2006年04月04日

春のボジョレ、お花見のワイン

ボジョレー・ヌーボーと言えば、秋も深まった11月の第3木曜日に解禁になるが、次にフランス政府が売りこもうとしているのは、春のボジョレ。クリュ・ボジョレー(Cru Beaujolais)という。日本ではワイン輸入業者が「お花見ワイン」として女性のあいだで定着させようと目論んでいるようだ。さわやかな酸味と華やかな香りはヌーボーと変わらないが、5ヶ月間熟成している分だけ、深みが増している。春のボジョレにあわせて、「クイーンアリス」の石鍋シェフが2万円の豪華なお花見弁当(ハーフボトル付)を用意した。 (4月3日、テレビ東京-Closing Bell)

crubeaujolais01.jpgボジョレは、フランス南東部、リヨンの北に位置するワインの産地だが、一般に北部の方が優れたワインを産出すると言われている。ワイン法で定められている格上のヴィラージュ(Village)地域や、いわゆる特級に相当する10の村の名前がそれぞれついたボジョレー(クリュ・デュ・ボジョレ)は、すべてこの北部に属している。写真のラベルはフルリ村のワイン。

お花見はこれからという方は、いかがですか。

□SHOP INFO:サントリーが数年前からすでに「春のボジョレ」を売り出してたんですね。今年は「花のボジョレ2005」と銘打って帝王ジョルジュ・デュブッフのワインを扱っています。ちょっと花が違いますが。詳しい種類の説明はこちら



rankingbanner_03.gif
↑ライターたちの励みになりますので、ぜひ1票=クリックお願いします!

FBN22.png
posted by cyberbloom at 14:57 | パリ | Comment(1) | TrackBack(0) | CAFE+WINE+GOURMET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ボジョレっていうと「ヌーボー」と返ってくるほどですが、ボジョレをそれだけのワインと思っちゃ困ります。「春のボジョレ」がひとつの入り口になってくれるといいな。新酒のさわやかさもいいけど、少し成熟した味わいもまたよし。花見もあと少しですね。
Posted by rien at 2006年04月04日 15:57
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック