2006年03月06日

カフェオレ・ボウル

カフェオレ・ボウル bol à café au lait は、80年代前半のフランス雑貨ブームの象徴的なアイテムとして注目を集めた。フランスと言えば、それまでは、文学だの、映画だの、モードだの、お高いイメージが先行していたのだが、カフェオレ・ボウルは何よりも日常生活のフランスとして日本に入ってきた。フランス雑貨ブームのピーク時には、パリの普通のスパーマーケットに並べられているものが、そのまま輸入され、オシャレなアイテムとして売りさばかれたのだった。

濃いコーヒーもミルクと合わせると、味がマイルドになって、多めに飲みたくなるが、小ぶりの丼一杯は適量といえる。ミニ丼とか、別の用途でも使えそう。

紹介する本は、カフェオレ・ボウルの写真集。料理研究家である著者が、パリの蚤の市で集めた、選りすぐりのカフェオレボウル、150点を紹介している。絵柄、形、色合いにそれぞれ特徴があり、どれも個性的なボウルばかり。またカフェオレボウルを通して、地方の食文化にも話題を広げている。巻末には、パリのお薦めスポットや美味しいカフェオレの淹れ方も載っている。


カフェオレボウル
カフェオレボウル
posted with amazlet on 06.03.06
山本 ゆりこ
六耀社 (2005/02)
売り上げランキング: 27,313
おすすめ度の平均: 4.5
4 カフェオレボウル、写真も素敵、内容もかわいい!
5 カフェオレボウルへの偏愛?


cyberbloom

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posted by cyberbloom at 23:03 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | おフランス商品学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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