2012年11月19日

週刊フランス情報 12 - 18 NOVEMBRE

同性婚合法化法案への反対デモに10万人、賛成派と警察の衝突も
■フランスで17日、同性婚と同性婚カップルの養子縁組の合法化法案に反対するデモが全国各地で行われ、合計10万人超が参加した。一部では、反対デモに対抗する同性婚賛成派のデモと警察が衝突する一幕もあった。
■首都パリ市内のデモでは、ピンク色のスカーフやTシャツを着用した参加者らが、子ども2人と手をつなぐ男女のイラストが描かれた風船を手に「同性愛には反対しない が、(男女の)結婚を支持」などのスローガンが書かれたプラカードを掲げ、社会党政権の同法案に抗議して行進した。警察当局は参加者数を約7万人と発表したが、主催者側は20万人と主張している。
■その他各地でも、3万人余りが同様のデモを行った。南東部リヨンのデモは警察発表によると2万2000人規模で、デモに反対しに来た若者40人前後が身柄を拘束された。また、南西部トゥールーズの警察当局は、数千人規模のデモ隊に対抗して集結した同性婚賛成派数百人に催涙ガスを噴射したと発表した。南部マルセイユで最大8千人が参加したデモ行進でも、同性婚賛成派との間でトラブルがあった。
■女性権利担当相を兼任するナジャット・バロー・ベルカセム政府報道官は、同性愛者が結婚し養子縁組する権利を擁護。14年前にフランス当局が同性愛カップルのシビル・ユニオンを支持した際も賛否両論が噴出したものの、それ以来は容認されていると指摘した。同報道官は、この件について仏議会は幅広く意見を聴取する意向で、今は議論が必要な時期だとコメントし、過剰反応や論争を戒めた。
■フランソワ・オランド大統領の社会党政権は、法案をめぐってカトリック団体や右派野党の激しい批判に直面している。今回のデモ行進は、ローマ法王ベネディクト16世がフランスのカトリック教会に対し、社会問題についての意見表明を促したことが背景にある。
(11月18日、AFP)
★一方、パリの市庁舎前では15日、同性愛嫌悪(ホモフォビア)に抗議して1000人がキスをするデモを行った。同性愛者を支援するNPO「オールアウト(All Out)」によると、このキス・イベントは仏政府への支持を示すもので、全国16市町村でこの日一斉に実施されたという。http://bit.ly/SRi1uw

2012年ボジョレー・ヌーボー解禁:仏ブルゴーニュ地方ボジョレー(Beaujolais)地区産の新酒ワイン、「ボジョレー・ヌーボー(Beaujolais Nouveau)」が15日午前0時に解禁された。今年は天候不順でぶどうが不作だっために生産量が少なく、日本の輸入量も減る見込みだという。http://bit.ly/XV6IHY
仏大統領、シリア反体制派の統一組織を承認:フランソワ・オランド仏大統領は13日、シリア反体制派の統一組織「シリア国民連合」を、シリア国民を代表する唯一の組織として承認すると発表。また反政府勢力への武器供与の可能性を再検討すべき時期が来ているとの見解を示した。http://bit.ly/TVo4Qk
フランスで英国人のチベット僧が焼身自殺:警察は僧侶が人生に絶望して自殺したのか、中国のチベット人たちとの連帯を示そうとしての自殺か捜査中。 http://bit.ly/XkrqSy
フランスはユーロの時限爆弾:エコノミストはトップ記事で、オランド仏大統領の経済改革は十分踏み込んでおらず、金融市場が同国を標的にする可能性があると指摘、そうなれば通貨ユーロの将来が脅かされると警告。http://bit.ly/Q05DLE

CINEMA
キノタヨ映画祭で辻仁成監督の「その後のふたり」が上映:キノタヨ(http://kinotayo.fr/)映画祭は2006年から始まった、フランスで行われる唯一の日本映画の映画祭で、その目的は日仏の文化交流と、ふたつの国に共通する社会事象に対する日本人の視座を紹介すること。また日本映画はもはやカルト的でエキゾチックな好奇心を満たすものではなく、すべての映画愛好家に開かれたものであることを示すこと。「キノタヨ」は「金の太陽」(キンノタイヨウ)から来ている。キノタヨ映画祭では観客投票によって選ばれた最優秀作品には「金の太陽賞(ソレイユ・ドール)」が贈られる。「その後のふたり」の上映は12月1日パリ日本文化会館で20時から。詳細はこちら⇒ http://www.facebook.com/events/444206738970765/
■「最強のふたり」ハリウッド・リメイク版:コリン・ファースとクリス・タッカーがタッグか?http://bit.ly/XQRsfi
「裏切りの戦場 葬られた誓い」:「アメリ」「クリムゾン・リバー」などフランス映画界の鬼才、マチュー・カソヴィッツ監督・主演作品。1988年、南太平洋の“天国にいちばん近い島”で起こったフランス警官30名誘拐事件に隠された事実が暴かれる。http://bit.ly/XRZ6WP
オリヴィエ・アサイヤスの新作:タイトルは "Après mai" −五月(革命)のあと。70年代初めのパリ。時代の政治的、創造的な興奮状態の中を生きる高校生のグループの姿を追う。アサイヤスの青春の反映でもあるようだ。http://bit.ly/TRvyU3

ART
パリ写真週間のデビッド・リンチ:グラン・パレの一角にリンチ・コーナー。リンチのアーティストと映画監督の視点から選んだ99のネガが展示。Paris Photo に行けない人たちのために写真集も出版される。デビッド・リンチの選んだ写真の中に「世界の起源」という1862年に撮られた作者不明の写真があり、その写真はドゥルオの競りでイギリスのギャラリーが落札したのだが、ギャラリーは同じタイトルのギュスターブ・クールベの絵のもとになったと主張している。http://bit.ly/UMHXYk
★ギュスターブ・クールベの「世界の起源」"L'Origine du Monde"はオルセー美術館にあるのだが、子供を連れていったとき、このあたりだったよなと警戒した瞬間、子供に先に見つけられてしまった(笑)。ジャック・ラカンが所有していたことでも知られる絵。
フランス人のエロティズム事情:パリにあるエロティズム美術館で毛深い人が好き!? http://exci.to/RZE9E5
ロベール・ドワノーが見たアルプス:アルプスを愛した写真家が見たアルプス、グルノーブルの美術館にて。http://bit.ly/S0c5Rd
月光浴が楽しめるステッカー:テッカーデザインは、フランス西部のナントで実際に撮影された満月の写真…ナントは満月スポットなんだろうか。http://bit.ly/TUJMFW



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posted by cyberbloom at 15:33 | パリ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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