□FBNに投稿された「フランス語を話せれば」(by bird dog)を興味深く読んだ。そう、フランス語を話せれば、亡命することもできるのだ。私も以前、「アウェーで戦うために」で「アウェイでは言葉が武器になる。日本人にいると少なくとも言葉が武器だという認識は生まれない。日本人が外国語が苦手な原因もおそらくそこにある。ホーム根性がしみついてる人間は、他者とコミュニケーションをとりたいとも思わないし、切羽詰った必要にもかられることもない。アウェー精神を伴ってこそ外国語は力を発揮する」と書いた。外国語をやるときには何よりもサバイバルな意識が必要なのだ。今や、日本語しか知らない(つまり日本語でしか情報を取れない)ために被る不利益の何と多いことか。これは強調していい。文科省の英語教育も掛け声ばかりで、やる気がないとしか思えない。みんなが英語で直接情報を取れるようになったら、いかに日本がデタラメな国かバレてしまうからだろうか。レバノンに想像力を働かせよう。bird dog さんが言うようなディアスポラな状況に身を置いてみよう。CNNですらヒズボラに直撃インタビューをしているし、ヒズボラを支持している人々の声を載せている。それとアルジャジーラを付き合わせる。確かに北朝鮮の問題も重要なのだが、日本のメディアときたら、レバノン情勢を前に思考停止している。せめてヒズボラってどんな組織なのかをきちんと解説すべきだし、戦争がどんなものか様々な立場から映しておくだけでも意味がある。それにせっかく小泉さんが訪問し、中東和平について提言したばかりなんだから。
日本だって戦場になるかもしれないし、国家財政が破綻するかもしれない。そういう想像力は必要だ。これから親が子供に教えてやるべきことは、「世界のどこでも生きられる」というサバイバル・スキルなんだろう。そうすると外国語教育の位置づけもおのずと決まってくる。他には、外国の株を買うとか、外国に銀行口座を開くとか。シミュレーションするだけでも見えてくるものが違う。こういう話はまたの機会に。
■欧州を熱波が襲来、仏で死者、チェコは電力不足に
欧州を襲っている熱波により、フランスではこれまでに高齢者を中心に40人が死亡、チェコの電力会社CEPSは、送電網に過剰な負荷がかかったとして非常事態を宣言。
大西洋でタンカーが座礁して原油が流れ出したときだったと思う、シラク大統領が顔にゴーグルの跡をくっきりつけて会見に現れた。深刻な口調だったが、ゴーグルの跡が「スキーしてたのに呼び出すなよ」と語っていた。2003年の夏も真っ黒に日焼けして現れた。ヴァカンスという正当な権利を行使しているのだから、責められる理由はないのだが、印象が悪い。死者が出てるのに、呑気にヴァカンスもないだろって。さすがヴァカンスの王国、どんな状況でも大統領もしっかりヴァカンスを楽しんでるって評価してあげればいいんだろうけど、そうもいかない。今月の25日に気温が一時的にグッと上がったようだ。しかし、今日のパリの週間天気予報を見る限り、この先もそんなに暑くはならないようだ。パリは27度前後と快適そうだ。
2003年、熱波が来襲したのはちょうど今頃、8月の上旬からだった。何と50年ぶり猛暑(canicule)だったという。40度前後まで気温が上昇し、それが3週間も続いた。全国で1万5千人もの死者が出たが、そのほとんどが80歳以上の一人暮らしの老人だった。フランスも日本に負けない長寿国で、女性の平均寿命は日本に次いで2位。立派な高齢化社会である。この熱波はフランスの隠された現実をあぶりだすことになった。まずはフランスでは冷房が普及していない。空気が乾燥しているために、多少の暑さならば耐えられるのだ。しかし猛暑には何の備えもなかった。ふたつめは、フランスのお年寄りは暑さを避けて9月にヴァカンスに出る傾向にあり、家に残っている人が多かった。ヴァカンス中だったことで、医療体制も手薄で、政府の対応も遅れた。シラク大統領も日焼けした顔でのこのこ現れ、初動の遅れを左派陣営に非難される。それに対して、中道右派は左派政権時代に導入された「週35時間労働制」を槍玉に挙げて反論。あんたたちが労働時間を減らしたからこんなことになったんだと。
(ロイター7月26日)
■自転車=ドーピング疑惑のランディス、潔白を主張
世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで初の総合優勝を達成し(23日)、その後にドーピング疑惑が取り沙汰されたフロイド・ランディスが28日、当地で記者会見を開き、潔白を証明すると発表した。
(ロイター7月29日)
■ジダンの「頭突き」の歌、仏国内で爆発的売り上げ
W杯決勝で頭突きをして退場となったジダン選手の事件を取り上げた曲「頭突き」が、仏国内で大ヒットの勢いで爆発的に売り上げを伸ばしている。頭突きの波紋はとどまるところを知らない。
(読売新聞7月29日)
■横峯、宮里スコア伸ばせず、エビアン女子ゴルフ
ゴルフの米女子ツアーに組み込まれているエビアン・マスターズは29日、当地のエビアン・マスターズGCで最終ラウンドを行い、前日21位の横峯さくらは73で回り、通算イーブンパーだった。31位で出た宮里藍は72で、通算1オーバーで終了した。ミネラルウォーターのふるさとは今年も鬼門だった。
(共同通信7月29日)
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