2010年11月09日

週刊フランス情報 1-7 NOVEMBRE 後編

ゴダール最新作『ゴダール・ソシアリスム』公開記念、代表作10作品を劇場上映
気狂いピエロ [DVD]■巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督の最新作『ゴダール・ソシアリスム』が、12月18日から東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテで公開されることが決定。これを記念した映画祭『ゴダール映画祭2010』が、11月27日から開催される。同映画祭では、第1週に『勝手にしやがれ』、第2週は『気狂いピエロ』、第3週は『映画史特別編 選ばれた瞬間』をそれぞれ中心にしたラインナップを上映予定。長編8本と短編2本の代表作計10作品を、35mmフィルムで一挙に堪能することが出来る。
■映画『勝手にしやがれ』でヌーヴェル・ヴァーグの旗手として出発し、1960年代から2010年の最新作『ゴダール・ソシアリスム』まで、常に映画界の注目を集め続けるゴダール。上映スケジュールなど詳細は、フランス映画社のオフィシャルサイト及びTwitterアカウントで決定次第発表される予定だ。
□『ゴダール映画祭2010』2010年11月27日(土)〜12月17日(金)まで東京・TOHOシネマズ シャンテで上映。上映作品:『勝手にしやがれ』A BOUT DE SOUFFLE(1959)、『はなればなれに』BANDE A PART(1964)、『気狂いピエロ』PIERROT LE FOU(1965)、『ウイークエンド』WEEK-END(1967)、『右側に気をつけろ』SOIGNE TA DRITE(1987)、『J L G/自画像』、LG/JLG(1994)、『フォーエヴァー・モーツアルト』FOR EVER MOZART(1996)、『映画史特別編 選ばれた瞬間』MOMENTS CHOISIS(2004)、短編 「シャルロットとジュール』CHARLOTTE ET SON JULES(1958)、短編 「フレディ・ビュアシュへの手紙』LETTRE A FREDDY BUACHE(1981)
関連エントリー「ジャン=リュック・ゴダール、最新インタビュー」

「BDコレクション」が11月より刊行
イビクス――ネヴローゾフの数奇な運命 (BDコレクション)■国書刊行会は、フレンチ・コミックである「BDコレクション」(ベーデーコレクション)を11月より刊行開始いたします。「BDコレクション」のBDとは、bande dessinee(バンデシネ)の略で、フランス、またはベルギーのコミックを指し、原義はデッサンが描かれた帯を意味します。
■日本でフランスのコミックと言えばタンタンが有名ですが、実はフランスでは”第九芸術”と称されるほど芸術性の高い、「BD文学」・「BD芸術」とも言う べき多彩な世界が存在しています。小学館集英社プロダクションからも11月に『氷河期-ルーブル美術館BDプロジェクト』(ニコラ・ド・クレシー著)が刊行される予定で、日本でも本格的な紹介の気運が高まっています。
■第1回配本は『イビクス--ネヴローゾフの数奇な運命』(パスカル・ラバテ著、11月15日発売予定)。混迷するロシア革命を背景に、しぶとく生き延びる主人公の道行きを、悪夢のような幻想的筆致で描く傑作です。次いで、第2回配本は『ひとりぼっち』(クリストフ・シャブテ著、12月刊行予定)、第3回配本は『アランの戦争--アラン・イングラム・コープの回想録』(エマニュエル・ギベール著、2011年1月刊行予定)と続きます。
■今回、「BDコレクション」の刊行を記念し、『イビクス--ネヴローゾフの数奇な運命』の著者パスカル・ラバテ氏が来日。講演会を「小さな何でもないことの記録」と題して11月22日(月、19:00-21:00)に東京日仏学院エスパス・イマージュにて開催します(飯田橋、入場無料、定員108名、同時 通訳付き)。また、その前日の11月21日(日、16:00-18:00)には、ラバテ氏と小野耕世氏によるトークイベントとサイン会がタワーレコード渋谷店にて行われます。
(11月1日、asahi.com)

人気のフランス絵本をアニメ化!NHK教育テレビ「リタとナントカ」
ritaetmachin01.jpg■2006年にフランスで第1巻が出版されて以来、世界中で翻訳されている絵本「リタとナントカ」(原作:Rita et Machin リタ・エ・マシャン)が、NHK教育テレビでアニメ化される。物語は、ちょっとわがままで元気な5歳の女の子・リタと、マイペースで不思議な犬・ナントカの日常を描いた愉快なコメディー。想像力豊かな2人が、さまざまな空想や想像の世界で冒険を楽しむ。
■原作では、犬の名前は“マシャン”。しかし、フランス語でものを指すときに使う言葉である「マシャン」をそのまま和訳して「あれこれ」とするわけにもいかず、日本版ではニュアンスの近い「ナントカ」と名づけられたという。
■放送は全26話の予定で、原作を基にした13話分以外は、すべて日本でオリジナルストーリーを制作。原作者とコンセンサスを取り合いながら制作を進めたというアニメ「リタとナントカ」は、11月1日(月)午前7・35から、毎週月曜〜金曜の放送。第1週目は、リタとナントカの出会いを描く。誕生日に犬をプレゼントされ、大喜びのリタ。早速名前を付けようとするが、ぴったりの名前が思いつかず、リタは犬を「ナントカ」と名付ける。
(11月3日、TVガイド)

Tahiti 80、奇跡を紡いだ10年間のコンプリート・ベスト・アルバムをリリース
シングルス・クラブ(初回限定盤)(DVD付)シングルス・クラブ(初回限定盤)(DVD付)■フランスが世界に誇るバンドTahiti80。2000年、デビュー・アルバム『パズル』をリリースし、この1枚の作品の大ヒットで世界中のポップス・ス タンダードを塗り替えて早10年。英語で歌われるそのポップソングは耳にしっくり馴染み、独自の憂いあるヴォーカル、心に染み入るメロディによる良質な ポップスで世界的な人気バンドに成長した。
■そして、2010年、日本デビュー10周年というアニヴァーサリー・イヤーを迎え、ベスト・アルバムが発売された。今作は監修/選曲全てバンド自身が行な い、映像特典やこの作品のためだけの新曲「Me And The Princess」も収録している。アートワークは今までのTahiti作品を手がけてきた巨匠ローラン・フェティスが担当している。そのTahiti 80のインタビュー映像が到着した。リラックスした様子で、アルバムのポリシーや選曲などについて生真面目に質問に答えてくれている。こちらにも注目してほしい。
■さて、コンプリート・ベスト・アルバム『Singles Club』だが、収録されたのは全16曲。初回限定盤にはDVDが付いており、10曲のビデオクリップ、そしてエクスクルーシヴライヴ映像が収録されている。盛りだくさんな内容
(9月8日、BARKS)
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A014663.html

フランス語?聞げば津軽弁だ〜、トヨタ自のCMがネットで話題
■テレビで全国放映されているトヨタ自動車の小型車「パッソ」のCMで、登場人物が交わす津軽弁の会話がインターネット上などで話題になっている。使われているのはれっきとした津軽弁なのに、語感からフランス語と受け取る視聴者が多い。外国語と方言がよく似ているという意外性が受けている。
■CMには女優仲里依紗さんとお笑いトリオ「森三中」が出演。仲さんが「わのかでパン、しけるめに鍋さフォンデュせば、うだでぐめよ(わたしのフランスパ ン、焼きたてのうちに鍋でフォンデュすればおいしい)」と話し掛け、森三中の大島美幸さんが「せばだば、やってみら(それでは、やってみます)」と答える。
■CMを企画したトヨタマーケティングジャパン(東京)によると、企画案の検討を始めた7月初旬、津軽弁とフランス語の共通性が面白いと盛り上がった。方言の温かさも評価され、津軽弁の採用が決まったという。津軽弁の指導は青森市出身の女優が担当。話し方はフランス語に似せ、出演者の服装もフランスをイメージし、字幕まで付けた。
■CMの会話は、インターネット上のブログを中心にブレーク。検索サイトで、「パッソ 津軽弁」と打ち込むと、1万件を超える検索結果が出た。「フランス語だと思った」などの感想が目立ち、トヨタマーケティングジャパンは「狙い通り」とニンマリ。津軽弁とフランス語の共通性について、津軽弁を紹介する市民団体「津軽弁の日やるべし会」の伊奈かっぺい代表(63)は「鼻濁音が多く、似ていると昔から言われていた」と指摘している。
(11月1日、河北新報)
★むしろ韓国語に聴こえないか。
□トヨタパッソCM http://www.youtube.com/watch?v=-7CnnVslJcU




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posted by cyberbloom at 22:55 | パリ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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