2009年12月24日

FBN クリスマス・ニュース 2009

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Un Noël traditionnel en Suède
■En Suède aussi, on prépare Noël et son traditionnel repas de famille. A Ostersund, en pleine campagne suédoise, nos journalistes se sont rendus chez une famille de fermiers où les traditions de Noël sont très fortes.
★TF1ではヨーロッパ各地のクリスマスを紹介しているが、23日は伝統的なスウェーデンのクリスマス。スウェーデンでは森にツリー用の木を親子で切りに行く。おじいちゃんが生きていた50年前は、そりと馬で木を切りに行っていたものだと父親が話している。スウェーデンでは七面鳥の丸焼きの代わりに、ジャンボン・ド・ノエル(クリスマス・ハム、スウェーデン語で julskinka )を食べる。11世紀のヴァイキングの時代から伝わっている伝統的な料理である。ハムの塊にマスタードソースを塗って、クローブ(ハーブ)を刺し、15分オーブンで焼く。冷めたものにリンゴのコンポートを添えて食べる。これさえあればスウェーデンの人たちは大喜び。その他、牛肉の肉団子を作り、特別な型でクリスマス・ビスケットを焼く。この家ではすべて手作りだが、今はみんなお店に買いに行くのだと言う。もひとつの手作りはクリスマス用のロウソクだ。作るのに時間がかかるので、12月の初めから準備にとりかかる。(動画はタイトルをクリック!)

L'enchantement des marchés de noël Viennois
■Direction l'Autriche, pour continuer de découvrir les traditions de noël de nos voisins européens. A Vienne, les autrichiens se retrouvent sur les marchés de noël. Il en existe une vingtaine dans la ville.
★シェーンブルン宮殿の前にも大きなツリーが。ウィーンの家庭ではクリスマスの直前まで飾り付けをしない。なぜなら小さなイエスがツリーを運んでくることになっているから。子供たちは当日まで何が起こるか知らされない。アニス、シナモン、ハチミツ、アーモンドの小さなお菓子を家で焼く。「昔はおばあちゃんが焼いてくれて、美味しかったものだ」と今は若いお父さんがオーブンに入れながら話している。寒い日はウィーン子たちはデーメル(Demel 有名なサロン・ド・テ salon de thé)に暖を取りに逃れる。100年以上の伝統を持ち、ショーケースには色とりどりの10種類以上のケーキが並んでいる。ショコラかカフェといっしょに、ホイップクリームをたっぷりつけていただく。華やかなクリスマス市では暖かい特別なポンチを飲む。なぜかそのあとに日本の「ゆず湯」(ゆずはcitron ou pamplemousseと訳されている)のニュースが続く。若返り(jouvence)の効用があると紹介され、温泉に入るおばあちゃんたちが映っている。

Vite, un cadeau pas cher !
■A deux jours de Noël, découvrez nos idées cadeaux à petits prix pour faire plaisir à vos proches et garnir les souliers sous le sapin.
★フランスで行われた調査では、半数の人がクリスマス・プレゼントの予算を削ると答えている。10人にひとりは何も贈らないと答えている。不況の深刻な影響だが、解決法は安く上げることだ。課された使命は5ユーロ(=650円)以内でオリジナルなプレゼントを見つけること。雑貨屋でマグカップ、小物入れ、壁に貼り付ける時計。キーホールダー、ブレスレット、イアリングは若者向けに。あとはココットやグラス。グルメな人にはベルギーのチョコレート(レオニダス)がオススメ。

Les dernières courses de Noël
■A quelques heures du réveillon, les clients se pressent pour récupérer les commandes déposés chez les charcutiers, poissonniers, fromagers ou boulangers.
★クリスマス前の最後のお買い物。リヨンの魚屋さんの様子が伝えられている。中には夜中の食事(réveillon)を待てずに、カキの味見をしながら一杯やっている客もいる。最後に美味しそうなビュッシュ・ド・ノエル(bûche de Noël)が登場。おばあさんは10年以上もこの店で買っているのよと。

★トップの写真はクリスマス・イリュミネーションに彩られたギャルリー・ラファイエット(オペラ座界隈にあるデパート)。タイミング良く、パリ在住のKiKiさん(「学校行かずにフランス語」)から写真付きのクリスマス・メールが届きました。




★translated and commented by cyberbloom

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posted by cyberbloom at 21:49 | パリ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事+トレンド特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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