2012年12月10日

週刊フランス情報 3 -9 DECEMBRE

フランス人の半数弱が「貧困の危険」感じる
■フランス人の半数近くが自分のことを「貧しい」と思っているか、すぐに貧しくなるかもしれないと恐れているとの調査結果が6日、発表された。仏調査会社CSAが仏経済紙レゼコー(Les Echos)の委託により行ったこの調査で、自分は「貧しい」と答えたフランス人は11%、貧しくなりつつあると答えた人は37%だった。自分は貧しくない、または貧しくなる危険はないと答えた人は51%、残る1%は無回答だった。もっとも貧困の危険を感じていたのは会社員、肉体労働者とフリーランス契約者だった。一方、最も危険を感じていなかったのは管理職や専門職に就いている人たちだった。
■ユーロ圏第2位の規模を誇るフランス経済は、2011年末から足踏み状態が続いている。経済成長率は2012年第2四半期が0.1%、続く第3四半期も0.2%にとどまった。仏人の半数近くが自分のことを「貧しい」と思っているか、すぐに貧しくなるかもしれないと恐れているとの調査結果。もっとも貧困の危険を感じていたのは会社員、肉体労働者とフリーランス契約者。
(12月9日、AFP)
★12月5日には第3四半期のフランス失業率は10.3%に及び、99年第3四半期以降で最悪という数字が出ていた。中間層がそぎ落とされていくのが、先進国に共通する現象。

日本人設計、ルーブル美術館のランス別館開館
■別館はパリのルーブル美術館が所蔵する美術品を、より多くの人に楽しんでもらおうと、フランス北部の街、ランスに建設された。4日、開館を祝う式典が開かれ、出席したオランド大統領は「観光客が訪れることで経済発展のきっかけにもなる」と述べ、別館の開館が地域の発展につながることに期待を示した。今月12日から一般公開が始まる予定で、年間50万人の来館者が見込まる。
■別館はおよそ120件の応募の中から選ばれた日本の建築家グループ(SANAA)の設計によるもので、ガラスやアルミニウムを多用した低層の造りになっている。設計者の1人、西沢立衛さんは「周囲の環境に溶け込むものを目指した」と話した。
■館内には、これまでパリのルーブル美術館に展示されていたフランスを代表する画家、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」や、レオナルド・ダビンチの未完の大作といわれる「聖アンナと聖母子」など、絵画や彫刻およそ600点が展示される。
(12月5日、NHK)
★フランスを代表する大美術館と仏北部の鉱山の町のマリアージュ。失業率16%の地方都市の活性化なるか。先に開いたポンピドゥーセンターメッス分館は坂茂氏の設計だが、ランス分館は日本のSANAA(妹島和世氏+西沢立衛氏)が関わる。一般公開前にビデオで訪問しよう⇒ http://bit.ly/RzYALn

パンセ (中公文庫)フランス組曲

パスカルの『パンセ』の全貌がネット上に:研究者とエンジニアのふたりが13年かけて実現。原文のスキャン、未発表の断片、テキスト解説などを含む。サイトはこちら⇒ http://www.penseesdepascal.fr/ http://bit.ly/TLvjM3
『フランス組曲』イレーヌ・ネミロフスキー著 :2004年にフランスで出版された本書は、アウシュビッツで亡くなったユダヤ系女性作家の遺稿。連行直前まで命を賭けて書き綴られた後、逃げのびる幼い娘に託されたトランクの中に眠っていたという。http://s.nikkei.com/11Lo8q3
フランス財務相、アフリカ進出を促す:フランス財務相はアフリカでの中国企業の存在感に危機感を表明し、自国企業の進出促した。かつて大部分の西アフリカの地域を殖民地統治していた仏は、これら地域に依然影響力を持っている。しかしここ数年でアフリカへの中国の投資が仏の地位を脅かし始めた。http://bit.ly/Vtxtza
フランス国鉄が「マナー警察官」投入:フランス国鉄が列車内のマナー改善に乗り出す。乗客が不満に思っている他の乗客の車内での行為は主に、喫煙や座席の上に足を乗せること、大声での携帯電話通話、音楽をかけることや人をののしること、カップルが親密にすることなどが問題になっているようだ。 http://bit.ly/UM21xO
クリヨン・ボールで社交界デビュー:この時期にパリのホテル・クリヨンで舞踏会が開催され、上流階級出身の令嬢たちが社交界デビューする。各国から令嬢21人が招かれ、日本人・中国人も含まれる。社交界デビューとか未だにあるんだねー。http://bit.ly/SubLL9
フランス人の年間ワイン消費量は57リットル:1965年には160リットルだったが、1975年には104リットルまで減少し、2010年には57リットルまで落ち込んだ。それでも、1人あたりの消費量は世界で最も多い。http://bit.ly/VjByUG

INTERNATIONAL
メルケルの「子育て給付」は女の敵?:公立の保育所に子供を入れない親に保育手当を支給…時代遅れの政策で、これでは出生率が上がらない。独の出生率は約1.4人。政府は育児手当などで出産を促すが、独人女性は子育てとキャリアの両立は無理だと考えている。http://bit.ly/VqPigB
伊モンティ首相、辞任へ:政権運営困難と判断。構造改革でイタリアは信頼を回復し、金融経済情勢が落ち着いていたが、首相辞任で政局が一気に流動化し、市場混乱の震源になる恐れ。★…それでまたベルルスコーニなの?http://bit.ly/SHmAcJ
シリアがサリンガス:シリアがサリンガスをストックしている可能性があるとオバマ大統領が警戒を促した。シリアは化学兵器使用禁止の条約を批准していない。ニュースでは日本のカルト集団が地下鉄テロに使って有名と紹介。France2
欧米メディアも速報=三陸沖地震:7日に東北から関東にかけて起きた地震について、欧米主要メディアは相次いで速報し、2011年3月の東日本大震災にも触れながら、大きく報じた。フランスのAFP通信は地震発生直後から「東京で強い地震」「日本の当局が津波警報」と矢継ぎ早に速報。★…1時間後くらいに仏の友だちから大丈夫だったかとメールが来たが、原発のことも心配なのだろう。4号機のプールのことなど詳しく報道されているから。http://bit.ly/YVVTpA
ミュンヘンの地下鉄:まるでキューブリック映画のようだ。ギャラリーはこちら⇒ http://bit.ly/SBkCfb



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posted by cyberbloom at 20:17 | パリ ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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