2006年05月01日

かんたんフレンチレシピ(4) キッシュ・ロレーヌ

*キッシュは16世紀ごろにロレーヌ地方で考えられたといわれているパイ料理。今や日本のカフェランチでもお馴染みのメニューになりました。自分で作って「お家でブランチ」にどうですか?

quiche01.jpg

*材料  ingrédients (タルト型18センチ 1台分)
 パート・ブリゼ pâte brisée(作りやすい量:練り込みパイ生地 460g分)
※市販の冷凍パイシートでも可
  薄力粉 farine     ・・・250g
  無塩バター beurre  ・・・125g
  塩 sel       ・・・小さじ1/2 
  卵黄 jaune d'œuf   ・・・1個分
  水 eau       ・・・60ml
 
 アパレイユ appareil ( 流し込む卵液のことです。)
 卵 œuf            ・・・1個    
  牛乳 lait           ・・・100ml
  生クリーム crème fraîche    ・・・100ml
  塩、こしょう sel, poivre   
  ベーコン bacon        ・・・3枚ぐらい
  玉ねぎ oignon         ・・・1 /2個
  グリュイエールチーズ gruyère(ピザ用チーズなどでOK)・・・適宜

☆ 作り方☆  

1.薄力粉に塩を混ぜ、ボールに入れて冷蔵庫でよく冷やしておく。
  バターは1cm角に切り、よく冷やしておく。

2.冷えた粉の中にバターを入れ、スケッパーなどで切るようにしてバターを
  細かくしていく。砂のようにサラサラになってきたら、卵黄と水を加え手早くひとまとめにしていく。この時なるべく練らないようにする。
  ひとまとまりになったら、ビニール袋に入れて冷蔵庫で休ませる。(最低で1時間)
 
3.18cmタルト型1台分で約200gの生地を取り出し、麺棒で丸く伸ばし、型に敷きこむ。ラップなどをかけて1時間以上冷蔵庫で休ませる。(焼き縮みを防ぐ為)

4.オーブンを180℃に温めておき、タルトの底の部分全体にフォークなどで穴をあける。(→piquer)タルト型全体に大き目のアルミホイルをきっちりとかぶせて覆うようにし、180℃で30分、アルミホイルをはずして5分ほど空焼きをする。空焼きが出来たら分量外の卵黄を刷毛で塗り、再びオーブンに入れて表面を乾かし、とりだして冷ましておく。(空焼きをしないとベチャとした仕上がりになります。)

5.空焼きをしている間にアパレイユを作っておく。ボールに卵をときほぐし、牛乳、生クリームを加え、塩・こしょうをしてよく混ぜる。(ベーコンの塩気を考慮する。)

6.ベーコンは1cm幅に切り、玉ねぎは薄切りにします。フライパンでベーコンを中火で軽く炒め、脂が出てきたところで取り出し、サラダ油を足して同じフライパンで玉ねぎをきつね色になるまで炒める。

7.空焼きしたタルトにベーコンと玉ねぎを敷き詰め、チーズをのせ、アパレイユを流し込んだら、あらかじめ170℃にしておいたオーブンで約40分焼く。
  焼き上がったら、網にのせて冷ます。


*キッシュ・ロレーヌは本来ベーコンだけで作るようですが、美味しいので玉ねぎも入れてみました。具は水分の多くないものなら、お好みしだい。私はいつもきのこやブロッコリーを入れます。春先なら菜の花なんか入れても美味しいのでは?


mandoline

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posted by cyberbloom at 22:46 | パリ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | かんたんフレンチレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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