2007年04月01日

週刊フランス情報 26 MARS‐1 AVRIL  四月の魚

四月の魚★今日はエイプリル・フール。これはフランスを起源とする習慣で、フランス語で「四月の魚 poisson d’avril 」という。ウィキぺディアによると、
★「その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。しかし、シャルル9世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまう。処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていた。フランスの人々は、この事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れない為に、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていった。これがエイプリルフールの始まりである」
★なぜ「四月の魚」なのかということだが、諸説が対立していて、4月の初めに月が魚座の方から昇るからだという説が有力なようだ。

★関西でも桜がチラホラ咲き始めた。テレビでやっていたが、現在の東京の気温は100年前の鹿児島の気温にほぼ重なるのだそうだ。東京の気温がさらに4度上がると、ソメイヨシノが育たなくなる。ソメイヨシノが生育可能な南限よりも南になってしまうからだ。それは関西も同じだ。近い将来に花見ができなくなり、春の風景が大きく変わる可能性もある。桜は日本の豊かな自然と季節感の象徴であり、日本の文学を彩ってきたし、さらに日本人特有のものと主張される「美しく散る」美学の根拠にもなってきた(もちろん本質主義にすぎないのだが)。先日、川端康成の「美しい日本の私」に触れて、かつての豪雪地帯に雪が降らなくなったという話も書いたが、川端の言う「雪、月、花」に対する日本人の感性は、数十年後にはなくなっているのかもしれない。


プロトタイプス、フランスから話題のエレクトロ・ポップ・トリオが初来日!
iPod ShuffleのCMソング「Who's Gonna Sing?」で話題騒然のエレクトロ・ポップ・トリオ、プロトタイプスが4月4日にリリースされるアルバム『プロトタイプス Prototypes 』で日本デビューを飾る。彼らはファファン(b&synths)、ケシュ(g)を中心に女性ヴォーカリスト、イザを加えた3人組で、フランスはパリを拠点に活動中だ。“超ハッピーな最先端の音楽”というテーマの下、エレクトロ・ポップをベースとしたサウンドに、様々な要素を加えたまるでおもちゃ箱のような楽しいポップ・ソングが話題を呼んでいる。そして、デビュー・アルバムを引っ提げて4月19日(木)には原宿アストロホール一夜限りの来日公演を行なうことが決まっている。
(3月29日、VIBE)

Prototypes (Video Clip)- Who's Gonna Sing?
Apple iPod Shuffle(CM)-Who's Gonna Sing? by Prototypes

★Yahoo! France をのぞいたら、トップページに Electro Chic と称して Emilie Simonが紹介されていた。フレンチエレクトロのシック路線。Dame de Lotus なんて、確かにシック。
Emilie Simon-Clips


バイル候補、他候補は国家主義にとりつかれている
フランス大統領選に出馬している中道フランス民主連合(UDF)議長のフランソワ・バイル候補は24日、ライバル候補たちは選挙戦の焦点を移民や国家のアイデンティティー、愛国心などに合わせ、「国家主義の強迫観念」を植え付けていると批判した。同候補は、国家に対する人々の感情は国への愛であるべきで、強迫観念であるべきではないと述べ、母国への敬意の示し方についてライバル候補から講義を受ける必要はないと言明した。社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル候補は、この週に行った選挙集会の終わりに国歌「ラ・マルセイェーズ」を斉唱。フランス国民は家庭に三色旗をもち、国民の休日にはそれを掲げるべきと演説した。一方保守派のサルコジ候補は、移民と国家アイデンティティーの省を設立するよう提案。アナリストは、これを極右の票獲得を狙ったものとみており、2人のこうした言動に対する反発の声も出ている。バイル候補は「2人の候補は国家主義の強迫観念にとりつかれていると思う。まるで(極右指導者)ジャンマリ・ルペン氏の主張が彼らに乗り移っているようだ」と述べた。
(3月24日、ロイター) 
★サルコジ氏とロワイヤル氏の発言はどこかの国の首相みたいだが、大統領選は意外にリーズナブルな選択になるのかも。黒猫亭主人さん、バイル氏の紹介お願いします。


■マダムJulieのパリ通信−男と女の風景
仕事とセックスのあいだ★本物のセックスジャーナリストを目指すためパリ大でセックスとメディアの関係を学ぶ斉藤樹里のコラム。最近、経済学者、玄田有史と「仕事とセックスのあいだ」を著した。この本に関しては改めてレビューを書くつもり。
フランス女は“つくられる”
フランスにもいたオタクたち


フランスで市民ジャーナリズムを排除
暴力場面を撮影していいのはプロリポーターのみ?
(3月8日、オーマイニュース英語版)


英国の「マンガ」人気、シェイクスピアや聖書にも波及
英国では日本発の「マンガ」の人気が高まっており、シェイクスピアの戯曲や聖書を漫画化する出版社も登場している。また英語訳された「フルーツバスケット」や「鉄腕アトム」といった漫画の人気も非常に高い。専門家らは、すでに米国やドイツ・フランスでは人気の漫画に興味を持つことで、より多くの人が日本を知ろうとする意欲を持つと指摘。そのことが、最終的には日本経済を後押しするとの見方を示している。日本の漫画の英訳版などを出版している同社の昨年の英国での売上高は200万ポンド(約4億6000万円)。今年は400万ポンドを目指しているという。同国での漫画の影響力は新たな分野にも拡大しており、キリスト教関連書籍の出版社が同国初となる「漫画版聖書」の発行を決めたほか、3月1日にはシェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」と「ハムレット」の漫画版も発売されている。
(3月27日、ロイター)
★漫画版聖書と言えば、藤原カムイの「旧約聖書-創世記」を思い出す。ちょっと古いけど。


「情痴アヴァンチュール」:リュディビーヌ・サニエが夢遊病に
童顔でコケティッシュな魅力を振りまいてきたリュディビーヌが今回演じたのは、過去にトラウマを抱えて夢遊病を患うシングルマザーという複雑な役どころ。ハリウッド映画「ピーター・パン」で妖精ティンカーベルを演じた後、「人間の闇の部分、深層心理を描いた作品に飛び込んでみたくなったの」と出演の経緯を語る。3月31日よりロードショー。
(3月27日、eiga.com)


NEWS山下智久のフランス語CM
(3月27日、デイリースポーツ)


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posted by cyberbloom at 10:10 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: (2007年4月3日補筆) 私がときどき読む雑誌に、フランス版エル(ELLE)があります。半分フランスの毒電波(笑)でできている私には、日本版エルよりもフランス版エルの方がずっとおもしろいのです。今..
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Tracked: 2007-04-07 17:00