2010年07月26日

週刊フランス情報 19 - 25 JUILLET 前編

仏国内銀トップ4行が欧州ストレステストを通過
■フランス中銀は23日、国内銀行トップ4行が欧州ストレステスト(健全性審査)を通過したことを明らかにした。最も厳しいシナリオで算出された4行の中核 的自己資本(Tier1)比率は9.3%だった。Tier1率のストレステスト通過水準は6%。4行の2009年末時点のTier1比率は9.9%だった。ストレステストの対象となったのは、BNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコル、ナティクシスの親会社であるBPCEの4行。
■フランス中銀のノワイエ総裁は結果に「満足している。意外性はなく、全く快い」と述べ、欧州ストレステストは米国で実施されたテストよりも「内容的に一 段と重厚で野心的」とつけ加えた。 
(7月24日、ロイター)

驚異の映像世界にファン熱狂!『トロン:レガシー』最新映像がお披露目
■2月に全世界同時公開される映画『トロン:レガシー』の最新映像が、世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典“コミック・コンベンション”で公開され、ジェフ・ブリッジスら出演者とジョー・コシンスキー監督が登場した。
■『トロン:レガシー』は、主人公サムが20年前に突如として姿を消した父であり、エンコム社のCEOであるケヴィン・フリンの消息を追って、父が創造した新世界へと足を踏み入れる物語。『トロイ』『エラゴン』の新鋭ギャレット・ヘドランドが主演を務めるほか、オスカー俳優ジェフ・ブリッジスらが共演。フランスのエレクトロ・ユニット、ダフト・パンクが音楽を手がける。
■この日公開されたのは主人公サムが“トロン”の世界に入り込んだ後のシーン。4つの巨大スクリーンが設置された会場にはファンがぎっしりと詰めかけ“まだ 誰も観たことのない映像世界”の一端にふれた。本作は3Dカメラを用いて撮影が行われおり、当日も3Dでフッテージ上映を実施。集まったファンたちは、黒 を基調とした背景に鮮やかなカラーが配置されたスタイリッシュな世界観と、最新テクノロジーを駆使した映像に大歓声をあげた。
(7月23日、ぴあ映画生活)
TRON: LEGACY Official Trailer
□『トロン:レガシー』12月17日(金)全世界同時公開

<青山真治監督>「フランスでは面白がられている」「サッド ヴァケイション」パリ映画祭で上映
サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD]■仏パリ市内で3〜13日に開かれた「第8回パリ映画祭」では日本特集が組まれ、邦画計105作品が一挙に上映された。会場では、日本で07年に公開された 「サッド ヴァケイション」と短編「WISH YOU WERE HERE」「DOWN」が上映され、青山真治監督が登場。質疑応答とフランス国際放送TV5MONDEの取材に応じた。
■「サッド ヴァケイション」は浅野忠信さん主演。中国人密航者の手引きをする健次(浅野さん)は、北九州で幼なじみの妹ユリ(辻香緒里さん)と暮らしていた。ある日 小さな運送会社・間宮運送で健次は、5歳のときに自分を捨てた母の千代子(石田えりさん)と再会。バスジャックの被害者の梢(宮崎あおいさん)らさまざま な過去を持つ人間が身を寄せる間宮運送に、千代子は健次とユリを住まわせるが、健次は母への復讐(ふくしゅう)を狙う……という物語。「Helpless」「EUREKA(ユリイカ)」に続く青山監督の“北九州サーガ”の第3作。
(7月21日、まんたんウェブ)

スクエニ、ハガレンなど人気コミック翻訳版をオンライン配信 
■スクウェア・エニックスは22日、各国で高い評価を得ている「鋼の錬金術師」などのコミック翻訳版の電子化を推進し、今秋から北米とフランスで有料オンライン配信を開始すると発表した。将来的な電子書籍の普及を見据え、ゲーム事業で培ったコンテンツ配信技術や既存の決済システムを活用する。
■同社によると、読者の多様なニーズに即応できる配信体制を築くとともに、コミック出版でパートナーシップを組む現地の翻訳出版会社と販売促進活動でも協力するという。ウェブ上での正規有料オンライン配信の仕組みを確立することで、海賊版コンテンツの抑制を目指す構えだ。有料販売開始時のコンテンツ数や価格などの詳細はまだ決まっていないという。
■米サンディエゴで同日に開催されたエンターテインメントイベント「Comic−con International」の同社ブースでは、実機による新 サービスのデモンストレーションを実施。北米および欧州グループ会社のウェブサイト上で「鋼の錬金術師」「ソウルイーター」「黒執事」「サタン」の第1話 を無料で配信している。今後、対象コンテンツを順次追加する。
(7月22日、産経新聞)

リベリ買春容疑、本格的取り調べ サッカー海外代表
■フランス警察当局は20日、未成年女性の買春容疑でサッカーW杯南アフリカ大会代表のフランク・リベリ(バイエルン・ミュンヘン)と 元代表のカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)を事情聴取し、起訴を前提にした本格的な取り調べを行うことを決めた。同当局筋が同日、明らかにした。
■2人は7時間の事情聴取の末に釈放されたが、起訴されて有罪の場合、最高で3年の禁固刑と罰金4万5000ユーロ(約500万円)を科せられる。また、 代表の資格を失う可能性もある。
■パリのシャンゼリゼ大通りに近いバーでリベリは2009年、ベンゼマは08年に当時、未成年の女性の買春斡旋(あっせん)を受けた容疑。リベリとW杯代 表のシドニー・ゴブ(パナシナイコスFC)は南アフリカでのW杯開催前に「証人」として当局の事情聴取を受けた。ゴブは2010年の買春容疑だったが、当時、この女性はすでに成人していた。この事件ではバーの経営者ら2人が買春斡旋の容疑で取り調べを受けている。
(7月22日、産経新聞)




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posted by cyberbloom at 23:28 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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