・ミラヴァル。そこで醸造されたミラヴァル・ロゼが世界最高のロゼワインに選ばれた。
スイスにあんぱんを広めた男(punta) :スイスのパンは固くて、白パンは亜流だ。何故か。「白パンは不健康だ」「白パンはお腹がすきやすい」「食事のお供にならない」「永世中立国のスイスは、国 が小麦粉を備蓄するため、市場に出回る頃には古くなっている小麦粉で焼くから」そんなスイス人の永年の習慣を覆し、日本の柔らかく優しい味のパンを広めた 日本人がいる。彼には一本ぶれない芯がある。それは「日本を世界に発信すること」だ。

ART
ニッポンの廃墟フランス人写真家がとらえた「美しい日本の廃墟」(HUFFPOST) :長く忘れ去られてきた日本の「廃墟」を映し出す新しい写真集は、不思議な魅力に満ちている。この写真集「Nippon no Haikyo」は、日本に住むフランス人写真家 Jordy Meow 氏がこのほど出版したもの。Meow 氏は日本中を旅し、人がほとんど足を踏み入れないゴーストタウンや荒れ地などを訪ねてはカメラに収めてきた。
□日本の廃墟(サイト):http://www.haikyo.org/ja/

CINEMA
100,000年後の安全 [DVD]「福島原発は地上のオンカロになるだろう」(webdice):マドセン監督の『100,000年後の安全』が12月23日にDVDリリース。「オンカロ」は小泉純一郎元首相が視察し、脱原発を訴えるに至ったフィンランドの高レベル放射性廃棄物の最終処分場。
『パリ、ただよう花』、ロウ・イエ監督インタビュー(webdice) :『パリ、ただよう花』はパリ、北京、二つの都市をさまよう女の物語。「人間を描きたいならセックスは避けられない、時代を描くのに人間を避けることもできない」
仏女優ソフィー・マルソー、大規模広州モーターショーに登場!(Record China) : 「フランスのバラ」 がエレガントな魅力で会場を魅了。
アラン・ドロンの息子が「Les Rencontres d'apres minuit」で銀幕デビュー(映画.com):2世俳優としてのコンプレックスも語る。

SUSTAUNABLE
欲しいものを欲しい量だけ!ワインや調味料の量り売りショップ「Vom Fass」(greenz):実際に商品を見て、嗅いで、味わって、必要な量だけを購入する「スローショッピング」。
ケーキを食べ、紅茶片手に死について語り合う!欧米で広がる「Death Cafe」とは?(greenz) :スイスの社会学者が10年前に始め、コンセプトはカフェでケーキを食べ紅茶を飲みしながら、カジュアルな雰囲気で死について語り合う。

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posted by cyberbloom at 20:17 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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