2013年08月19日

週刊フランス情報 12 - 18 AOUT

フランス:4~6月GDP、大統領就任以後で最も高い伸び
effel01.JPG■フランスの経済成長率はオランド大統領が2012年5月に就任して以後、四半期ベースで最も高い伸びとなった。輸出需要で生産が押し上げられた。仏国立統計経済研究所(INSEE)の14日の発表によると、4-6月(第2四半期)の国内総生産 (GDP)速報値は前期比0.5%増。前の2四半期はマイナス成長だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト26人の予想中央値は0.2%増だった。
■オランド大統領は先週、消費者や企業幹部の信頼感を高めるためリセッション(景気後退)からの脱却に言及していた。一方、エコノミストは2年2か月連続の求職者数の増加を食い止めるという公約を大統領が守るには、大幅な景気回復が必要だと指摘する。キャピタル・エコノミクスのシニアエコノミスト、ジェニファー・マキューン氏(ロンドン在勤)は「フランスの競争力は全く改善していない。消費者信頼感は 依然非常に低い水準で、失業者の増加を食い止めるとの大統領の公約はこれまでのところ実現していない」と指摘。「回復を宣言するのは時期尚早だ」と語った。
(8月14日、ブルームバーグ)
★Wall Street Journal では「フランス、リセッションから脱出」という見出し。景気には周期的な要素もあるし。

フランスで「あごひげ」の流行が復活:現在の流行は、たった数人のトレンドセッターが仕掛け、フランスでの流行はまだ2年も経っていない。求めているのは古代ギリシャの哲学者のような知的で厳粛な雰囲気なのか、それとも1950年代の「ビートニク」のような飾り気の無さか、専門家らが分析した。★…ビートニックとか60年代のカウンターカルチャーとか言っているが、あごひげの由来はもともとフランスにあり、1830年代、ブルジョワ階級に対する激しい嫌悪感から生まれたボヘミアンスタイル(あごひげ+ロン毛)がルーツなのでは。例えばフロベールとか。http://bit.ly/14sLdN6
オーガニック化するフランスのアダルトグッズ:フランス人は長らくその性的能力の高さを自慢してきたが、新たな起業家たちは、環境重視の顧客をオーガニック・エクスタシーのさらなる高みにいざなおうとしている。http://bit.ly/16U9SgF

EUROPE
繁栄を謳歌する英領ジブラルタル:スペインの南端に位置する英領ジブラルタルの12年の成長率は7.8%。失業率は2.5%で、隣のスペインのアンダルシア州の35.8%と雲泥の差。スペインはジブラルタルが企業の租税回避地になっていると非難。★…昔、スペインからジブラルタル経由でアフリカに渡ろうとしたが叶わず。あまりにスペイン(アンダルシア)が楽しくて長居したら時間も金もなくなった。あの頃のスペインはまだ景気が良かった。http://bit.ly/13XYSQG

Parisians: What They Do, Think and SayMy little Paris

ART
東京出身の九重加奈子さんのイラストがパリを占拠:パリ市は「パリの人々」と題し、街の広告パネルを利用して久重さんのイラストを展示。パリの有名観光地の千基の広告パネルを彼女のイラストが占拠。九重さんはパリ市のメルマガ専属イラストレーター。トップの写真の本は九重さんのイラストが使われた「パリジャン、彼らは何をして、何を考え、何を言うが」。http://bit.ly/1bFzrF6
□九重加奈子さんのサイト'My Little Paris' http://www.mylittleparis.com/

はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド (玄光社MOOK)エセー〈1〉人間とはなにか (中公クラシックス)

BOOKS
“バンドデシネ” bande dessinée って何?:「バンド・デシネ徹底ガイド」が刊行された。近年、フランスのマンガであるバンドデシネが注目されているが、同書にはバンドデシネの注目作家の紹介や、日本の作家がその魅力を語るインタビューなどが掲載。興味があるけれど、どこから手をつければいいのか分からない人に最適な本。http://bit.ly/14XPP21
モンテーニュが2013年の夏のベストセラー:『エセー』で有名なフランスの哲学者モンテーニュだが、著作そのものではなく、専門家のアントワーヌ・コンパニョンのモンテーニュについてのエッセイ『モンテーニュと一緒の夏 un ete avec Montaigne 』が売れている。★…フランス人にとってヴァカンスは読書のための時間でもある。http://bit.ly/14MbpCp

CINEMA
■『風立ちぬ』=“Le vent se lève”: 宮崎駿の『風立ちぬ』の仏タイトルは “Le vent se lève” となっている。代名動詞の例文として良いかもしれない。仏記事は『風立ちぬ』にタバコのシーンが多い "trop nombreuses scènes montrant des personnes en train de fumer" と言う例の議論。http://bit.ly/14N4qQv
フランソワ・オゾンの新作 "Jeune et jolie"(若くてきれい) :21日から仏で公開。この映画は先のカンヌ映画祭でフェミニストたちの怒りを買ったようだ。日本では前作の『危険なプロット』がこれから公開。http://bit.ly/1cQvu4F
"Art Everywhere":イギリスで街角の広告をアート作品で置き換えるイベント。ルシアン・フロイドの自画像がバス停に…57のアート作品が2万2000の広告のパネルに。http://bit.ly/14zYL9v

VOYAGE
チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1アミアンの大聖堂、色彩のマジック:フランスの数々の大聖堂が夏の間に行う音と光のイベントの一環。13世紀に建てられたゴシック様式の大聖堂は、完全なものとしてはフランスで最も高く、室内空間も最も大きい。http://bit.ly/14mQE14
観光客をひきつけるモネのジヴェルニーの庭:この夏に仏語研修に行く学生と話したら、みんなジヴェルニーとモンサンミシェルは外せないと言ってた。http://bit.ly/14awFpZ
「ダーク・ツーリズム」めぐる被災地の思い(afpbb) :2011年の巨大津波で地図から事実上消し去られるまで、岩手県陸前高田市の白砂青松の浜は日本の旅の定番だった。現在、同地を再び訪れる¬人は増えている。しかし彼らが見ようとしているのは、破壊の爪痕や亡くなった人々の追¬悼の碑だ。戦争や災害によって死や苦しみの舞台となった場所を訪れる「ダーク・ツーリ¬ズム」と呼ばれる現象の最新の例だ。★…『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』は福島原発の観光地化の予行ツアー的ガイド。http://bit.ly/16gi1wM


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posted by cyberbloom at 15:15 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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