2006年03月23日

素人名人会談(3) MICHEL PETRUCCIANI

 いそうろう 3杯目は そっと出し
 とうしろー 3回目は ぱっとせず
 
Pianismはい、素人名人会談3回目のお時間です。フレンチとジャズというかなり強引な企画です。1回目はマイルス、2回目はデックス、では3回目は?そろそろフランス人出さないといけん。マイルス、デックスと、「ス」の押韻で固めたいけど、スで終わるフランス人、誰かいてはるかなあ。いませんな、却下。それはあきらめて、ミッシェル・ペトルチアーニ(フランス生まれ)なんてどうかな。熱いのもジャズ、繊細なのもジャズ、どッちが好きとなると、木魚はお熱いのが好き。あとカレーライスも好きかな。ホーンこそジャズ、いやいやピアノがジャズ、どっちが好きとなれば、木魚はトランペットやサックスといったホーン好き。それにホルモン、とくにアカセンが好き。好みは好み、ひとそれぞれですが、担当者の嗜好とは裏腹に、ペトルチーアーニは繊細な演奏をするピアニスト。べースやドラムはこれまでリズムを奏でるサポート的立場だったのに、そんなふうにおさまっとらんと、まっこっちきて皆でわいわいやろうな、ピアノのわいがこう弾くから、あんさん方は好きなようにトコトコやって。ほひたら、こっちもそれ聴きながら、こんなふうにポロロンするわ、ほひたら、そっちも好きなようにトコトコやって、ほひたらこっちも…という対話というか鼎談的演奏をしたのがビル・エヴァンスのトリオでしたが、ペトルチーアーニもその流れを汲んでいます。それに力強さもあります。死んでもう5年以上経つかな。37歳。あっち行くにはまだまだはやかったね。身長は1メートルもなかったらしいけど、手はごつかった、そんな印象があるね。フットペダルには足が届かんと思うけどどうしてたんやろ。ま、そんな前知識は不要です。いろいろ名作あるけど、
 
PIANISM BY MICHEL PETRUCCIANI

なかでもオープニングチューン "THE PRAYER" と2曲目 "OUR TUNE" は、たまに無性に聴きたくなるんよね。
 
ほな、あんばいよろしゅう。

□2011年にマイケル・ラドフォード監督によるドキュメンタリー映画『情熱のピアニズム』が製作、日本では2012年10月に公開。


木魚

人気ブログランキングへ
↑ポチっと Merci!
FRENCH BLOOM STORE.png
posted by cyberbloom at 16:55 | パリ ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | JAZZ+ROCK+CLASSIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック