2006年03月26日

素人名人会談(4) BARNEY WILEN

 トゥールル、トゥールルトゥールル、トゥルル、
 トゥールルルルルゥルー、パーパヤ、パパヤ、パパヤ〜
 黒柳木魚:こんにちわ、「モクギョの部屋」です。
      今回のお客さまは、フランスジャズ界の第一人者、
      バルネ・ウィランさんです、どうも初めまして。
 バルネ:ボンジュール(通訳:こんにちわ)。
 黒柳木魚:ウオーヴァ(通訳:ほなさいなら)。
 終わるなよ、コクヤナギ(決してクロヤナギではない)。

と、たまには会談させてやらんといけません、素人名人会談第4回目。驚くなかれ愛国の志士よ、なんとこのコーナーはフレンチとジャズを結びつけるという蛮勇行為以外のなにものでもない、恐るべき血みどろホラースプラッタ企画。会談は怪談なのか???暑いから納涼なのか???

パッショーネバルネ・ウィラン。90年代、その道では流行りましたねー。いや、適当に年とってそこそこのルックス、しかもテナーとソプラノサックスという見た目にシンボリックな楽器をあやつるとくれば、世の女性はイチコロ、おぼこい木魚は大人の世界ってあるんだなぁと思いましたね。PASSIONE(管理人さん、試聴リンクないねん、写真だけでも貼っつけといて)なんて、どうよ、このジャケ。ラストアルバム。そやけど、そやけど、である。それもいいんやけど、やっぱ、このおっさんの青い頃も聴いてみたい。そやから、これも試聴リンクないんとちゃうやろか、

JAZZ SUR SEINE BY BARNEY WILEN(写真、下)

この初っぱな、"SWING 39"、これがいい。口につけるリードがこなれず、青臭く乾いたところ、パーカッションの勢いにまかせて、伸びる伸びるテナーの音粒、ウブなあちきはこっち好き。恋に恋して鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす。泣かんでもいい、わめいて。

1958年録音。21歳。木魚とタメか(という時もあった)。ま、中古で出会ったら、ほんでたまたまお財布にセンエン札あったら、買っちゃってもいいかも。

ほひたらまた。

セーヌ川のジャズ
セーヌ川のジャズ
posted with amazlet on 06.03.26
バルネ・ウィラン ミルト・ジャクソン…
ユニバーサルクラシック (2005/12/14)


木魚

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posted by cyberbloom at 18:08 | パリ ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ+ROCK+CLASSIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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