2007年02月26日

週刊フランス情報 19‐25 FEVRIER ミシュラン、2007年度版!

■ミシュラン、2007年度版の格付け発表!
michelinfrance07.jpgフランスの権威あるレストラン・ガイドブック「ミシュラン Michelin Red Guide: France 」(写真&リンクは英語版)は21日、2007年版の格付けを発表、日本でもレストランを展開したことのある創業60年の老舗「タイユバン」(パリ)が最高級の3つ星から2つ星に格下げされた。ミシュランによると、パリの高級ホテル内にある「ル・サンク」も2つ星に格下げされたほか、売却や倒産で星を失ったレストランも。一方で、女性シェフ、アンヌソフィー・ピックさんの「Pic ピック」(ビデオはコチラ)など5軒が3つ星に昇格した。女性シェフの3つ星獲得は56年ぶりで、史上4人目。
(2月21日、時事通信)

★わたしはミシュランのアンケートに答えない。載せてもらおうとは思わない。判定基準があまりに時代遅れで、新しさを求めるレストランは評価してもらえない−去年の格付け発表の際に、公然とミシュラン批判を繰り広げているジョエル・ロブション氏を紹介した。ロブションは前菜、メイン、デザートという伝統的なスタイルにとらわれない、カジュアルなカウンターのレストラン「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」を2003年にパリと六本木ヒルズに開いた。こういうレストランはミシュランに評価されないのだと言う。もうひとりの大御所、ポール・ボキューズ氏も最近のフランス料理について次のように述べている。「現代のフランス料理は、限られた人のための、高級レストランだけで成り立つ時代ではありません。フランス本国ですら、ファーストフードが台頭する今、大衆にリーズナブルな価格できちんとしたフランス料理を提供し、子供に味を覚えさせ、未来につなぐことが大切です」(マリ・クレール3月号)。フランス料理界の重鎮たちはきちんと食の現状を見据えている。外国に「スシポリス」を送り込むより、こういう態度を見習ったらいいのでは。
★ところで、日本関係では、三浦賢彦さんがシェフを務めるパリ近郊のレストラン、ラ・ブルテッシュ La Bretèche が新たに1つ星を獲得した。変わりネタでは、オンフルール(ノルマンディーの海辺の町)にある「サ・カ・ナ Sa Qua Na」が1つ星を獲得。こちらのシェフは日本で指導経験のあるアレクサンドル・ブルダ氏。サ・カ・ナはもちろん「魚」だが、Sa=Saveur(味), Qua=Qualité(質), Na=Nature(自然) というふうにひっかけられているのだとか。

フランス人は出会い系サイトが好き=調査
インターネット調査会社コムスコア・ネットワークによると、出会い系サイトを最もよく利用しているのはフランス人であることが分かった。同社はフランス、英国、米国の大手出会い系サイト5カ所の2006年12月の訪問者数を調査。その結果、フランスでは15歳以上のインターネットユーザーの22%が出会い系サイトを訪問していたことが分かった。この数字は英国では20%、米国で13%だった。コムスコア欧州のマネージングディレクター、ボブ・アイビンス氏はこの結果について、前衛的なフランス人気質の一端が表れたものだと指摘している。ただ、フランス国内で出会い系サイトの人気が高いのは、主要サイトのサービス利用が男性は有料である一方、女性には無料開放されていることも理由として考えられる。
(2月22日、ロイター)

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T.2007年サッカー日本代表始動
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U.不惑のサッカー小僧、三浦和良
*UEFAチャンピオンズ・リーグ、決勝T一回戦の結果
中村選手の所属するセルチックは強豪ACミラン(イタリア)と対戦し、結果は0-0のスコアレスドロー

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posted by cyberbloom at 17:34 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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