2011年10月22日

< モンブラン > Mont-blanc

毎年秋になり、スーパーで大きな栗を見つけるとたくさん買い込んで渋皮煮を作ります。秋のお楽しみ、といったところでしょうか。

今年はその渋皮煮を使ってモンブランを作ってみました。写真ではわかりませんが、中に大きな栗を入れています。

montblanc01.jpg

モンブランの正式名称は Mont-blanc aux marrons 。フランスではメレンゲの台にマロンクリームを絞るのが基本のようです。ルーツはイタリアのピエモンテ州に伝わる栗を使ったお菓子「モンテビアンコ」(こちらの見た目は真っ白です。)といわれているようです。

今回はマカロンを焼いて、台にしましたが、スポンジを1cm厚さにスライスして丸い型で抜いたものや市販のタルトカップで作っても美味しいと思います。

このモンブランは濃厚なので、あっさりしたものがお好きな方は、市販のマロンクリーム200g+8分だてにした生クリーム100g+ラム酒大さじ1 を絞り出してみてください。


crememarron02.jpg*材料*
「マカロン生地」
卵白 ・・・・2個分
グラニュー糖 ・・・・30g
アーモンドパウダー ・・・・90g
粉糖 ・・・・150g

マロンペースト ・・・・240g
バター ・・・・50g
ラム酒 ・・・・小さじ2
生クリーム ・・・・100cc
グラニュー糖 ・・・・10g
粉糖 ・・・・適宜


*作り方*
crememarron01.jpg1.卵白をボールに入れてほぐし、ハンドミキサーで泡立てる。軽く泡立てたら分量のグラニュー糖を3回に分けて加えながらしっかりしたメレンゲを作る。アーモンドパウダーと粉糖をふるいながら加え、ゴムベラで粉っぽさがなくなり、生地につやが出るまで混ぜる。

2.1cmの丸口金をつけた絞り袋に生地をいれ、オーブンペーパーをしいた天板に直径4cmぐらいの円形に間隔をあけながら絞り出す。5分ほどおいて生地の表面を乾かし、200℃に予熱したオーブンに入れる。(出来れば天板は2枚重ねにする。)

3.少し生地が持ち上がってきたら170℃に下げて10〜12分焼く。焼けたら天板ごとオーブンから出し、粗熱が取れたらオーブンペーパーからはずす。

4.マロンペーストをボールにいれ、ラム酒を加えてゴムベラで少し練り、柔らかくしておく。室温に戻したバターを少しずつ加えて混ぜ、均等に混ぜ合わせる。出来たクリームはモンブラン用の口金※をつけた絞り袋に入れておく。生クリームはボールに入れてグラニュー糖を加えたら、ボールを氷水に当てながら泡立て、9分だてにしておく。→クレーム・シャンティ。

5.組み立てる。
マカロンにマロンクリームを少し塗り、栗をのせたら、クレーム・シャンティをナイフなどでひとすくいのせてドーム型にならす。マロンクリームを下のほうから絞り出し、仕上げに粉糖をふる。

※モンブラン用の口金がないときは先の細い丸口金を使ったり、絞り袋もない場合は厚手のビニール袋にクリームを入れ、底の角をはさみで少し切って絞り出すのもOK。




mandoline

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posted by cyberbloom at 20:44 | パリ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | かんたんフレンチレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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