2006年03月12日

PERRIER

perrier01.gifパリのカフェの写真があるとすると、テーブルの上には、十中八九、緑のボトルの炭酸水がさりげなく置かれているはず。80年代のカフェバー・ブームの際には、ペリエはお洒落な飲み物として脚光を浴び、日本人が始めて水に対して金を払ったと言われた。

競馬好きは勘違いしないでね。ペリエと言えば、どんな駄馬も1着にもってくる、ペリエ・マジックで名高いフランス人の騎手でしょ?残念でした。あれはPerrierではなく、Peslierと綴る。

ペリエは炭酸ガス入り(gazeuse)のミネラル・ウォーターで、南フランスのヴェルジェーズに源泉がある。地殻変動で地下水と天然ガスが偶然に結合し、発泡する天然水が産まれた。まさに奇跡の水だ。

炭酸水は適度に胃腸を刺激し、ダイエットにいいらしい。適度なミネラル成分もお腹をユルくしてくれる。でも、甘くない炭酸水はあまり日本には定着しなかった。80年代に一時的に流行ったのも、味覚よりは、おそらくはペリエのデザイン性の高いクールなボトルのせいだろう。


□Product Info : ペリエのサイト



cyberbloom

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posted by cyberbloom at 22:14 | パリ ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | おフランス商品学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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