週間フランス情報 juin 12-18

□最近、podcast を使い始めた。BBC や Wall Street Journal なんかを入れて聴いているが、いい時代になった。無料でここまで手軽に聴けるのだから、高価な教材なんて不要だ。やはり podcast の世界も英語帝国。それでもEducation のコーナーに The French Lesson というのを見つけた。英語でフランス語を教えてくれる。フランス語が訛っているけど、それなりに楽しめる。でも何か古色蒼然としたプログラムで、アメリカ人は本気で外国語を学ぶ気なんてないし、切羽詰って学ぶ必要に迫られることもないんだろうな、と思ってしまった。
□CNN によると、ipod は中国で作られていて、ipod を組み立てる中国人の労働者は1日15時間労働でこき使われたあげく、1ヶ月50ドル(約6000円)しかもらっていないらしい。アップル社の人権意識が疑われるが、それでも労働条件の改善に努力していると譲らない。最近、企業の社会的責任＝CSR が注目され、それは単なる義務ではなく、経営そのものとみなされている。アップル社はそれでいいのか？
□それでは今週のフランス情報を。

■フランス４戦連続不発、ドロー発進
Ｇ組フランスが0−0でスイスと引き分けた。前回大会に続き、Ｗ杯４試合連続で無得点に終わった。ボリビアの５試合に次ぐ歴代２位の不名誉な記録になった。１次リーグで敗退した前回からの流れを止められなかった。「無得点」の記憶とともに、残る相手の韓国、トーゴにも「02年」を思い出させる因縁があり、悪夢が再び首をもたげてきた。
（日刊スポーツ、6月15日）

■仏小売りPPR、プランタン店舗の売却先を模索
フランスの小売り大手ピノー･プランタン･ルドゥーノは、プランタン店舗の売却先を模索しており、週内にも合意を発表する可能性がある。14日付の仏ルモンド紙が報じた。これによると、先週から入札が始まり、14日が締め切りのもよう。PPRは8億−10億ユーロ（10億−13億ドル）での売却を望んでいるという。ＰＰＲからは現時点でコメントが取れていない。
（ロイター、6月14日）

■マキシム・ド・パリ40周年記念、銀座千疋屋最高級メロン使用の極上ケーキ『プラチナ・ココムロン』登場

■「星の王子さま」60年、仏で展覧会や関連書籍
サンテグジュペリの童話「星の王子さま」が祖国フランスで出版されてから今年で60年。名作の価値をあらためて見直す契機となり、フランスで展覧会や関連書籍の出版がめじろ押しだ。北西部カンの「カン記念館」は20日から、サンテグジュペリと妻コンスエロの間で交わされた書簡など150点を展示。パリ近郊の航空宇宙博物館は、サンテグジュペリの飛行機操縦士としての側面に光を当てる。第2次大戦中の1944年、消息を絶った際に乗っていた戦闘機の残骸（ざんがい）や遺品を24日から一般公開する。
（共同通信、6月12日）

■ウエンツ瑛士、仏高級ファッション誌デビュー
人気ユニット「WaT（ワット）」のウエンツ瑛士が、10月に発売されるフランスの高級ファッション誌「JALOUSE（ジャルーズ）」に登場、“世界デビュー”を果たすことが14日、分かった。５月に参加したカンヌ映画祭での姿に一目ぼれした編集者に、現地でスカウトされたことから実現したもの。「JALOUSE」は、日本でも輸入販売され、多くのスタイリストたちも参考にするというファッション誌。流行を担う女性向け月刊誌としての評価はヨーロッパNO1とも言われる。そんな高いステータスを持つ高級誌から、ウエンツが熱烈ラブコールを受けた。
（スポーツ報知、6月15日）

■D&G Milan Book
A.C.Milan dressed by DOLCE & GABBANA！exquise さんのW杯のイケメン選手ネタに刺激されて、少し古いネタをひとつ。ACミランのオフィシャルウェア･スポンサーである DOLCE&GABBANA が、イケメン選手たちを使った写真集を出版。ジラルディーノやインサーギなど、D&G のスーツを身にまとったミランの面々をとくとご覧あれ。イタリア男臭さがプンプン。日本での発売はなく、直営店で売っているそうだ。5670円。


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