2013年11月19日

週刊フランス情報 11 - 17 NOVEMBRE

仏法相への人種差別1か月で3回、インタビューで社会に警鐘(AFP):極右系週刊誌ミニュット(Minute)の今週号は、黒人女性であるトビラ外相の写真を表紙に使い「サルのようにずる賢いトビラ、バナナを取り返す」とタイトルを付けた。
「フランスでレイシズムが進行しているのか?」(ル・モンド):2012年の調査によると、7%が自分はむしろレイシスト、22%がちょっとレイシスト、25%があまりレイシストではない、44%が全くレイシストではないと回答。
仏北西部でデモが暴徒化、「環境税」に反対(AFP):オランド社会党政権が打ち出した「環境税」(通称 ecotaxe)は、環境にやさしい物流を奨励するため国内の道路を走る3.5トンを超える物流トラックに課税するもの。
フランス語はフランス人にも難しい(マイナビウーマン):フランス人全体の62%はフランス語を難しいと、特に25〜35歳で難しいと答えた人は70%。一方で大半は仏語の簡素化には反対。65%は小学校の授業の文章の書き取りは不可欠と答え、小中学校で正しい仏語を身につけるべきと考えている人が多数派。
ジェーン・バーキンさん、日本から表彰=大震災後の復興支援(時事):これまでの日仏文化交流への貢献に加え、東日本大震災の復興支援に取り組んだことが表彰の理由。
子どものいじめをそのまま大人に置き換えたら?フランスのテレビCM(カラパイア):いじめは犯罪ということがクリアになる。でも日本ではブラック企業とか大人の世界でも普通にありそう。

CHINA
高級ブランド時計、宝飾品が売れない!習近平政策でパリの百貨店に打撃(Record China) :習近平政権の汚職取り締まりで、官僚がブランド物の贈答品を受け取ることが禁止された。さらに中国富裕層の「成熟」も要因。
アメリカ大学留学生の3割が中国人(China Press):23万6000人で前年比21%増。アメリカに行けばいいと言うものではないが日本人はどのくらいいるのだろう。あと米中関係は緊張関係にあるとはいえ、エリート層で多くの人的交流があるということ。

JAPAN
金融資産ゼロ世帯が過去最多、国内外で割れるアベノミクスの評価とは?(newshere):金融資産保有世帯では、株価上昇などにより資産額の平均が上がったが、金融資産を持たない世帯比率は31%で調査開始の1963年以来最高。
Fukushima : les mineurs face au risque de cancer de la thyroïde(le monde) :甲状腺がんのリスクに直面する未成年者たち。

シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]ロシュフォールの恋人たち デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]

CINEMA
「スクリーン・ビューティーズ」第2弾はカトリーヌ・ドヌーヴ! あの名作を劇場で☆(オズモール):何と言ってもドヌーヴの代表作「シェルブールの雨傘」。ドヌーヴのアップヘアの美しさとカラフルな衣装に注目!! ミシェル・ルグランに切なく甘い楽曲にも。
□FBN新着記事:ミシェル・ルグラン来日!映画音楽とジャズのルグラン。今回の来日は特集上映「スクリーン・ビューティーズVol.2カトリーヌ・ドヌーヴ」とのカップリングで、若き日のドヌーヴの美しさを併せて堪能。

ART
フランシス・ベーコンの「ルシアン・フロイドの三習作」、1億4240万ドル約140億円で落札(culturebox):NYのクリスティーズにて。美術品としては史上最高額。
ドイツで明るみに出た小説よりも奇なる事件、ピカソ、ルノアール、クールベ、失われたはずの名作が続々と見つかる(JBPress) :先週スクープされたナチ政権時代に失われた絵画が発見された事件だが、じっくり読める。

MUSIC
ダフト・パンク: テクノ・ファンクのプリンスたちロシアの警察合唱団がダフトパンク「Get Lucky」を熱唱! (ロケットニュース24) :思わず「おそロシア」と言いたくなるほどカッコイイ!!忘れた頃にわいてくる Get lucky! 2013年を象徴する曲になりました。★…ダフト・パンクと言えば、今月末に『ダフト・パンク: テクノ・ファンクのプリンスたち』(ヴィオレーヌ・シュッツ著、陣野俊史訳) が発売されます!
Bob Dylan reçoit sa Légion d'honneur(AFP):ボブ・ディランが仏の最高勲章レジオンドヌールを受章。今年の春にも候補に挙がっていたが、大麻や反戦を理由に却下された。写真は文化大臣フェリペティと。
松任谷由実をNHK番組「SONGS」が独占密着!(芸能ニュースラウンジ):ユーミンは『ひこうき雲』を制作した高校生の頃、大きな影響を受けたフランスの詩人ジャック・プレヴェールの世界を探求するためにフランス・パリへ。
スペシャで池田亮司「superposition」公演ノーカット放送(ナタリー):2012年11月にフランス・パリ ポンピドゥーセンターにて初演が行われたプロジェクト。池田氏はパリで活動中。
Les Chansons De L'innocence Retrouveeエチエンヌ・ダオが新アルバム "Les chansons de l'innocence retrouvée" を発表(culturebox) :デボラ・ハリー、ナイル・ロジャースが参加。Au Revoir Simone も。
フランスのオタクが困惑?パリの「初音ミク」オペラ、現地メディアの評価とは(Newsphere) :ル・モンド紙が指摘するように、フランスの初音ミクファンからの反応は良くない。仏サイト「ドウゾドウモ」は、「全員一致で『嫌い』という結果になった」と観劇時の様子を伝えた。

VOYAGE
スターバックス列車 (designboom):スターバックスの新しいコーヒーを飲む形。スイスで始動。動画。

SUSTAINABLE
スタバも始めた「保留コーヒー」日本でも広がる新たな寄付の形とは(newshere):保留コーヒーとは、「飲物や食べ物を必要としている誰かのために、事前に料金を支払う」という助け合いのシステムだ。その起源は、ナポリの純粋な助け合いの風習「Café pendiente(保留コーヒー)」である。カフェやバルでコーヒーを1杯注文する際、計2杯分の料金を支払い、その場で「Café pendiente」と言い添えるだけで、「お金の持ち合わせがない誰かに、1杯サービスしてあげて」という寄付になる。
商品取引からフェアトレードへ、カカオ豆農家を支援する仏女性(AFP):彼女がコモディティートレーダーだった頃、自身が売買している商品の生産者に思いをはせることなどほとんどなかった…


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posted by cyberbloom at 20:18 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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