2006年02月19日

かんたんフレンチレシピ(2) 鶏のソテバスク風

Poulet sauté basquaise
―スペインとの国境、バスク地方の料理です。

pouletJPG.jpg

★材料★ ingrédients 2人分 pour 2 personnes
鶏もも肉(出来れば骨付きのもの)poulet ・・・2枚 
小麦粉 farine
バター beurre ・・・10g
オリーブオイル huile d’olive
にんにく ail  ・・・2片  
玉ねぎ oignon   ・・・1個
トマト tomate   ・・・4個
緑ピーマン poivron vert ・・・1/2個
赤ピーマン poivron rouge ・・・1/2個
ズッキーニ courgette ・・・1本
なす aubergine ・・・1本
生ハム jambon cru ・・・50g
トマトペースト concentré de tomate ・・・20g 
鶏がらだし fond de volaille ・・・200ml
パセリ persil
*『ポム・ムースリーヌ』 Pomme mousseline  付け合せのなめらかなマッシュポテト
じゃがいも pomme de terre ・・・150g
バター beurre ・・・10g
牛乳 lait ・・・50ml弱 
ナツメグ muscade
塩、こしょう sel, poivre

※鶏がらだし:インスタントのものを使う時は規定の量をお湯に溶かしておく。
※トマト:完熟のものが美味しいですが、なければカットトマト缶(400g)でもOK。

☆作り方☆
1)トマトは湯むき(→monder)して種を取り、1.5cmの角切りにする。
玉ねぎ、緑・赤ピーマンは1.5cmの色紙切りにする。
ズッキーニは1.5cmの角切り、なすは皮をむいて1.5cmの角切りにしておく。
2)鍋にオリーブオイルを入れ、弱火で叩きつぶしたにんにくを入れて香りを出し、(にんにくが苦手な人は取り出しておきます。)玉ねぎをしんなりするまで炒める(→suer)。ピーマン、ズッキーニ、なすを加え、軽く塩をして炒める。
3)トマトペースト、トマトの角切りを加えたら、軽くかき混ぜ、弱火にし、ふたをして
火を通す。(蒸し煮状態にして野菜がやわらかくなるまで。)→味をととのえればラタトゥイユになります。
4) じゃがいもは皮をむいて大きめに切り、水から塩湯がきし、くしがすっと通るまでゆでておく。
5)鶏もも肉に塩、こしょうをし、小麦粉をまぶす。余分な粉ははらっておく。
オリーブオイルとバターを入れたフライパンを熱し、先に皮目を下にして焼く。
(バターの泡が持続するぐらいの火加減で。バターを焦がさないように。)
6)両面きれいに焼き色がついたら、棒状に切っておいた生ハムを加え、香りを移してやる。
8割程度火が通ったら、油をきって、肉と生ハムを野菜の鍋に一緒にする。
7)フライパンの油をきり、鶏がらだしでフライパンに付いた旨味を洗って( →déglacer)
鍋に加える。
8)ふたをして再び火にかけ、時々かき混ぜる。火が通れば、鶏肉は取り出し、煮汁がゆる
ければ煮詰めて、塩・こしょうで味付けする。
9)ゆであがったじゃがいもはお湯を切ったあと、鍋に戻して火にかけ、水気をとばす。
熱いうちに裏ごしをし(→tamiser)、バターを加え、温めておいた牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせる。塩・こしょう、ナツメグで味をととのえる。
10)お皿に鶏肉を盛り、上から野菜と煮汁をかけ、パセリのみじん切りを散らす。ポム・ムースリーヌを添える。


mandoline

rankingbanner_03.gif
↑クリックお願いします!
posted by cyberbloom at 00:00 | パリ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | かんたんフレンチレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック