2013年11月04日

週刊フランス情報 28 OCTOBRE - 3 NOVEMBRE

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 12月号 [雑誌]仏ラジオ記者2人がマリで拉致、殺害される(CNN):国際テロ組織アルカイダとつながりを持つ武装勢力に拉致され、殺害される。フランスのオランド大統領は、犯行を「卑劣な行為」と非難する声明。マリでは昨年の軍事クーデターに続く混乱の中で、武装勢力が北部を占拠。今年1月に旧宗主国のフランスが軍事介入した。キダルは武装勢力の最後の拠点だったが、2月までにフランス軍に制圧された。
ジャンヌ・モローとプッシー・ライオット:仏女優ジャンヌ・モローがロシアの抗議するパンクバンド、プッシー・ライオットを擁護。★…ジャンヌ・モローの写真を見て、一瞬どなたかわからなかった。ルモンドによると、プッシー・ガロワのメンバーのひとりナデージャ・トロコニコヴァと13日間、連絡が取れなくなっているという。彼女はソビエトの強制労働キャンプ、グラグを想起させるモルドバの労働キャンプの環境を告発する手紙を公開し、そのために殺される恐れがあると言ったあと、別の場所に移送されることが決まり、10月22日にそこを離れた。
今年フランスではキラキラしていない名前が人気(excite):友人の子供に男性1位のナタン(Nathan)と女性7位のジャッド(Jade)がいる。
日本人パティシエ、パリで最高評価(FNN):パリで開かれている世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」にて。ピエール・エルメ氏も絶賛。辻口博啓さんは金沢出身で、この前金沢に行ったとき、辻口さんプロデュースのおみやげ用のお菓子がたくさんあった。パリ在住の青木定治氏も受賞。★…辻口さんはいろいろ本も出していらっしゃいます。『パティシエ世界一東京自由が丘「モンサンクレール」の厨房から』 『モンサンクレール 軽やかさの秘密』『パティシエのフランス語』

パティシエ世界一―東京自由が丘「モンサンクレール」の厨房から (光文社新書)モンサンクレール 軽やかさの秘密パティシエのフランス語

EUROPE & AMERICA
ドイツで第3の性の選択が認められる、欧州初(AFP):専門家によると、推定1500〜2000人に1人の割合で両性の特徴を有し性別をはっきりと決められない新生児が生まれている。身体的な性別を与えるため の手術が行われるが、手術の結果に不満を持っていない人がる一方で、同意なしに手術されたことに怒っている人もいる。
デジタルガヴァナンス最先進国エストニアに学ぶ「これからの政府」とわたしたちの暮らし(wired):バルト海に面した人口135万人の小国エストニア。ソ連崩壊を受けて始まったデジタル化による国家改造は、欧米先進諸国もうらやむ「ガヴァメント」になった。世界で最も透明性が高く、効率のよい「政府」はいかにしてつくられ、いかに運営されているのか。デジタル社会のロールモデルとして世界各国の注目を集め、1年間で1,000を超える専門家視察団が訪れる。
車に乗らなくなった米国人(JBPress) :「車依存症」とも言えた米国社会は、変わろうとしているのだろうか。もしそうだとしたら、その影響は計り知れない。街づくりも公共事業の計画も、生活のあり方全てが「車社会」を前提として築かれてきたからだ。しかし16歳〜34歳の若い層で急速な車離れが進んでいる。一昔前、自家用車は「自由」と同じ意味合いを持っていた。だからこそ、米国のティーンエイジャーは誕生日を心待ちにし、年齢に達すればすぐに免許を取った。現在、ティーンエイジャーが自由を獲得するのは、携帯電話やスマートフォンを与えられたときである。

BOOKS
女たちのサバイバル作戦 (文春新書 933)「女を使えない企業が、世界で戦えますか?」(東洋経済):雇用機会均等法から約30年。日本の働く女性は、幸せになったか? 日本のフェミニズムを牽引してきた上野千鶴子さんは、新刊『女たちのサバイバル作戦』(文春新書)で、このテーマに取り組んだ。安倍政権は、成長戦略として女性の活用を推進。「働く母」を支援する各種人事制度の整備も進んだ。産後職場復帰する女性も増えている。それでもなお、働く女性の悩みが尽きないのはなぜか? インタビュー後編では、女性は「変わらない企業」「変わらない男たち」とどう接したらよいか。
講談社、漫画英語版を世界配信、雑誌発売と同日(読売新聞):講談社は、30日からアメリカの海外向けアニメ配信会社のサービスを通じ、日本での雑誌発売日と同日に講談社の漫画作品の英語版を世界約170か国に向け配信。ネット上の海外海賊版対策の狙いも。

CINEMA
映画『子宮に沈める』(女子スパ):「大阪二児置き去り死事件」から生まれた物語。女性たちを縛る“母性”に疑問。「母親なのに」と人は言います…
□緒方貴臣監督の美しい映像・音楽にも注目!http://paranoidkitchen.com

MUSIC
ゲンスブールの遺品の競売(culturebox):セルジュ・ゲンスブールの遺品がナントで競りにかけられる。成果はいまいちで、ミニカセットに録音された"Unknown producer"という最後の未発表曲と、タバコの吸い殻には買い手がつかず。競売の模様はこちら(ル・モンド動画)
ヴァネッサ・パラディ、F2インタビュー(culturebox):彼女の歌手としてのキャリアを振り返る(動画) ゲンスブール、レニクラ、ジャンヌ・モローが登場。

ART
藤本壮介氏デザインの公衆トイレ(designboom) :今をときめく藤本壮介氏デザインの、透明な公衆トイレ。2メートルの木の柵で囲まれているとはいえ。自然を満喫するにはちょっと落ち着かなさそう。
勅使川原三郎作品、パリ・オペラ座で上演(AFP):「闇は黒い馬を隠す(Darkness is hiding black horses)」が披露。ニコラ・ル・リッシュらも出演。

EDUCATION
授業はすべてiPad!スティーブ・ジョブズ小学校開校(President):カリキュラムの基本はオランダの文部科学省が定めた58の学習目標。ただし一斉授業はなく、子供たちは教師の助言を受けながら、取り組む学習目標を選び、課題をこなしていく。
教養より「就職力」をつける!(President):ビル・ゲイツが考える大学像ある大学での演説で「現在の教育、またそのシステムは、端的に言って持続不可能だ」と。その背景には、今の高等教育のあり方が、アメリカの社会格差をむしろ広げつつあるという問題意識。



★commented by cyberbloom

人気ブログランキングへ
↑ポチっと Merci!
FRENCH BLOOM STORE.png
posted by cyberbloom at 14:19 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック