2006年09月29日

ノワゼットのおフランス便り(2) ベジタリアン機内食

IMG_0641.JPG最近狂牛病が怖くて肉絶ちしようかと(貧乏人には高いし)真剣に考えてたところへ、渡航直前に見つけたサイトで残酷な屠殺映像を見つけ、さらにこのサイトで、エコロジー的にも水だの穀物だの大層無駄に使うこと、そしてそれが世界の砂漠化と世界の飢餓を招いていることを知ってしまい、なんちゃってベジタリアンになることを決心。ただでさえ日本の一日に廃棄する食べ物で世界の飢餓が解消する(「食卓の向こう側」)というのに、これ以上贅沢を言うのは申し訳ない。

ちょうど同サイトで、航空会社はどこでも簡単に「ベジタリアン食」(宗教用とか完全ベジタリアン食とかいろいろ種類があるらしい)が頼めることを知り、ちょうどフランスに行く用事があってチケットを頼んでいた旅行代理店に早速オファー。また変わり者とか言われるんじゃ、と思ってどきどきしたものの、にこやかに「航空会社に言っておきます」。まあ種類は聞かれませんでしたが、あんまり簡単だったのでほんとに出てくるんかな?と思ったくらいですが大丈夫ですた。

またそのサイトで、他の人より先に持ってこられてちょっと恥ずかしいけど内容は普通のよりいいって書いてあったのですが、本当にそうだったのです。フルーツもコンポートじゃなくってスイカだのメロンだの大きめに切ったやつだったしサラダもイタリアンのアンチパスタみたいのやきのこサラダだったのに、他の人ただのもやしサラダだったのを見てしまった。

敢えていえば植物オイルとチーズとパスタというメニューに代わり映えがあまりないこと。帰りのパリ・香港間のメニューがきのこサラダにフレッシュフルーツにラビオリパスタにもきのこの具が入っててほうれん草の茹でたのも付け合せになってたやつが一番良かったけど、他のは3回同じメニューだったのとけっこう油っこいので最後の香港−関空間は時差の関係もあって胃が重くちょっと残しました(ちゃんともって帰って食べたよ)。でも機内食っていつも結構肉が不味かったので満足ですた。ま、所詮はエコノミークラス内での差異なんですけどね…

そのサイトでは、「ベジタリアン」を頼むと外国の人にはちょっと尊敬されるかも、って書いてあったけど(でもパリでビオ(=オーガニック)レストランに一緒に行った友達に聞いたらフランスでもちょっと変て思われることもあるって言ってたよー)、尊敬は別として、毎回乗り込むなり「ベジタリアン食になさいましたよね、お飲み物は?」と真っ先に英語で聞かれ、真っ先にサーヴされる。特に行きが日本人の団体様の年配の人たちが多く、時間的にもお腹が減ってるのに、さらに準備がもたついて他の人の食事がなかなか運ばれてこない中、冷たい視線を浴びつつ一人で食べてるのはかなり肩身が狭かった。着陸時刻が迫り(3時間ちょっとだからね)最後はパンを放り投げるように配っていた頃には私はもうとっくに食べ終わってしまっていたのですた。

今度は他の航空会社でも試してみます。皆さんもどうぞやってみてね♪ご報告お待ちしてま〜す。

■紹介したサイトにも「ベジタブル機内食」情報が集まっています!



NOISETTE

rankingbanner_03.gif
↑ライターたちの励みになりますので、ぜひ1票=クリックお願いします!

FBN22.png
posted by cyberbloom at 22:07 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | バーチャル・バカンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

英語で紹介する日本と日本人―外国人の興味と疑問364に答えられる本 |松本 美江
Excerpt: 英語で紹介する日本と日本人―外国人の興味と疑問364に答えられる本松本 美江ノヴァ 刊発売日 2000-09価格:¥1,680(税込)発送可能時期:通常24時間以内に発送ビジネスやプライベートで外国人..
Weblog: 英語って簡単じゃない?!〜英語が苦手でも楽しむ事から始めましょう〜
Tracked: 2006-10-05 18:20