2007年01月09日

リサとガスパール-La jalousie de Gaspard

lisagaspard01.jpgリサがお誕生日にローラーブレードをもらったことが悔しくて、ガスパールはこっそりリサのローラーブレードを隠してしまいます。そしてガスパールの誕生日(リサ誕生日の一週間後(la semaine juste après)。彼はプレゼントに同じローラーブレードをもらって、一人で思う存分遊ぶのですが、やっぱり一人じゃつまんなくて、リサにローラーブレードをこっそり返します。そして二人で一緒に遊びました、というお話。(かなりざっくりですし、正確でないかも)

「ガスパールのやきもち」と普通に訳していたら、日本語版タイトルは、「リサとガスパールのローラーブレード」でした。知らなかったのですが、電動式なんですね。
子どもって自分の気持ちや欲求にこんなにストレートだったっけ?と、半ば観察しながら読みました。

最初にリサとガスパールを見たとき、これは犬?うさぎ?とか、口が描かれていないようだけど、どうやって会話してんの?とか考えましたが、楽しくないので、やめました(笑)
こってり厚塗りな感じの絵も、最初はとっつきにくかったのですが、見ているうちに絵の中の背景や小道具、構図、陰影、色彩のバランスなど、実は隅々まで芸が細かいことに気づき、今は大好きです。
そして、このお話の中では「サクレ・クール寺院」が出てきます。他のお話でも、パリの町並みや名所が出てきます。

リサは好奇心旺盛で活発な女の子、ガスパールはおっちょこちょいでちょっぴりナイーブな男の子。彼らは人間の年齢で言うと6歳くらい。読み書きができて、いたずらのできる年齢だからということです。

6歳の頃なんて遥か彼方なので、思い出せることなんてほとんどないですが、自分より大きな物がたくさんあったように思います。
本棚も、ドアノブも、ひまわりも、お母さんも、目一杯見上げていたような気がします。大人になると成長どころか、年齢と体重しか増えません(泣)

絵本って、言葉がわからなくても引き込まれる魅力と、あることないこと考えたりする楽しみがあると思います。
そして対象年齢が子どもなので、子どもの時の感覚ってどうだったっけ?と軽い記憶喪失状態を味わいつつ、原文でストーリーをイメージしながら読むのはけっこうエネルギー使いますね。 

リサとガスパールのローラーブレード
グットマン&ハレンスレーベン
ブロンズ新社 (2001/01)
売り上げランキング: 34,635

■ちょっと解説:作者のアン・グットマン&ゲオルグ・ハレンスレーベン夫妻の、アン・グットマンさんはフランス・パリ生まれのフランス人。ゲオルグさんとはパリで知り合って結婚したそうです。夫妻はフランス在住。お話はアンさん、絵はゲオルグさんという分担です。

tk

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posted by cyberbloom at 20:16| パリ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ+アニメ+BD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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