2013年04月07日

週刊フランス情報 1 - 7 AVRIL

なぜ、アジアで極端な少子化が進むのか:仏の人口学者、エマニュエル・トッド氏に聞く
■アジア地域の国々で極端な少子化が起きている理由は何でしょうか。
■少子化は地域文化が発展し、識字率が上がる過程で必ず生じる。女性の教育水準が上がり、社会的に自立することで、産む子どもの数も自らの意思でコントロールするようになる。子どもが生まれやすい国の共通点は女性の地位が高く、仕事と子育てを両立できる環境が整っていることだ。日本をはじめとするアジアの国々は両立が困難で、女性が仕事か子どもか選ばなければならない状況が続いている。アジアなど新興国では少子化のスピードが、先進国より速くなる傾向がある。新興国は先進国の経験を生かして経済が速いペースで発展するから、社会の変化も急激になるのだろう。…全文はタイトルをクリック
(4月7日、朝日新聞グローブ)

フランスでも弁当が評価、美しさと経済性が好まれ:「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」、ジョエル・ロブション、京都市の弁当箱専門店「Bento&co」… http://bit.ly/XZZCCP
□FBN記事:「フランスで弁当ブーム!」http://bit.ly/usXOpg

WORLD
小学生の英検受験20万人突破:英語能力を判定する実用英語技能検定(英検)を受験する小学生が増加し、2012年度の志願者数が初めて20万人を突破したことが、日本英語検定協会のまとめで明らかになった。10年で1・8倍に増え、特に低学年の伸び率が大きい。高学年での英語必修化やグローバル化の影響で、親の熱意が高まっているようだ。http://bit.ly/Z8nz6J
「モンサント保護法」?:モンサントと言えば、GMO(遺伝子組み換え)作物や除草剤などで知られる世界屈指のバイオ科学メーカー。しかし、同社が開発した遺伝子組換え作物の種子を購入した農家に対し、知的財産権を理由に自家採種を禁じるなどといった強引なやり方や、採取した種子が発芽しないようにするターミネーター遺伝子を組み込んだ種子を開発しているなどとして批判されることが多い企業。そのモンサントを保護する法律と揶揄される法案が米国で成立し、日本でも話題になっている。http://nifty.jp/Z8m74h

闇の国々 (ShoPro Books)L'INCAL アンカル (ShoPro Books)ムチャチョ―ある少年の革命 (EURO MANGA COLLECTION)

BOOKS
バンドデシネのファン急増:フランスの漫画、バンドデシネが日本で脚光を浴び、ファン急増している。バンドデシネというフランス語は「絵が描かれた帯」という意味で、日本語に意訳すると「続き漫画」となる。10年前は、ほとんどの作品を日本語で読めない冬の時代だったが、国内で昨年、翻訳・出版されたBDは約20作品に上る。オールカラーが主流で、絵の魅力を最大限に引き出すため、A4サイズほどの 大判で刊行されることが多い。☆…フランス人が日本のマンガに魅せられ、今度は日本人がバンドデシネを発見する番か。フランソワ・スクイテン作画&脚本ブノワ・ペータースの『闇の国々』(左)、カルト系映画監督ホドロフスキー原作にイラストをメビウスが手がけた『アンカル』(中)、ニカラグアの革命と少年の成長を描くエマニュエル・ルパージュ『ムチャチョ』(右)などの翻訳が出ている。 http://on-msn.com/12hqlgL
『星の王子様 Le Petit Prince』の70周年:フランスで1200万部を売り、257か国語に翻訳されたサンテグジュペリの作品を、今年いろんな形で70周年を祝う。http://bit.ly/10E71DS
□70周年記念サイト:Le Petit Prince.com http://bit.ly/YX6AHw
『星の王子さまの天文ノート』:世界中で愛されるサン=テグジュペリの名著、『星の王子さま』を通して知る星々の世界。
『うたかたの日々』再人気:ボリス・ヴィアンのカルト小説『うたかたの日々』がミシェル・ゴンドリーによる映画化で再び脚光を浴びている。この小説が1947年3月に発表されたときはみんな無関心だったが、再版は Frédéric Beigbeder が熱烈な序文を寄せている。☆…日本では岡崎京子の漫画版『うたかたの日々』がある。http://bit.ly/ZkXveB

星の王子さま―オリジナル版星の王子さまの天文ノートうたかたの日々

CINEMA
レオス・カラックス『ホーリー・モーターズ』公開:フランスの鬼才レオス・カラックスが、オムニバス『TOKYO!』(2008) 以来4年ぶり、長編では『ポーラX』(1999) 以来13年ぶりに手がけた監督作。劇場パンフレットにはカラックスファンを自認する曽我部恵一の解説文が収録。http://bit.ly/140pu5d
フランス映画祭2013開催決定!:6月21日(金)から24日(月)までフランス映画祭開催される団長としてナタリー・バイが来日する。彼女はヌーベルバーグの巨匠に愛され、かつて国民的スターのジョニー・アリディと交際関係にあり、彼のあいだに娘もひとり。http://bit.ly/10FvNGg
『最強の二人』の背景に人種差別 ?:アフリカ系フランス人の感想は「黒人差別すぎて大嫌い」http://bit.ly/10bxNGa
クローネンバーグ、インタビュー:6日間で脚本を書き上げたという、クローネンバーグの新作『コズモポリス』。「小説は予言的だが、映画はまさにいまを描いているんだ」と。http://bit.ly/11DfyLe

今週のNHK「まいにちフランス語-応用編」(國枝孝弘先生 @TakaKunieda)
NHK CD ラジオ まいにちフランス語 2013年4月号[第1課] パートタイムがでましたが、フランス語で à mi-temps, フルならば à plein temps. フランスで若者との職探しは大きな問題です。12年15-24歳の失業率は約25%に達します。http://bit.ly/ZqYaeA
[第2課] après 4 tentatives がありましたが、仏語で「何回目、何人目?」に対応する表現はありません。くだけた表現では combientième (ロベールでは誤用)、スタンダードには例えば après combien de fois?
★國枝先生は応用編でもTWEETを続けられるようですよ!



★commented by cyberbloom

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posted by cyberbloom at 23:35 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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