2011年06月26日

週刊フランス情報 20 - 26 JUIN 前編

パリっ子に京の魅力を 30日「ジャパン・エキスポ」開幕
■東日本大震災で減少している外国人観光客の誘客に向け、京都市は、フランス・パリで30日開幕する日本のポップカルチャー見本市「ジャパン・エキスポ2011」に市のPRブースを出展する。日本人アイドルを起用した京都の紹介映像も放映し、欧州の若者に京都文化を発信する。同見本市はアニメやゲームなど日本の若者文化を伝える場として2000年に始まった。今年は7月3日までの期間中、約19万人の来場が見込まれる。
■市のブースは、内部を京都国際マンガミュージアムに見立て、フランス語訳された日本の漫画本200冊を本棚に並べるほか、京の観光地や伝統文化を紹介するPR映像を大型モニターで放映する。フランス人プロデューサーに制作依頼したPR映像には、同国のテレビ番組に出演している日本人女性アイドルグループやアニメソング歌手を起用。地主神社(東山区)や南禅寺水路閣(左京区)などの観光地と、茶道や友禅染などの文化を若者の視点で伝えている。自治体が単独で展示ブースを出すのは京都市だけといい、市産業振興室は「日本のポップカルチャーに造詣が深い若者に京都の古い歴史と文化を紹介し、震災以降落ち込む観光客を盛り返すきっかけにしたい」としている。
(6月26日、京都新聞)
□「Japan Expo 2011」では復興支援企画「Ganbare Japan」も用意されている。ヨーロッパ最大級のイベントが表明したこの企画には、すでに各国から多数の応援メッセージが集まっている。
□公式サイト http://nihongo.japan-expo.com/

パリ─東京を2時間半、EADSが超音速旅客機を開発へ
■パリ─東京間が超音速旅客機で2時間半。そんな夢のような計画が19日、航空機大手エアバスの親会社で欧州航空・宇宙・防衛大手EADSから明らかにされた。二酸化炭素を排出しないゼロ・エミッションが特徴の同機は「ZEHST」と名付けられ、通常の滑走路から離陸し、成層圏を飛行するという。当初より商業化を目指して日本と共同開発中で、乗客数は50─100人を想定している。
■EADSによると、離陸には通常のターボジェットエンジン、成層圏までの急上昇にはロケットエンジンを使用。その後、ラムジェットエンジ ンと呼ばれるエンジンが点火され、高度3万2000メートルをマッハ4(音速の4倍)以上で飛行する。ターボジェットの燃料にはバイオ燃料を使う。同社のジャン・ボッティ最高技術責任者(CTO)は「外観はコンコルドに似ている。ZEHSTには新しいものはなく、すべてこれまでに開発されたものを組み合わせる」と説明した上で、2020年までには試作機を完成させたいと話した。また、ルイ・ガロワ最高経営責任者(CEO)は、「われわれは数年後に売り出すような商品について話をしている訳ではない。安全面や技術面に加え、これに人間がどう反応するかも見ていかなくてはならない」と述べ、実用化には30─40年はかかる見通しを示した。
(6月19日、ロイター)

第3世代TGVが試験運転、仏LGVライン・ローヌ線
■フランスで12月に開業予定の高速鉄道路線、LGVライン・ローヌ線のディジョン−ブザンソン間で、仏高速鉄道TGVの試験運転が行われた。ライン・ローヌ線には第3世代TGVが運行する予定で、最高時速は320キロ。(画像あり)
(6月21日、AFP)

国際機関トップ、フランスがこだわる理由
■性的暴行事件などで辞任したストロスカーン前国際通貨基金(IMF)専務理事の後任が近く決まるが、ラガルド仏財務相が目下、最有力候補となっている。ラガルド氏が23日に米財務省を表敬訪問した際、ガイトナー財務長官は、「強力な指導力と経験を持った極めて優れた候補者だ」と称賛している。長官は専務 理事の座を狙うもう一人の候補者、メキシコ中央銀行のカルステンス総裁については、「優れた候補」と述べるにとどまっている。米国の“意中の人”が誰かを 疑う余地は少ない。
■ラガルド氏の支持取り付けのための諸国行脚は出馬宣言以来、約1カ月に及ぶ。「世界銀行のトップは米国人、IMFのトップは欧州人」との慣例に反発する新興国のブラジル、中国、インドはもとよりサウジアラビア、エジプト、ロシアも訪問した。中国では、「開放的で透明で国籍から独立というのが自分の原則」と自己紹介。就任の暁には朱民IMF特別顧問の「IMF副専務理事昇格」を“公約”するサービスぶりだった。こうした財務相の行脚は仏政府の支援なしには不可能だ。野党社会党のオブリ第1書記も表だった反対はしていない。いわば挙国一致でラガルド氏を支持しているわけだが、なぜか。(続きはタイトルをクリック)
(6月25日、産経MSN)

差別発言でディオール解雇のガリアーノ被告、公判開始
■仏高級ブランド「クリスチャン・ディオール」の元デザイナーで、ユダヤ人に対する差別的な発言をした罪に問われているジョン・ガリアーノ 被告の公判が22日に開かれた。被告はパリのカフェで少なくとも3人に対し、ユダヤ人への差別的発言をしたとされている。証言台に立ったガリアーノ被告は、そうした発言をした覚えは全くないと述べた。記憶がない理由については「私は(薬物)依存症で現在、治療を受けている」と答えた。
■証言によればガリアーノ被告は、増え続ける仕事に追われ、07年に亡くなった右腕のスティーブン・ロビンソンの死を悼む時間もなかったことに悩んでいたと いう。「彼の死で、守ってくれるものが何もなくなったと感じた」とガリアーノ被告は述べ、薬物依存に関しては、「日中も睡眠薬を飲んでいた。非常に危険な 組み合わせで飲んでいたことを知ったのは治療を始めてからだった」と語った。
■証言台に立った1人は、事件はバーでよく起きる口論のようなものだったと発言。確かに被告は言うべきでないことを言ったが、「メディアは大げさに騒ぎすぎた」とも述べた。フランスの法律は、特定の民族や国家、人種、宗教に属している(もしくは属していない)ことやその人の出自を理由に差別や敵意、暴力を誘発することを禁じている。有罪となった場合、ガリアーノ被告は最も重くて懲役6カ月と2万2500ユーロの罰金を科せられることになる。
(6月23日、CNN.co.jp)




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posted by cyberbloom at 20:59 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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