2010年07月12日

週刊フランス情報 5 - 11 JUILLET

女性と握手拒否、国籍認めず=「同化していない」と判断 
■仏移民省は9日、フランス人女性と結婚したモロッコ出身の男性からの国籍取得申請を拒否したことを明らかにした。この男性が移民省の女性職 員との握手を拒み、妻に全身を覆うイスラム衣装を着用させるなど「フランスの社会習慣に同化していない」と判断したためという。
■移民省によれば、この男性は1999年に入国後、2004年に結婚するまで不法滞在を続け、08年に国籍取得を申請。審査の過程で「信仰に反する」とし て女性職員との握手を拒んだほか、妻も夫以外の男性がいる場で顔をさらすことを拒否した。同省は、男性の振る舞いが「共和国の価値、とりわけ個人の自由と男女平等の原則と相いれず、定められた同化条件を満たしていない」と判断。ベッソン移民 相が8日に申請拒否を決めた。 
(7月10日、時事通信)

仏酷暑の中、バカンスで“民族大移動”
■フランスは10日午後から11日にかけて気温30度を超える暑さになる見通しで、パリなどでは、当局が酷暑による緊急事態に備えてい る。こうした中、多くの市民が大都市から地方などへバカンス(長期休暇)に出発する見込みだ。
■仏気象庁の予報によると、10日午後はパリや仏中部リヨンで最高気温が34〜35度になる。パリを含むイル・ド・フランス地方では、老人や病人を酷暑か ら保護するための特設電話を開設し、緊急事態に備えた。近所に1人暮らしの老人などがいる場合は注意するよう呼びかけている。
■バカンスに出発する“民族大移動現象”は、先週末にもみられ、パリから仏南部へ向かう高速道路は最高で365キロという記録的な渋滞となった。今週末に は、この数字を更新するのは確実とみられている。
■フランスでは2003年夏、気温40度近くの日が10日間続くなどの酷暑となり、老人など約1500人が死亡、保健省の次官が責任を取って辞任する事態 となった。
(7月10日、産経新聞)

北京の小学校の第二外国語で日本語・フランス語が人気
■2010年7月7日、北京日報は、北京市内の多くの小中学校で第二外国語の授業が取り入れられていると伝えた。ここ数年の外国語学習熱により、中国国内では多くの高校や中学校が第二外国語の授業を導入。北京市では小学校でも第二外国語の授業が年々増えているという。授業開始当初は子供たちの負担が増えるとの心配もあった。しかし、実際に授業を取り入れているある小学校の児童を調査したところ、8割が第二外国語の 授業を「好き」と答えている。
■子供たちに特に人気のある外国語はフランス語と日本語。フランス語は就職の際に有利であり、通用する範囲も広い。日本語は漢字などの共通点があり中国人にとって学びやすいというのがその理由だ。有名大学への進学や一流企業への就職を目指す学生にとって、英語の習得はもはや当たり前すぎて自己のセールスポイントにはならないのが現状。これからの若者は第二外国語が話せることが進学就職の鍵だ。
■フランス語やスペイン語、イタリア語などは英語と混同しやすいため、まだ英語の基礎力がついていない子供たちにとっては難しい授業になる可能性大。しかし 専門家の多くは「記憶力や模倣力、感性の優れている子供の時期に外国語を学ぶべきだ」と第二外国語授業の低年齢化に賛成している。(翻訳・編集/本郷)
(7月10日、Record China)

仏露の強襲揚陸艦売却交渉、なぜ問題とならないのか
■ロシアが北方領土の択捉島で軍事演習をしたというニュースが飛び込んできた。それはロシアがフランスに対して強襲揚陸艦の購入を持ちかけている問題だ。交渉がまとまれば、ロシアによる日本への脅威が高まるのは間違 いない。特に沿海州、樺太、そして北方領土にグルリと囲まれている北海道への脅威は一段と増すだろう。しかし、わが国政府が国際世論に対して真正面からこの問題を取り上げて懸念や反対の声を上げたということは寡聞にして知らない。
■この問題は昨年10月に外電が「ロシアがフランスからミストラル級強襲揚陸艦を購入する交渉を進めている」と伝える形で発覚した。強襲揚陸艦は兵員、ヘリコプター、戦車などを搭載して大規模な上陸作戦を行う軍艦だ。
■この軍艦をロシアは4隻購入する交渉を進めており、当初は2008に勃発したグルジア紛争を教訓に兵員輸送能力を向上させるのが目的とみられていた。しかし、ロシア軍のマカロフ参謀総長は今年6月、ミストラル級強襲揚陸艦の購入交渉について「千島列島では必要なときに上陸部隊を急派できる移動手段が 必要だ」と述べ、北方領土を含む千島列島の防御を目的に極東に配備することが不可欠との認識を示したことで、一挙にわが国の安全保障問題に直結する問題となったといえる。
■しかし、フランスとロシアによるミストラル級強襲揚陸艦の売却交渉問題が発覚した直後、グルジアやバルト諸国は強い警戒感を示したのに対して、わが国ではほとんどと言っていいほどこの問題は論議されていない。
(7月10日、産経新聞)

アメリカ産ゾンビを凌駕するフランス産がゾンビ界に新風
■フランス発のゾンビ映画として話題になっている映画『ザ・ホード -死霊の大群-』の日本上映を前に、ヤニック・ダアン、バンジャマン・ロシェ両監督と主要キャストにアメリカではない、フレンチ・ゾンビだからこその魅力について話を聞いた。
■本作はフランス映画には珍しいゾンビ・スプラッターだが、ダアン監督は「ゾンビ映画を作りたかったわけではなく、アクション映画を目指したんだ」と意外な見解を示した。ポルト国際映画祭で脚本賞と撮影賞を受賞したことからもわかるように、本作はただの血みどろゾンビ映画ではなく、あくまでもゾンビの要素 を含んだハイ・クオリティーのアクション映画。それでも、こんなにもゾンビが全面に出てしまったのには理由がある。
■ゾンビ映画はアメリカのものというイメージが強いため、フランスのゾンビ映画というだけで関心を持たれない現実に、ダアン監督は「でも僕らはメイクに凝 り、照明やデジタル効果にも完ぺきを求めた」と反発し、ロシェ監督も「ヨーロッパにも独自のホラー映画があるし、ハリウッドとは毛色の違う、クオリティー の高いものを作っているということを確信したよ。(ジョージ・A・)ロメロの重圧はなかった!」とゾンビ映画の巨匠を引き合いに出して、同意した。その結 果が、中田秀夫監督も映画『仄暗い水の底から』でグランプリを獲得したことのあるファンタジー・ホラー・スリラー映画専門のジェラルメ国際ファンタスティ カ映画祭でのSCIFI 審査員賞の受賞という高い評価につながった。
(7月8日、シネマトゥデイ)

ズアオホオジロの密猟、「ザ・コーブ」級の残酷さ?
■仏野鳥保護団体Bird Protection Leagu、LPOは30日、フランスで古くから食用にされてきた小鳥、ズアオホオジロを密猟から守るために「特殊部隊」を派遣したことを明らかにした。ズアオホオジロは親指ほどの大きさの小さな鳥。フランスでは、ブランデーに漬けた後、丸焼きにし、頭から骨まで食べられる究極のグルメ料理として美食家に供されてきた。
■フランソワ・ミッテラン(Francois Mitterrand)元大統領の伝記には、元大統領が1995年、死去する前最後に食べた夕食でズアオホオジロを堪能する描写が描かれている(ミッテラン氏の友人らは、この記述を否定している)。
■フランスは1999年、ズアオホオジロを保護対象に指定し、狩猟や売買を禁止している。それでもズアオホオジロの乱獲は止まらない。密猟者らはズアオホオジロをかごの中で太らせたあと、闇市場では1羽あたり150ユーロ(約2万円)で売りさばいているという。 こうした乱獲を防ぐため、LPOは30日未明、フランス南西部ランデ(Landes)地方に特殊訓練を受けた隊員7人を送り込んだ。隊員らは、ズアオホオジロ捕獲用の罠の撤去にあたっているという。
■LPOのAllain Bougrain-Dubourg代表によると、ズアオホオジロがアフリカから飛来する8月から9月にかけて、毎年、約3万羽が捕獲されているが、前年に逮捕され罰金を科された密猟者はわずか8人だ。LPOはフランス政府の対応は甘すぎると批判し、忍耐の厳戒を越えたため、強硬手段に踏み切ったと説明している。(c)AFP
(8月31日 、AFP)
★古い記事ですが、最近知りました。



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posted by cyberbloom at 13:16 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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