2006年12月05日

滝川クリステル

フランス→クリステルと来れば、かつてはシルビア・クリステル(笑)が真っ先に想起されたが、今は満場一致で滝川クリステルだろう。

フジテレビの夜のニュース、「ニュース JAPAN」でキャスターを務めている。本名は、滝川ラルドゥ・クリステル(Lardux Christel)雅美、お父さんがフランス人なんだそうだ。パリ生まれで、3歳のとき日本へ。

もうひとりのキャスター、松本方哉氏はアメリカ通で知られている。ときどき外国人のゲストを相手にベラベラ英語をしゃべっているが、クリステル姉さまのフランス語を一度聞いてみたいものだ。

「クリステル姉さま」という呼称は「くりろぐ」というブログからのパクリだが、これは何と「毎日の滝川クリステル姉さまについて考察を重ね、熱き血潮を滾らせる」、「滝川クリステルに特化したブログ」で、彼女の服装や表情の移り変わりを毎日詳細にレポートしている。ちょうど去年の今頃、「くりろぐ」を紹介したが、まだ続いている。「特化」と「継続」は力なり。ブログをやる上での基本姿勢だ。

ところで先日新聞を読んでいたら、「週刊文春」の広告欄に「懸念される滝川クリステルの左傾化」と見出しがあり、思わずコンビニに駆け込んで記事を確認してしまった。この見出しを見れば、大本営発表化する既成メディアのニュースで、それに風穴を開けようと滝川クリステルが孤軍奮闘している、と誰もが想像したくなるだろう。さすが彼女には革命の伝統がいまだに息づくフランスの血が流れているんだと感動したかったが、何のことはない、左傾化とは「ニュース JAPAN」のあの変なカメラのアングルのことだった。

確かに左に傾いている(でも右に傾いているとも言えるよな)。文春のライターも書いていたが、クリステル姉さまの顔に見とれていたら、ニュースの内容なんて頭を素通りしてしまうし、松本キャスターの影もいっそう薄くなる。松本さんがアメリカ通だろうが、英語で気の利いた質問をしようが関係ない。あのアングルは少しタレ目なクリステル姉さまをいかに見(魅)せるかということから導き出されたのだろう(実際 Wikipedia に番組スタッフの証言があった。やっぱりそうなんだ)。それによって伝達される情報量はさらに減少させる。映像の左傾化による情報の右傾化作戦だ。「事実を多面的に切り取る」というメディア本来の役割を完全に捨ててしまったメジャー・メディアのニュースなんて、もはや情報としての価値は全くない。結果的に「くりろぐ」のような視点が「ニュース JAPAN」の最も正しい見方と言えてしまう。

一方で、個性的な男性キャスターをアシストする控えめな女性キャスターという構図は根強いが、思い起こせば逆にリベラル系のニュース番組の方が男性優位の絵を演出している。そんな中で小谷真生子がキャスターをしているテレビ東京の経済系のニュースなんかが見てていちばんリラックスした感じがする。


cyberbloom

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posted by cyberbloom at 23:50 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事+トレンド特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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