管理人:cyberbloom
★FRENCH BLOOM NET は「フランス」の情報化のプロジェクトです。具体的には、フランス語を学ぶ人やフランスに関心のある人のために、フランス関連情報を記事にして、カテゴリー別に蓄積しています。週末には「週刊フランス情報」と題して1週間のフランス関連ニュースをピックアップしています。この他にもサイトを運営しています。 □精鋭ライターによる投稿サイト:FRENCH BLOOM NET □仏検&フランス語学習サイト:FRENCH BLOOM CAFE □音楽専用サイト:FRENCH BLOOM MUSIC □インスタントストア:FRENCH BLOOM STORE ★当方、大学でフランス語を教えているメンバーを中心としたグループです。詳細やお問い合わせに関しては「ABOUT & PROFILE」をご覧ください。
サルコジ前仏大統領を正式捜査、富豪女性からの違法献金疑惑で ■フランスのサルコジ前大統領(58)が2007年の大統領選の時期に、国内有数の富豪女性から違法献金を受け取ったとされる疑惑で、同国南西部ボルドーの検察当局は21日、前大統領に対する正式な捜査を開始したと発表した。 ■女性は化粧品大手ロレアルの大株主のリリアン・ベタンクール氏(90)。検察によると、前大統領は判断能力が低下していたとされるベタンクール氏の弱みにつけ込んで、同氏に損失を与えた容疑が持たれている。 ■正式捜査が始まったことについて、サルコジ氏の弁護士は地元テレビに対し、「一貫性がなく不公正だ」と非難し、異議を申し立てる方針を明らかにした。昨年5月の大統領選でオランド氏に敗れたサルコジ氏は、今月になって政界復帰を示唆。繰り返し違法献金疑惑を否定しているものの、有罪となれば最高禁錮3年と重い罰金を科せられる可能性がある。 (3月22日、ロイター) ★車の後部座席に押し込められた悪人顔のサルコジ前大統領。DSKの騒動が記憶に新しいが、左と右の仁義なき戦い(combat sans merci)。カーラがオランドをペンギン呼ばわりしたのが火に油というわけじゃないだろうが。20日、オランド政権の閣僚で脱税対策などを行ってきたジェローム・カユザック予算担当相がスイスの銀行に隠し口座を持っていた疑いが強まったとして辞任し、オランド政権にとって大きな痛手となったが、サルコジ氏の正式捜査で完全に吹き飛んだ。
■雑誌『ふらんす』4月新学期号発売!:絶賛発売中の4月号にFBNが10ページ分の会話集「France d’aujourd’hui 」(CD音声付)を担当しています。他の記事でもFBNを紹介していただいています。ぜひ読んでください!http://amzn.to/147qSlp ■催眠術で麻酔:フランスでは催眠術を使った麻酔が行われている。全身麻酔の負担を軽減するためだ。実際に初めて催眠麻酔を受けた82歳のお爺さんのレポート。全く麻酔を使わないわけではなく、催眠術を使えば局部麻酔で済む。麻酔医が患者の耳元でボソボソ眠くなる話をしているのが可笑しい。France2 ■22日は「世界・水の日」:半分のフランス人が水道水とミネラルウォーターを使い分けている。消費量全体からみると水道水が67%を占め、値段を比較するとミネラルが120倍。水道水は鉛や硝酸塩が含まれる危険性があるが、ミネはプラスチックが溶けている可能性がある。France2 ■パリ・モンスリ地下の貯水場:パリの地下にこんな幻想的な場所がある。まるで水の底のカテドラルのようだ。1873年にウジェーヌ・ベルグランが建設し、今も現役で活躍し、パリの水道全体の20%を占める水を送る。France2 動画⇒ http://bit.ly/YxyFC0 ■米ヤフー、デイリーモーション買収に向け協議:デイリーモーションは、フランステレコム傘下のオレンジが所有しており、買収案ではデイリーモーションの企業価値をおよそ3億ドルと評価。http://bit.ly/WUihQS ■フランス、中央アフリカ共和国に軍事介入:首都空港を確保した模様。反政府勢力が首都進攻の動きを見せ、ボジゼ大統領の政権転覆の恐れが生じたための対抗措置と。CNN http://bit.ly/11yspjX ■カランバールが変わる?:仏の有名なのキャンディーバー、カランバール Carambar の包み紙に書かれているなぞなぞクイズ。そのくだらなさが人気なのだが、それを「教育的なクイズに変える」という噂が流れ、ネットでは反対運動が起こっている。カランバールが注目を集めるために仕掛けた噂なのか?例えば、質問) Quel est le jeu prefere des banquiers?(銀行員の好きな遊びは何?) 答え)Cache-cache(cash-cash) わかるかな? http://bit.ly/YCUP5P
WORLD ■ジョン・レノンが殺された時の血の付いた眼鏡:写真はオノ・ヨーコさんがアメリカでのさらに厳しい銃規制を訴えてツィッターで流したもの。http://bit.ly/YfyIYQ ■Japan: The worst developed country for mothers?:「日本は子をもつ女性にとって最悪の先進国ではないか」というBBCの記事。 http://bbc.in/YJDIi1 ■「内戦状態」に突入した米国の女性たち:頑張らないから報われない、と言われても。 一体なにが彼女たちをそこまで逆上させるのだろうか。そこには、米国人女性たちの厳しい現実が背景にある。http://bit.ly/15g5Aht ■経済危機のイタリアで、農業を始める若者たちが激増中:トリノでは最近、若者や失業者に耕作放棄地を提供する試みが行われている。経済危機にあって、農業は唯一成長している分野で、40歳以下でも事業を立ち上げることができる。http://bit.ly/ZYz5RX
JAPON ■大学受験資格にTOEFL:自民教育再生本部が1次報告へ。教育現場に混乱を来さないよう5年後の平成30年度ごろからの導入を想定、現在の高校の英語教育のスタイルを一変させる可能性も。http://bit.ly/XqQOkJ ■就職活動は大学卒業後:官民ともTOEFL採用 これが構造改革の第1歩ではないか。http://bit.ly/14dnHsJ
MUSIC ■ピンク・フロイドの『狂気』(1973)が発表されて40年目:隠されたエピソードを紹介という記事。例えば「タイム」の時計や鐘の音は古道具屋で別に録音されたとか、米ビルボードに809週(15年)に渡って留まったとか。また同アルバムの「虚空のスキャット」を歌っているクレア・トリ―は後にセルジュ・ゲンズブールの コーラスも務めたが、「虚空」の報酬として30ポンドしか受け取っておらず、2004年になって未払いロイヤルティーを求めてフロイドを訴えた、とか。http://yhoo.it/WG8FXL ■ダフト・パンクが新しいアルバムのタイトルを発表:その名も「ランダム・アクセス・メモリーズ」。5月21日発売。アルバムには CHIC のギタリスト、ナイル・ロジャースが参加。http://bit.ly/Y7XgAN
BOOKS ■パリの本の見本市(salon du livre):フランスの出版業界も電子書籍の時代に急いで適応しようとしている。既存の本屋さんを支援しながら。11年から12年にかけて仏の電子書籍の売上は80%増。http://bit.ly/Zf9MKl ■税金を払わないやつよりも社会的な結びつきを大切に!:パリの書籍見本市で本屋さんたちがアマゾンに抗議。ウェブの巨人に対抗して自分たちの職業を守るために。アマゾンの法人税は税率の低いルクセンブルクに流れているようだ。http://bit.ly/15zva14 ■カオスの書店:デジタルの侵略に対するひとつのリアクション。あえて雑然とした本屋から紙の宝物を探す。本を買うことはひとつの冒険なのだ。ネットで注文し、履歴からお奨めを考えてくれるデジタル書店の対極にある姿勢。http://bit.ly/YnK1hI
今週の「まいにちフランス語」(國枝孝弘先生 @TakaKunieda) [第67課] ディアローグにあった truc「話、こと」。手品の「トリック」に対応する語ですが、モノの名前が思い出せないときにこの 語を使います。生徒のときドアストッパーを探していた先生が truc を使い、しばらくドアストッパーを truc と言うのだと思い込んでいました。 [第68課] ディアローグ ce que j'adore chez lui, ce は関係代名詞、qui, que, dont, à quoiなどの先行詞になれます。ce que〜 の構文は、c'est で取り直し「〜なもの、それは…だ」と規定するためによく使われます。 [第69課] J'ai failli avoir un accident.faillir は日常語では複合過去のみ。Manquer にも「危うく〜する」の意味が。J'ai manqué (de) me noyer (ロワイヤル) faillir の影響で de の省略も。
■定年退職前の厳しくも優しいロペス先生のもとで、勉強したり遊んだりする13人の子供たちの姿を追った、心温まるドキュメンタリー映画。Etre et Avoir―タイトルにもなっているこの二つの動詞から見ても、フランス人にとってのフランス語の始まりも、日本人がフランス語を始めるときと全く同じなんだな、と分かります。フランス語をやっている人なら、まるで自分も小学生になったような気分になり、子供たちと一緒に「うぃぃ〜!」「ぼんじゅ〜る、むっしゅ〜」と言ってしまいそう。